お子さんのテストの点数が上がらなくて悩んでいませんか?
- 宿題をやってるのに
- 塾に通わせてるのに
- うちの子って勉強できない子なの?
そんな悩みを抱えているお母さんはたくさんいます。
大丈夫です♪
お子さんは「勉強のやり方」を知らないだけなんです。
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えっ!?
「勉強のやり方」って学校で習っているんじゃないの?
ぶっちゃけ言うと、
「勉強のやり方」って学校では教えてもらってないんです。
『ベネッセ総合研究所 小中学生の学びに関する実態調査』では「小学生の40%、中学生の55%は勉強の仕方はわからない」と答えています。
しかも
「勉強の仕方を教えてくれたのは誰ですか?」
という質問に対しては、驚きの結果が出ています。
小学生の場合、82.5%が「お母さん」!
63.0%が「学校の先生」。
つまり、多くの子たちが
いつの間にか身についていた「自己流の勉強方法」を繰り返しているということ。
それがうまくいっている子は成績が高く、間違ったやり方をしている子は成績が上がらないということですね。
おかげさまで15年も塾の先生をさせてもらっていると、ボクの中で勉強の仕方のノウハウが溜まってきました。
だから、ボクの勉強の仕方を厳選し、どんな子もひとつずつレベルを上げていけるように体系的にまとめました。
それが『I canメソッド』です。
最初は誰でもレベル1から
今回のブログの内容を動画でもお伝えしています。
・ブログを読む時間がない
・家事をながらで聞きたい
・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆
だいたい1.25倍速~1.5倍速で聞くとちょうど良いテンポです。
『I canメソッド』はレベル別になっています。
その子の勉強レベルに応じて、だんだんレベルを上げていきましょう。
「基本の勉強法」が身についていないと、上のレベルを試しても効果は薄いです。
かならずレベル1から始めてくださいね☆
今回は「レベル1」は
勉強するときにかならず守ってほしい3つの大切なポイントをお伝えしています。
①途中でヒントは見ないこと
②赤ペンで答えを写さない
③間違えた問題をテキストに記録する
この3つです。
平均点が取れない子はもちろん、400点以上取れている子やすでに学年TOP10に入っている子も見ておいてください。
正しい勉強方法はずーっと使える最強のスキルです。
慌てず
『ゴールデンサイクル』で勉強の仕方を整えて、成果を出していきましょう☆
これから3つのポイントについて詳しく説明していきます。
その前に「レベル1のクリア目標」と「勉強の大前提」からお話しします。
レベル1のクリア目標

レベル1のクリア目標は
『3つのポイントを実践する』
です。
レベル1ではまだ「結果」を求めなくても大丈夫です♪
最初から「結果」を求めると勉強が嫌になってしまいます。
勉強していく上で大切な『3つのポイント』を実践する。
これだけで十分です。
でも、
この3つのポイントだけでも
お子さんの勉強の仕方は大きく変わります。
では、
次は絶対に押さえておいてほしい勉強の大前提についてお話しします。
勉強の大前提

できなかった問題を
次やったときに
できるようにする
『I canメソッド』の基礎。
勉強の大前提です。
レベル1では結果をまだもとめていませんので、今はまださほど気にする必要はありません。
でも、この3行に
「これが勉強のすべてです!」
っていうくらいのボクの考えと想いが込められているので覚えておいてくださいね☆
これを理解し、実践していかないと

授業をマジメに受けても・・・
長時間勉強しても・・・
テキストを終わらせても・・・
すべてムダ
になっちゃいます。
そうならないように、
『I canメソッド』の3つの大切な勉強法を身につけましょう。
3つの大切な勉強法

さて、いよいよ
あなたのお子さんの勉強を変える3つの大切な勉強法をお話ししていきます。
勉強には大きく分けて、4つの基本行動があります。
- 解く
- 丸つけ
- 記録
- 解き直し
今回のレベル1では4つの基本行動のうち
「解く」→「丸つけ」→「記録」
を重点的に身につけていきます。
ステップ1「解く」

ステップ1「解く」のパートで必ず守ってほしいことがあります。
それは
途中でヒントは見ないこと
これが3つの大切な勉強法の1つ目です。
例えば、
- 途中でわからない問題があったときに教科書で調べる。
- 答えをチラ見してしまう。
- 学校のワークやドリルの例題を写してしまう。
これらはよくありません。
なぜなら
問題を解く1番の目的は
「何ができている」
「何ができていない」
を見つけることだからです。
だから、
途中でヒントを見ながら問題を解いている子は何ができていて、何ができていないのかがわからないのです。
途中でヒントを見ながら解いてしまっている子にはある共通点があります。
それは
「学校のワークは丸がたくさんついているけど、テストの点数はあまり良くない」
ということ。
これはおかしいですよね?
練習で完璧にできているなら、学校のテストでも高得点を取れているはず。
でも、
実際にそうなってないのはヒントを見ながら解いているから。
ヒントを見ながら解いているので、丸つけをしていても丸ばかり。
自分の力で解いていないので、本番では解けないんです。
勉強というのは
できなかった問題を
次やったときに
できるようにする
です。
つまり、
「できなかった問題を探し出す」ことが勉強の第一歩になります。
だから、
途中でヒントは見ないこと
忘れないでくださいね♪
あ、そうそう!
もうひとつ伝えたいことが

1ページ以上一気にやらないでください。
一気にやっちゃうと「どこで間違えた」のか、印象が薄くなっちゃうので問題を解くときは最大で1ページがいいですね♪
一気にたくさんするより、
1ページを終えたら、さっさとステップ2の「丸つけ」に進んでしまいましょう!
ステップ2「丸つけ」

ステップ2は「丸つけ」についてです。
ここが今回お伝えする3つの勉強法の中で一番重要です!
それは
赤ペンで答えを写さない
多くの子が丸つけのときに、間違えた問題を赤ペンで写してしまっています。
そうすると、
「できるつもり」
になってしまいます。
これは絶対にダメです。
正確に言えば赤ペンで写すことがダメなのではなく、
なぜ間違えたかを考えていない
のがダメなんです。
なぜなら
「なぜ間違えたのか」がわかっていないと、次も間違えてしまいます。
つまり、
赤ペンで答えを写す
→「できるつもり」になる
→次も同じ間違いをする
という悪魔の連鎖が始まります。
でも、
子どもからしたら
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(言われた宿題を終ったんだから)
勉強した!
って感じなんですよ。
「赤ペンで答えを写す」という悪習慣をもっていると、
勉強しているのに点数がとれない!
となります。
それどころか
がんばっているのに点が取れない。
もう勉強が嫌だ!
ってなってしまいます。
その結果、
ボクは頭が悪いんだ・・・。
と自信まで失ってしまいます。
「正しいやり方」をしていないことで、自信まで失うのはあまりにも悲しいことですよね。
だから、
点数をとって自信を持つためにも
赤ペンで答えを写さない
を実践してくださいね♪
ステップ2「丸つけ」では
赤ペンで写したり、調べたり、質問したりせずに

丸つけは◯か×をつけるだけ。
マルかバツをつけることだけに専念していきましょう。
丸つけを終えたら、次はステップ3「記録」です。
ステップ3「記録」

多くの子たちはノートに丸つけはします。
でも、記録をしません。
ここがポイントです!
間違えた問題をテキストに記録する
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え?
記録するだけでいいんですか?
はい☆
たったそれだけのことですが、めちゃくちゃ大切なことなんです!
しかも、
ほとんどの子が記録をつけてない。
なぜなら、勉強とは
できなかった問題を
次やったときに
できるようにする
「できなかった=できる」にするのが「勉強」です。
つまり、
「できなかった問題」こそが勉強の出発点です。
できた問題よりもできなかった問題の方が大事なので、その問題を記録しておきます。
具体的に記録の仕方はこんな感じですね。

記録はノートではなく、テキストにつけること。
基本的に「問題を解いたノート」っていうのはもう二度と見ません。
だから、
ノートに大切なことを書いても意味がありません。
そのうち忘れちゃいます。
ノートではなく、テキストに記録をつけてください。
普通、間違えるのってイヤですよね。
その気持ちはめちゃくちゃわかります。
でも、
これから点数を取るためにこう考えてください。
間違えた問題こそ
今から伸びるポイント
記録した問題(=間違えた問題)をできるようにしていけば、点数は確実に上がっていきます。
「確実に点数が上がる!」って考えたらうれしいですよね♪
だから、
間違えた問題は「ラッキー☆」って気持ちで記録をつけましょう。
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でも、
いちいち記録するのってめんどくさいんだよな。
その気持ちもわかりますが
ここで「めんどくさい」って思わないでください。
もし記録がなかったら

どこを勉強していいかわからなくなります。
「どこを勉強していいかわからない」ってすべての問題をやり直す方がめんどくさい。
楽して点数をとるためにも記録をしておいた方がいいですよ。
地味地味ジミーなことですが、
間違えた問題をテキストに記録する
効率よく勉強したい人ほど、記録をつけるようにしてくださいね♪
まずはこの3つのポイントを守ってください

もう耳にタコかもしれませんが、何度でもお伝えします。
できなかった問題を
次やったときに
できるようにする
これが勉強の大前提です。
この勉強の大前提をしっかり身につけるために『I canメソッド』レベル1を実践してほしいのです。
- 学校のテストで平均点が取れない子
- 300点〜400点で伸び悩んでいる子
- 各県トップの進学校を目指している子
すべての子に守ってほしいことなので、ぜひ3つの大切な勉強法を守ってくださいね。
実は『I canメソッド』はこれだけじゃありません。
今回は勉強の『4つの基本行動』
- 解く
- 丸つけ
- 記録
- 解き直し
のうちの3つだけ行いました。
ステップ4「解き直し」は説明してないのです。
なぜなら
まずは勉強の大前提と最も大切な3つの勉強法を実践してほしいから。
この部分だけ絞ってお話ししました。
実は
この「解き直し」が点数を取る上で非常に重要なポイントになってきます。
これは『I canメソッド』レベル2でお伝えします。
ですが、
焦らなくても大丈夫です。
①途中でヒントは見ないこと
②赤ペンで答えを写さない
③間違えた問題をテキストに記録する
まずこの3つのポイントを必ず守ってくださいね。
焦らずに確実にレベルアップをしていきましょう♪

この3つの大切なことを守ってくれば必ず成績は上がります。
一緒に正しい勉強を身につけていきましょうね♪
今回は『ゴールデンサイクルの』Lv.1を説明します。