今回の記事の内容を動画でもお伝えしています。
・記事を読む時間がない
・家事をながらで聞きたい
・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆
だいたい1.25倍速~1.5倍速で聞くとちょうど良いテンポです。
Contents
「ノート書き方」を攻略しよう
今回はノート術を教えます。
「ノートの書き方」のポイントを押さえるだけで、ケアレスミスが減ったり、勉強が効率化されるので、勉強初心者はノートの書き方からマスターしていきましょう。
さっそく、
そのポイントをお伝えしていきます。
「ノートの書き方」は3つのポイントを押さえておこう!

文房具の準備でも紹介しています。
ボクのノートのおすすめは
A罫7mmドット付き
です。
これは行の間隔がB罫6mmよりも1mmだけ広いのです。
このたった1mmですが、見やすいノートに大きな影響を与えます。
もちろん、
B罫6mmでもかまいません。
自分で使ってみて、好きな方を選んでくださいね♪
でも、
迷ったらA罫7mmドット付き
準備してほしいオススメの文房具についてはこちらをどうぞ。
それでは、ノートづくりの
基本の3つのポイント
をお話ししていきますね。
【ポイント1】余白!これがすごく大事!

基本の3つのポイントで一番重要になるのが、これです。
余白をたっぷり取りましょう!
余白は『解き直し』のための大事な場所。
勉強において、『解き直し』が超重要です!
『解き直し』こそが「勉強」だと言ってもいいでしょう。
だから、
その『解き直し』をするスペースを作っておくことが大切なんですよ。
ギッチギチで、スキマがまったくないノートは
って感じがするかもしれませんが、まったく効果がありません。
厳しい言い方をすると、その勉強は単なる自己満足の作業になっている可能性が高いかも。
余白は『解き直し』のため。
解き直しこそが勉強。
余白がないノートは「勉強」ができていない!
ノートは1冊100円くらいで手に入ります。
100円ショップでも『7mmドット付き』は手に入ります。
ノートはケチらず、ゆったりと。
スペースを十分にとって使うようにしましょう!
お母さんもノートはたくさん買ってあげましょう。
あ、そうそう!
ノートは一気に買い溜めはしない方がいいです。
3冊くらい予備があれば十分。
それがなくなったら、買いに行ってあげてください。
そして、そのときに
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最近、たくさん勉強してるわね♪
と褒めてあげてください。
小さいことですが、
「勉強してノートが1冊使い切った」
というできごとは、お子さんを褒めるきっかけには最適です。
「ノートを終わらせた」ってなんだか達成感がありますもんね☆
【ポイント2】番号揃えて、スッキリ見やすいノートに

2番目のポイントは
番号をそろえること。
小学生や中学生のノートって、規則性がないんですよ(T . T)
規則性がないから、
どこに何が書いてあるのか、ぱっと見でわかりにくい。
わかりにくいことにメリットなんかありません。
自分が書いた字とはいえ、ぐちゃぐちゃに書いてあったら、見返したくありません。
整理整頓できていない、汚部屋のようなものです。

まさにオーマイゴッドです!
こんな部屋じゃ何がどこにあるのかすぐにわかりませんよね。
番号をそろえて書きましょう!
番号をそろえるように書けば、ノートに規則性が生まれるので一気に見やすいノートに変わります。
番号がそろっていて、ノートが見やすいと、「丸つけをするとき」や「復習をするとき」にすぐに見つけることができるので、疲れにくいし、なにより勉強の効率もいい。
番号がそろっていないノートは
散らかった部屋のようなもの。
番号をそろえて、
見やすくて疲れにくいノートをしよう!
もちろん、本人の性格によって、最初からきちんと番号をそろえてある几帳面さんもいると思います。
それは素晴らしいことですね( ^ω^ )
でも、
大雑把でワイルドな性格の子だったらどうでしょう?
こどもの性格で点数がとれる、とれないが決まったら悲しいですよね。
几帳面さんも、大雑把さんも番号をそろえて見やすいノートを作りましょう。
【ポイント3】見やすいノートは暗記がしやすい

文字を書くときは、できるだけ
大きく、はっきりと
書いてください。
大きく、はっきり書くことで、ぱっと見わかりやすい。
パッと見ただけで内容が頭に入ってきます。
でも、逆に
小さく、ごちゃごちゃと書いてあると、ぱっと見で理解できません。

どうでしょうか?
平家物語の一節ですが、
上の文章は大きく、はっきりと書かれているのでパッと見ただけで頭に入ってきませんか?
でも、
下の文章は同じことが書いてあるけど、小さくて、ごちゃごちゃ書いてあるのでパッと見で頭に入ってきませんよね?
同じ内容が書いてあっても、
大きくて、はっきり書いてあって見やすい
というのは、これぐらい効果が違うのです。
ぐちゃぐちゃに書いてあると、漢字の細部も疎かになって覚えられませんよね。
大きく、はっきり書くだけで、
頭に残りやすいノートに
もしかしたら、
「記憶力が悪い」と思っている人は、記憶力が悪いのではなく、
記憶しにくいノートや、
記憶しにくい字を書いているのかも。
ノートにはていねいな字で書いて、記憶力をアップさせちゃいましょう!
どんなノートがいいか具体的に見ていきましょう!

この図を見てください。
先程、お伝えした3つのポイントが守られていますね☆
- 余白をたっぷり
- 番号をそろえて書きましょう!
- 大きく、はっきりと
まずは
「タイトル」をつけましょう。
問題集などには「章の名前」がついています。
その名前を左上に書いておけば、見やすいですね。
そのとき、ページ数も書いておくと便利です。
ノートと問題集は一心同体。
ノートと問題集が対応していた方が、復習しやすいです。
問題と問題の間にも少なくても1〜2行は空けましょう。もう少し空けてもいいくらい。
無理して問題をねじ込もうと思わないでください。
微妙に入らないときは次のページにいきましょう!

分数を書くときはムリに1行に入れる必要はありません。
かならず2行使ってください。
1行に入れてしまうと、数字が小さくなりすぎて計算ミスの原因になります。
横の行もそろえてください。
段違いになっていると、すごく見にくいです。
番号をそろえて規則性があると、見やすいですよね。
数学の式は必ず書こう
算数や数学の特有のポイントとして、
途中式を必ず書いてください。
そのためには、まず「問題を写す」こと。
よく答えしか書いていない子がいますが、それはダメです。
それが通用するのは暗算で解ける小学生まで。
小学生の高学年くらいになると、通用しなくなります。
そうなる前に、
① 式を写す
② 途中式を縦に書く
③ =(イコール)をそろえる
この流れを身につけておきましょう。
②の「途中式を縦に書く」ですが、これは小学生のうちは「横に書く」と習うんです。
でも、
途中式を横に書いていくと、自分の計算ミスが見つけにくいので計算ミスを起こす可能性が高いです。
もし、今小学生のお子さんが横に書いていたら、「縦書き」にした方がいいですね。
式を横に書いている子は計算ミスが多い!
低学年なら「横書き」でも構いません。
小学4年生くらいからは「縦書き」をオススメします。
英語は下に突き出てもいい!

基本的に英語のノートも
- 余白をたっぷり
- 番号をそろえて書きましょう!
- 大きく、はっきりと
です!
英語の時の注意は一つ!
g、j、p、q、y
この5つの文字を書くときは、下の行に突き抜けて書いてください。

下に突き出して書くので、必ず1行は空けて書くようにしましょう。

よくあるダメな例をピックアップしました。
浮かして書いてしまうと、全体的に浮いてしまって文字のバランスが崩れやすいです。
この他にも
雑な子だと文字の規則性がなく、大文字と小文字の区別がつかない字を書いてしまっています。
ぜひ、お子さんのノートをチェックしてみてください☆

どうですか?
ノートをていねいに書くことで、
- ケアレスミスが減る
- 見やすくて疲れにくい
- 見やすいから暗記がしやすい
という効果があります。
ひとつひとつは大きな効果ではありませんが、勉強の時に毎回書くことを考えたらその効果はバカにできません。
基本の3つのポイントを守って、ていねいで見やすいノートを作ってください☆

ていねいなノートでやる気も高まるよ。
ぜひ、キレイなノートを意識してね!
ふー、勉強したー☆