今回の記事の内容を動画でもお伝えしています。
・記事を読む時間がない
・家事をながらで聞きたい
・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆
だいたい1.25倍速~1.5倍速で聞くとちょうど良いテンポです。
こういった悩みを多くの保護者様から相談されます。
でも、
ボクはこの考え方に100%反対です!
もちろん、
人によって能力に差があります。
すぐにできるようになる子。
なかなか覚えられない子。
能力に差があるのはわかります。
でも、
小学校、中学校は義務教育です。
それなのに
こんなに多くの子が「勉強ができない」っていうのはおかしいんですよ。
特に
勉強できない=頭が悪い
っていうのはちがいます。
「勉強ができないのは頭が悪いから」
は大きな勘違いです
少なくとも15年間、塾の先生をやってきて「頭が悪い」と思った子は一人もいません。
みんな勉強ができなくなっている原因があります
原因はズバリ「勉強のやり方を知らない」から

ズバリ結論からいいます!
・勉強ができない
・自分から勉強してくれない
・勉強しているのに点数が上がらない
これらの原因はすべて
「勉強のやり方」
を知らないからです。
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えっ!?
「勉強のやり方」って学校で習っているんじゃないの?
そう思うかもしれませんが、
「勉強のやり方」って学校では教えてもらってないんです。
『ベネッセ総合研究所 小中学生の学びに関する実態調査』では「小学生の40%、中学生の55%は勉強の仕方はわからない」と答えています。
しかも
「勉強の仕方を教えてくれたのは誰ですか?」
という質問に対しては、驚きの結果が出ています。
小学生の場合、
なんと82.5%が「お母さん」!
「お母さんから勉強を習った」と言っていました。
これにはお母さんたちは
「ええっ!
私は勉強の仕方なんて教えてないわよ!」
そう思うかもしれませんが、
おそらく、
「ノートは1行空けようね」
「こうやって丸つけするのよ」
「漢字は何回も書いて覚えなさい」
「九九はスラスラ言えるまでやろね」
っていう小学生の低学年ぐらいで聞いたアドバイスのことを言っているのではないでしょうか?
「あの程度のこと?」
とびっくりされるかもしれませんが、子どもたちに取ってそれが唯一自分が知っている「勉強のやり方」なんです。
ちなみに63.0%が「学校の先生」。
子どもの勉強の土台を作ったのは80%以上お母さん
学校でも習っているハズです。
でも、
授業もあるのに何十人もいるクラス全員の勉強の仕方を、何度も何度も直している時間はありません。
しかも、先生によって勉強の仕方は違うでしょうし、学年が変わって担任が変わればまた勉強のやり方が変わってきます。
多くの子たちが「正しい勉強のやり方」がわからないままいつの間にか身についていた「自己流の勉強方法」を繰り返しています。
・丸つけをしない子
・赤ペンで写すだけの子
・途中式を書かない子
・解きっぱなしになっている子 など
実際に、ボクも
小学生に直接指導していますが、ノートの書き方や勉強の進め方がみんなバラバラ!
だから、ボクの塾では
まず最初は勉強の流れから教えます。
さらにいえば、
中学生もバラバラです。
多くの子が勉強のやり方を間違えています!
だからこそ、
勉強のやり方を整えれば、点数はグングン上がっていきます。
勉強のやり方ってとても大切なんです☆
その勉強のやり方を学ばずに、「頭が悪い」の一言で片付けないでくださいね。
実は勉強に対して、多くの人が勘違いしていることがあります。
次の章は大切な考えなのでゆっくり読み進めてくださいね♪
多くの人が「これ」を勘違いしている

多くの人が勘違いしていることがあります。
それはこれ!
成績がいい人=頭がいい
これは大きな勘違いです!
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頭がいいから成績がいいんじゃないの?
もちろん、まるっきり間違いではありませんが、頭がいいから成績が良いわけではありません。
ボクがお伝えしたいのは
成績がいい人=解ける問題が多い人
ということです。
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だから
頭がいいから問題がたくさん解けて、成績がいいんでしょ?
実はそうではないんです。
学校で習う問題は基本的なパターンが決まっています。
だから、
その問題の解く方法というのがあるのです。
簡単に言えば、
この問題が来たら、こうやって解く。
この問題の場合は、この公式を使って解く。
というように、問題の解くためのパターンがあるんです。
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そんな簡単に解けるとは思えないけど・・・。
確かに簡単ではありません。
単語や用語などは暗記しないといけないですし、解き方がわかっていても自分で解けるように練習はしなければいけません。
そのための努力は必要です。
ですが、
その解き方さえ身につければ、誰でも解けるようになります。
料理に例えるとわかりやすいです。
まずはレシピを見たり、誰かに教えてもらったり、作り方を学ぶ必要があります。
料理をするとき、
いきなり作り出すことはしませんよね?
『初めて作ったハンバーグ』を思い出してください。
ハンバーグを作るのに何が必要なの?
牛肉?豚肉?
つなぎ?なにそれ?
ひき肉を固めて焼いただけじゃだめなの?
玉ねぎは先に炒めておいた方が甘味が出るの?
あめ色ってどのくらい?
あっ、お肉には下味をつけるの忘れた!
塩少々って何g?
えっ?
丸めるとき真ん中を凹ませるの?
最初に強火?
途中から蒸し焼きにする?
どのタイミングで?
なんで中まで火が通ったかわかるの?
あ・・・
真っ黒焦げになっちゃった・・・。
これらのことをすべて「料理の才能」でやっていますか?
特別な才能はなくても、その作り方を学べば誰でも作れるようになる。
これらをすべて試行錯誤の自己流でやり続けると・・・
「黒こげハンバーグ」が大量生産されちゃいますね(笑)
そして、
ハンバーグの次はカレーライスや餃子、煮物なんかもいいですね。
これらも
初めは誰でも初心者。
でも、
作り方を知っているから、失敗せずに作れるようになるんですよね。
つまり
作り方をたくさん知っている人=
作れる料理のバリエーションが多い
ってことですね♪
だから、
勉強もこれと同じで
点数がいい子は頭がいいのではなく、
解き方を知っているから解ける問題が多い
ということです。
先ほども言いましたが、
作り方を知っていたとしても、イキナリ料理ができるわけじゃありません。
包丁の使い方はぎこちないし、火加減もよくわからない。
最初はレシピを確認しながら料理しなければいけないでしょう。
美味しく作るためにはそれなりのスキルが必要です。
作り方だけ知っていてもダメなんですね。
勉強も同じです。
各問題には解き方を教えてもらっても、自分の手で解いてみないと実際に解けるようにはなりません。
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入試とか難しい問題はどうなの?
習ってない問題も出てくるでしょ?
これも料理に似ています。
最初のうちはレシピ通りに作ることしかできません。
でも、
慣れてくればだんだんレシピを確認しなくても作れるようになるし、アレンジもできるようになりますよね。
そして、
作ったことがない料理でもレシピに頼らなくても、経験で作れるようになってきます。
それと同じで、
勉強でも基本の解き方が身についてくれば、応用問題も解けるようになってくるんですよ。
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確かに!
いつの間にか冷蔵庫のあまりものでパパッと作れるようになったわね♪
多くの保護者さんや子どもたちが「頭が悪いから勉強できない」って思っているみたいですが、そうじゃないんですよ。
次の章ではたくさん問題を解けるようになるために「2つの大切なこと」をお伝えします。
勉強で大切な2つのこと

勉強に大切なことは、この2つです。
勉強のやり方
継続力
先ほど
点数を取る=問題を解けるようにする
ということをお話ししました。
そのためには「勉強のやり方」がとても大切です。
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たくさん問題を解けるようにしよう!
と意気込んでも
やみくもに行動しても、なかなかできるようになりません。
勉強には正しい勉強の仕方があります。
料理でいえば、
包丁の使い方や料理器具の使い方ですね♪
初心者がレシピを見たからといって、必ず作れるようになるとは限りません。
そうやって
何度も試しているうちに
「自分には料理のセンスがない」
といって諦めてしまうのです。
料理のセンスがないって言うだけならいいです。
勉強の場合は
「勉強ができない」=「頭が悪い」
となって、自信まで無くしてしまいがちです。
これは親として一番悲しいことです。
ボクはそういう子どもを減らしていきたい。
だから
何度だって言います。
点数がとれないのは頭が悪いわけじゃありません。
正しい勉強のやり方を知らないから、問題が解けないだけ。

やみくもに勉強するのはもうやめてください。
我が子の才能を疑う前に
ボクと一緒に「正しい勉強のやり方」を学んで一緒に点数をとりましょう☆

焦らなくても大丈夫です!
「勉強のやり方」を身につければ必ず点数は取れるようになります!
勉強できないのは、やっぱり頭が良くないから?