【マインドセット】「頭が悪いから勉強できない」って呪いを解除せよ

勉強できないのは、やっぱり頭が良くないから?


こういった悩みを多くの保護者さんから相談されます。

でも、
ボクはこの考え方に100%反対です!


もちろん、
人によって能力に差があります。

すぐにできるようになる子。
なかなか覚えられない子。

能力に差があるのはわかります。

でも、
小学校、中学校は所詮、義務教育です


それなのに
こんなに多くの子が「勉強ができない」っていうのはおかしいんですよ。


特に
勉強できない=頭が悪い

っていうのはちがいます。

「勉強ができないのは頭が悪いから」
は大きな勘違いです



少なくとも15年間、塾の先生をやってきて「頭が悪い」と思った子は一人もいません。



みんな勉強ができなくなっている原因があります。

それは・・・

原因はズバリ「勉強のやり方を知らない」から

ズバリ結論からいいます!

・勉強ができない
・自分から勉強してくれない
・勉強しているのに点数が上がらない



これらの原因はすべて
「勉強のやり方」
を知らないからです。

えっ!?
「勉強のやり方」って学校で習っているんじゃないの?



そう思うかもしれませんが、
「勉強のやり方」って学校では教えてもらってないんです。


『ベネッセ総合研究所 小中学生の学びに関する実態調査』では「小学生の40%、中学生の55%は勉強の仕方はわからない」と答えています。



しかも

「勉強の仕方を教えてくれたのは誰ですか?」

という質問に対しては、驚きの結果が出ています。


小学生の場合、
なんと82.5%が「お母さん」!

「お母さんから勉強を習った」と言っていました。

これには

ええっ!
勉強の仕方なんて教えてないわよ!



そう思うかもしれませんが、
おそらく、
「ノートは1行空けようね」
「こうやって丸つけするのよ」
「漢字は何回も書いて覚えなさい」
「九九はスラスラ言えるまでやろね」

っていう小学生の低学年ぐらいで聞いたアドバイスのことを言っているのではないでしょうか?



「あの程度のこと?」


とびっくりされるかもしれませんが、子どもたちに取ってそれが唯一自分が知っている「勉強のやり方」なんです。


ちなみに63.0%が「学校の先生」。

子どもの勉強の土台を作ったのは80%以上お母さん



学校でも習っているハズです。

でも、
授業もあるのに何十人もいるクラス全員の勉強の仕方を、何度も何度も直している時間はありません。

しかも、先生によって勉強の仕方は違うでしょうし、学年が変わって担任が変わればまた勉強のやり方が変わってきます。


多くの子たちが「正しい勉強のやり方」がわからないままいつの間にか身についていた「自己流の勉強方法」を繰り返しています。

・丸つけをしない子
・赤ペンで写すだけの子
・途中式を書かない子
・解きっぱなしになっている子
など



実際に、ボクも
小学生に直接指導していますが、ノートの書き方や勉強の進め方がみんなバラバラ!

だから、ボクの塾では
まず最初は勉強の流れから教えます。

さらにいえば、
中学生もバラバラです。
多くの子が勉強のやり方を間違えています!


だからこそ、
勉強のやり方を整えれば、点数はガンガン上がっていきます。


勉強のやり方ってとても大切です

その勉強のやり方を学ばずに、「頭が悪い」の一言で片付けないでくださいね。




実は勉強に対して、多くの人が勘違いしていることがあります。


次の章は大切な考えなのでゆっくり読み進めてください。

多くの人が「これ」を勘違いしている

多くの人が勘違いしていることがあります。

それはこれ!

成績がいい人=頭がいい

これは大きな勘違いです!

頭がいいから成績がいいんじゃないの?




もちろん、まるっきり間違いではありませんが、頭がいいから成績が良いわけではありません

ボクがお伝えしたいのは

成績がいい人=解ける問題が多い人

ということです。

だから
頭がいいから問題がたくさん解けて、成績がいいんでしょ?


実はそうではないんです。


学校で習う問題は基本的なパターンが決まっています。


簡単に言えば、

この問題が来たら、こうやって解く。

この問題の場合は、この公式を使って解く。


というように、問題の解くためのパターンがあるんです。

そんな簡単に解けるとは思えないけど・・・。


確かに簡単ではありません。


単語や用語などは暗記しないといけないですし、解き方がわかっていても自分で解けるように練習はしなければいけません。


そのためのある程度の努力は必要です。

ですが、
その解き方さえ身につければ、誰でも解けるようになります。



料理に例えるとわかりやすいです。


料理はレシピがあります。

だから、誰でも料理が作れますよね。


レシピを見れば誰でも作れるけど、包丁の使い方や塩加減なんかは経験して覚えていかないと、うまく作れません。


そして、料理に慣れてきて、知ってるレシピの種類がたくさんある人が料理が上手ってこと。

これには特別な料理センスはいりません。

作り方をたくさん知っている
=作れる料理のバリエーションが多い



勉強も同じです。

解き方がほぼ決まっていて、練習すれば誰でも解けます。

そして、そのいろんな問題の解き方を知っている人が、たくさんの問題が解けて、点数がとれるんです。

たくさんの解き方を知っている
=解ける問題の数が多い

=点数が取れる


ということです。

入試とか難しい問題はどうなの?
習ってない問題も出てくるでしょ?


これも料理に似ています。

最初のうちはレシピ通りに作ることしかできません。


でも、
慣れてくればだんだんレシピを確認しなくても作れるようになるし、アレンジもできるようになりますよね。

そして、
作ったことがない料理でもレシピに頼らなくても、経験で作れるようになってきます。



それと同じで、
勉強でも基本の解き方が身についてくれば、応用問題も解けるようになってくるんですよ。

確かに!
いつの間にか冷蔵庫のあまりものでパパッと作れるようになったわね


多くの保護者さんや子どもたちが「頭が悪いから勉強できない」って思っているみたいですが、そうじゃないんですよ。



だから、「頭が悪いから勉強できない」って思い込みは、自分自身にかけた呪いのようなもの。


今からは

「頭が悪いからできない」

じゃなくて

この問題の解き方はまだ知らないだけ

今から正しい勉強のやり方を身につけて、ガンガン点数をとっていきましょう。

焦らなくても大丈夫。
「勉強のやり方」を身につければ必ず点数は取れるようになる。
勉強は攻略できる!

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