【大学受験戦略】ここが差になる!受験後の過ごし方 高校1年から大学受験は始まっている

受験が終わってからが本当の勝負

「受験がおわったーーー」

ってホッと一息つきたいところですが、絶対に知っておいてほしいことがあります。

それは・・・・

今からが本番だということ。


中学生が受ける高校受験ってのはいわば
「勉強のチュートリアル」


そして、今からが本当の勉強が始まります。

なぜなら、

「高校受験」は県内の学校から選ぶ。

「大学受験」は全国の大学から選ぶ。

つまり、
今まで戦う相手は同じ県の同級生だったけれど、これからは全国の同級生と戦わないといけないということです。

まさに、全国大会。

当たり前ですが、県大会より簡単な全国大会なんかありえませんよね。



しかも、それなりの大学に行きたいと思ったら、高校1年生のうちから受験勉強をスタートをしておかないといけません。

なぜなら
入学してしばらくしたら、学力順位がほぼ固定してしまうからです。



例えば、入学当初はほとんど差がなかったとしても、高校生活の3年間で天と地ほどの差がつきます。

そんなことを言うと、

「私はギリギリで合格したから〜」

と言う子がいますが、それも間違い。




多くの場合、圧倒的な上位以外はほとんど点差はありません。

入試の結果でいえば20〜30点ほどの差です。


それが高校3年生のときには、到底埋められない差になってしまうんです。

だからこそ、受験を終えた後の3月・・・

「空白の0学期」
が大切になります。



特に推薦で合格した人や私立専願の人は2月上旬に進路が決まってしまうため、高校入学まで約2ヶ月間も宙ぶらりんの期間ができてしまいます。


これは夏休みよりも長い期間で、しかも受験が終わったばかりだから開放感がハンパないですよ。

放ったらかしはガチでやばいです。

今まで勉強がんばってきたことが嘘のようにリセットされます。

特に英語は高校の初めからガチれ!

高校に進学したら、絶対にやっておかないといけないのは「英語」

英語の得意、不得意で高校生の勉強が大きく変わります。

それほど高校英語は重要です。



聞いたことがあると思いますが、高校に入ると「理系」と「文系」に分かれます。

理系も文系も関係なく、英語は必須でやらなければいけないんです。


英語からは逃れることはできません。
これはマジ。

数学や理科だけで受験できる大学もありますが、そういった学科は「数学のスペシャリスト」の集まりで、合格基準がものすごく高かったりします。

ちょっとくらい「数学が得意」のレベルじゃ太刀打ちできないでしょう。

だから、英語はしっかり勉強しておかないといけません。

英語は高3夏までに資格試験をとっておけ

実は英語は他の科目に比べて、めちゃくちゃ優遇されています。

具体的には、多くの大学で「英語資格がそのまま点数になる」からです。
※各大学によって変わります。


例えば、金沢大学だと英検準1級ほどの実力で9割(180点)の点数が保証されます。

受験のときに、英検準1級くらいのCSEスコアを提出すれば、本番で英語のテストを受けなくても180点はもらえるということです。



これってめちゃくちゃメリットがあります。

・本番当日、失敗するリスクがなくなる。
・何度も受けることができる。
・受験間際に英語の勉強がしなくていい。
・英語力が高まり、今後に活かせる


受験において、英語の勉強をしなくてもいいってすごくいいですよね。

ボクの運営しているオンライン塾『I can・・・はちやま塾』の卒塾生、かなちゃんもこの制度をつかって受けました。

彼女は高校3年生の初期段階で、基準をクリアしていたので高校3年生の時はほとんど英語の受験勉強していません。

その分、数学や国語などの科目を勉強することができました。

高校に入った段階で、英語をガチると大きなメリットが得られます。

そのためには「単語力」が必須スキル

高校に入る前に「単語」をしっかりと覚えておいてください。

高校英語は単語が8割です。

ぶっちゃけ、文法は新しく習いますが、そんなものは後からでも勉強できますし、しかも中学の基本ができていればなんとかなります。

でも、単語は別です。

単語はひたすら暗記をするということをしていかないと到底解けません。



高校受験で必要な単語数は「1600語〜1800語」でしたが、

大学受験では「4000語〜6000語」が必要だと言われています。



そのときにできれば「発音」も一緒に覚えてください。

正しい発音を知らないと、リスニングができなくなります。



例えば、石川県の公立高校入試だと英語の100点中31点がリスニングでした。

しかし、大学入試の共通テストでは筆記100点+リスニング100点です。

つまり、
リスニングは筆記試験と同じだけ重要だと言うことです。

だから、
高校受験が終わったら、「英単語の暗記」は始めておいた方がいいでしょう。

おすすめ英単語帳

各学校で使っている単語帳は違いますが、ボクのオススメは『システム英単語』です。

一番オーソドックスで使いやすい。

1,100円ほどなので、「学校に入学するまでの勉強用」として買っておいても損はありません。

どのみち最初に出てくる単語はあまり差はないので。

単語は高校2年生までには全部覚えておきたいです。

おすすめ英語系YouTube

ボクのオススメの発音の動画を貼っておきます。

せっかく学ぶなら発音記号も知っておいた方がいいです。

正しい音を知っていないと、リスニングが聞き取れないからです。



よく「英語の音を聞き取って、真似ればいい」ということも聞きますが、ボクは絶対音感のような音を聞き取るセンスはありません。

だから、発音記号の知識を使って、音を補完して学んでいます。


発音記号自体はそこまで難しいものではないので、1ヶ月もあれば余裕で覚えられます。

AtsueigoさんのYouTubeは発音テキストもダウンロードできるので、それもダウンロードして勉強すると覚えやすいです。

数学はめちゃくちゃ時間がかかる!

今明かされる「記録」の秘密

ここである秘密を明かします。

勉強のゴールデンサイクル、

解く
丸つけ
記録
解き直し


の中の記録。

実は中学レベルでは、そこまで重要ではないんです。

中学レベルの勉強なら、そんなに記録にこだわらなくても大体の問題は解くことができますから。

でも、ボクがなぜ「記録」にこだわっていたかというと、それは「高校に入ってからのため」です。


高校に入ってからは、数学が鬼のように難しくなります。

そして、量も多い。

1問理解して、解けるようになるまでに膨大な時間がかかります。

それは中学校の勉強の比ではありません。


「できるまで何度も繰り返す」

これは中学の勉強でよく言われていることですが、これが高校になると相当難しい。


ぶっちゃけ、問題量が多すぎて「何度も繰り返す」ってできないんです。

だから、「できない問題」に絞って勉強する必要があります。

そのために、できない問題を必ず「記録」しておかないといけないんです。

数学は工夫しないと、かなり厳しい


数学は最初「展開&因数分解」から始まります。

ですが、桜丘高校以上の上位校は最初の単元は春休みまでに済ませておいてください。

中3で習った「展開&因数分解」。

あれがもうちょっとパワーアップして戻ってきます。


高校からしたら、
「そのくらい、授業で教えなくても自分でやっておいてよ」って感じです。

少なくとも、「因数分解のたすきがけ」くらいは自力でできるようにしておきましょう。
※その年度にもよりますけど、大抵は春休みの宿題で出てきます。


また、高校の数学は難しく量も多いので、一番勉強に時間を費やさないといけないでしょう。

自力で勉強するのもありですが、塾に行くのもいいでしょう。

ただし、高校の塾はきちんと選ばないと、「学校の勉強+塾の課題」となってめちゃくちゃ大変になります。


その結果、作業的な勉強になってしまって、どちらも点数がとれなくなってしまう・・・。

最悪のスパイラルに落ちます。

塾に行くのはいいけど、まずは自分の勉強のやり方を整えてくださいね。


もちろん、皆さんにお伝えしている『勉強の攻略法』は高校でも使えるので、忘れないようにしてくださいね。




あと、おすすめなのは「自分より成績がいい友達をつくる」ということ。

ちょっとしたことだったら、友達に教えてもらった方が早いです。

早くクラスに馴染んで、友達と一緒に成績を上げていきましょう。

協力して成長することこそ、人間の叡智です。



でも、英語や数学ばかりやって、他の科目をおろそかにしないようにしてください。

国語 現代文、古典(古文&漢文)
数学 数学ⅠA、数学ⅡB
英語 grammer, communication
理科 生物、地学、物理、化学
社会 日本史、世界史、地理、政治経済、倫理など


教科が中学生のように、「国語」「理科」のように1つずつではなく、国語でも「現代文」「古典」のように複雑になりますので、十分に気をつけてください。

高校に行ったら・・・

そうはいっても、受験が終わった直後の中学生には羽を伸ばしてほしいので、そこまでガッツリ追い込む必要はありません。


でも、本気で大学受験で成功させたいなら、人より早く勉強を始めましょう。

勉強にフライングはいくらでもしていいのです。

そして、戦略的に勉強して、部活や遊び、恋愛などの高校生活を楽しんでください。

戦略的に英語を攻略『かなえいご』この春スタート!

最後に告知があります。

『I can・・・はちやま塾』の卒塾生、かなちゃん。

そのかなちゃんが個別指導塾を立ち上げました。

その名も・・・

【かな先生 プロフィール】
日本語、英語のほかに韓国語を独学でマスターし、現在中国語を勉強中。勉強始めて1年未満で日常会話レベルを習得。「レポート課題が苦手で、いい評価受けられないんです」って言っていたくせに、学類1位だったりする。泉丘高校卒。金沢大学在学中。

高校1年生から始める戦略的英語攻略。
中間・期末テストに向けた勉強以外に、大学受験を意識した英語資格試験対策を行う個別授業をおこないます。
・1クラス3人まで。
・授業時間20:00~22:00
・対面&オンライン
・質問LINE対応

最大定員:5名まで

本気で大学受験を考えている人は公式LINEで「かなえいご希望」と入力してください。

かな先生の『かなえいご』はボクもオススメ。
英語は大人になってからも、TOEICなどで必須だからね


大学受験を目指しながら、英語の基礎力を固めた方が絶対にいい!


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