これはI can・・・はちやま塾が
できる前の話。

ある個別指導塾で
講師兼教室長をしていたボクは
あるジレンマを抱えていた。

個別指導形式は
生徒の能力に合わせて教えやすい。

その反面
生徒自身が自分の立ち位置を
把握しにくい
というデメリットがあった。

その子はがんばっているつもりでも、他の子に比べると
勉強量が圧倒的に少ない。

個別指導だと
他の生徒の様子がわからずに
自分の立ち位置に気が付かない。

生徒の自発的な勉強を促すには
「みんなが勉強する」
という場の力が非常に大事になる。

だからこそ、ボクは
「I can・・・はちやま塾」を
一斉授業形式にする
と決めていた。


ただ、一斉授業形式にも
デメリットがある。

一斉授業形式だと
どうしても個別の対応が
行き届かないことがある。

そこでボクは
質問対応に力を入れた。

わからない問題は
個別に質問してもらうことで
その子の能力に合わせた
教え方ができる。

I can・・・はちやま塾の生徒のことは
すべてボク自身が把握している。

その子の能力や理解力に合わせて
説明をするようにしている。

習うべき基本は
授業で一斉に教える。

わからない問題や悩み相談は
個別に対応する。

この２つのスタイルが
ボクの最速×効率の勉強スタイル。

月日が流れ
その質問対応のこだわりは
さらに進化した。

質問がLINEで
できるようになった。

わざわざ生徒が塾に来なくてもいい。
時間もいつだっていい。
ボクが他の学年の授業をしていても
質問することができる。

ボクはその質問に対して
動画で解説する。

もちろん
質問をくれた子の学力に合わせて
解説動画を作るのは変わらない。

その上で動画だから
いつでも何度でも見直しができるし
倍速で流すこともできる。

さらに学年全体のグループで
解説動画をシェアすることで
同じ問題が解けなかった生徒にも
伝えることができる。

個別で答えているのに、
全員の役に立つ。

まさに
One for All
（ひとりがみんなのために）

この質問LINEは
長年ジレンマを抱えていた
ボクが導き出した
一斉授業×個別対応
の最適解