【2024年版】最新石川県総合模試分析『総合模試の結果どうだった?』

この記事はボクが書きました。

『I can・・・はちやま塾』塾長塾歴18年|元・大手塾の教室長を経て、2010年に独立|オンラインをメインで授業する|授業のわかりやすさ、おもしろさが好評|石川県だけでなく、県外や海外からの生徒が集まる|石川県の受験情報や勉強の攻略法を発信|たった1ヶ月で39点→91点|半年で100点up|「夢を叶えるために学ぶ」を生徒に伝えるため、自分自身もバックパック一つで世界中を旅をする|2022年世界一周達成|2023年海外100日生活|2024年はVtuberになった|


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石川県最大の受験者数を誇る『石川県総合模試』が始まり、受験も本格化していきます。

志望校の合格には総合模試の解き直しは必須!

いっしょに模試を振り返って、偏差値を上げて、志望校を合格しましょう。

2024年度 石川県総合模試からみる推定合格偏差値表

※各高校の合格基準の一覧です。石川県総合模試の合格判定(偏差値)を元にしていますが、はっち塾長の推定で作成しているので、実際の模試と誤差がある場合もあります。

最新の入試予測【第2回から見る2025年石川県高校入試】

第2回石川県総合模試 (2024年8月25日実施)

模試直後の総評

総合模試が終わった日。
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いっしょに自己採点をしていきましょう。

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平均点と標準偏差一覧

教科平均点標準偏差
国語57.2点12.52
理科50.8点19.39
英語53.5点21.18
社会50.1点19.76
数学51.2点18.15
合計262.7点79.82

結果発表後の総評

国語

国語は平均点が57.2点と5科目の中で最も高く、標準偏差から推測するに多くの人が57点前後に集中しているはず。

今回の国語も第1回と同じく比較的読みやすく、点数がとりやすい問題だった。
その反面、間違えている問題は多くの人が間違えている(正答率が低い)ので、平均点に集中したのだろう。
特に予想通り、大問2の問3は答えにくかった。
ボクが模範解答を見ても、文中からはそこまで深く書ききれなかった。

そして、同じく大問2の問7も難しかった。
ただ、こちらは大問2の問3に比べるとまだ書きやすい。
条件である「変化前」と「変化後」の気持ちを二つ書けばいくらか点数になっていたんじゃないかな。

大問3の問5、大問3の問7も予想通り、正答率が低め。
でも、こちらはそこまで難しくないので、見直し必須で「どこをどう読んでいけば模範解答になるのか」を確認しておくといいね。

実は「国語の勉強は、テストを受け終わってからが本番」というべきもので、答案が返ってきてから、自分の答えと模範解答を見比べて、「なにを」「どのように」答えればよかったのかを、解説をもとに見比べてみよう。

理科

極端に難しい問題もなく、非常にオーソドックスな問題だった。

やばい問題を挙げるとすれば、模試直後の総評でも言った通り、大問1の問4(1)はすごく難しかったようだ。正答率が4%って「もう少しできてない?」って感じだったけど、現時点ではかなり難しい問題だから、解説動画『難問を何問かやってみた』を100回見て絶対に見直しておいてね。

大問4の問3(3)のレンズを通る光の作図の問題。
大問5の問4(1)の等圧線と風に関する記述問題。
大問6の問3(2)のコイルの中の磁界の記述問題。


この3つが20%〜25%くらいの問題だった。
実は理科はこのくらいのレベルの問題が取れるようになっていれば、大きな差になる。
勉強すれば解ける問題だし、このレベルの問題をしていこう。

英語

英語はボクがいうところの典型的な「英語曲線」。つまり、おまんじゅうのような分布になっている。
これが何を表すかというと、すでに英語がスラスラ読めている人は多少難しい長文を解いても高得点を取れるが、苦手な人はとことん苦手でほとんど点数がとれない。
今回の模試で平均点が取れないのであれば、長文を読み、速攻で「単語チェック」と「文法チェック」をしてほしい。

まずはリスニング。
最初のA問題は意外と正答率が低かった。
実際にボクも聞いてみたけど、ひっかけ問題だったんだよね。
聞こえてきた単語と実際に答えなきゃいけない答えが違うってのは、リスニングではよくあること。
だから、「全部の問題がひっかけ問題じゃないか?」って意識で聞いてほしい。
A問題はちょっと難しかったけど、それ以外の問題は比較的簡単だったから、そこで点数を稼げばいい。

ちなみに、ボクも英語の勉強をしてて、あることを継続しているとかなりリスニングも良くなってきた。※まだネイティブ同士の会話は聞き取れないけど(汗)
やっぱり、ポイントを押さえてトレーニングすれば必ず聞けるようになる。

全体の正答率を見ると案の定というか、英作文の正答率は低い。
まあ、そりゃそうかって感じ。
さっき書いたとおり、英作文は「できる子はできる」し、「できない子はできない」。
でも、ボクが考えていた以上に解けていた。
英語はいい感じだったと思う。

それでも英語で平均点を取れなかった人は英作文の勉強をするよりも、単語と文法をきちんとできるようになれば、英作文もできるようになるから、そちらを優先した方がいいよ。

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社会

社会は第1回模試に比べると点数は取れている。
夏の勉強で基本的な用語がある程度取れるようになった生徒も多いようだ。

しかし、出題されている内容を見るともう少し平均点が高くても良いと思ったのだけど、記述問題の採点基準が厳しいのかな。

記述問題を具体的に見直して、どんなところで減点されているか確認してみよう。

大問1の問1(1)の赤道の全長4万kmを答える問題が正答率29%って低くない?
まあ、知らないものは解けるわけがないから、この機会に覚えておきたい。

大問2問2の中国での出来事を正しい順に並び替える問題。
これは難しい!
ボクはイの孔子がいつの時代の人なのかさっぱりわからなかった。
やっぱり、社会は知らないと答えられない問題が多いから手強い。

大問4問2も激ムズ。
「室町時代に起きたできごとをすべて選べ」という問題。
マニアックなところばかり出てきた上に、選択肢4つのうち3つが正解って・・・そりゃ正答率下がるわ。

そのほかにも大問5の問3のスペインを答える問題。
中学生にイベリア半島って言われてもピンとこないよね。

大問6の問3の「板垣退助」についての「〇〇〇〇を設立するための建白書」を漢字4つで答える問題。おそらく「選」を「撰」ってかけてなかったんじゃないかな?
これも正答率が思ったより低かった。

社会は知ってるのは楽に解けるけど、知らないのはまったくわからないっていうオンとオフがはっきりした科目。
これからも勉強しまくって、知識をつけていこう!

数学

数学は前半の大問1〜大問3が簡単だったため、平均点が高くなっている。
※というか、第1回総合模試が低すぎだった。

大問6の「平面図形」もそこまで難しい問題ではなかった。
(3)も、説明を多少省略しても、合同な図形に気が付くことができたら解けるので、勉強しておく価値はある。
※下にスクロールして解説動画『難問を難問か解いてみた』を見てね。

大問7も(1)(2)は解ける。
(3)は入試の時期になっても、解けるかどうかわからない問題なのでスルー。

比較的簡単な問題が多かったので、「青ペン&緑ペンチェック」で、解ける問題をひとつずつ拾っていこう。

全体

全体を見て、どの科目も非常にバランスが良い模試だったと思う。

特に夏の終わり(8月25日)に行われたため、夏の勉強の成果を測るのに最適だったのではないだろうか。

そういった視点で言えば、今回間違えてしまった問題は「絶好の復習チャンス」になるのでぜひ復習をしておいてほしい。

難問を何問か解いてみた

第1回石川県総合模試 (2024年7月7日実施)

模試直後の感想

総合模試が終わった日。
17:00~18:00の時間帯で模試の感想YouTubeライブを開催しています。

いっしょに自己採点をしていきましょう。

見逃さないように。チャンネル登録しておくと通知がいきます。

平均点と標準偏差一覧

教科平均点標準偏差
国語61.0点16.86
理科43.8点18.71
英語50.6点19.21
社会43.2点19.01
数学34.5点14.48
合計230.5点76.95

総評

国語は、事前に解いたとおり読みやすい文章だったため平均点は非常に高かった。

特に難しい問題はなかったため、この問題で点数が取れないのは、シンプルに文章に慣れていない可能性が高い。
基本的な読解力が身についていないと思われるので、夏休みは勉強に加えて1日30分くらいの読書時間を取り入れる必要がある。

理科については、まだまだ夏休み前ということで、受験生の実力不足があったのだろう。

思ったよりも平均点は低いと感じた。
このテストであれば46~47点くらいになっていたはず。
夏休みの間にどのくらい基本を押さえていけるかがカギ。
次回の模試も注意深く見たい。

英語は、初めての長文読解をする人も多くいたと思うが、英作文の割合が少なく、比較的点数がとりやすい問題だったと言える。

この平均点ぐらいで妥当である。
ただ、英語に関しては「できている人」「できていない人」の差が大きいので、平均点を下回っている人は夏休みに単語と文法の基本を総復習して、秋以降に長文読解練習をするべき。

社会も、理科と同じく、夏休み前のなので、まだ実力不足感を感じた。

夏休みは地理、歴史を中心に勉強しよう。
地理は各地域の特色を理由を含めてまとめる。
歴史は用語を暗記するだけではなく、年表を傍に置いて、「用語+時代の流れ」を押さえておくことをお勧めする。

数学は、現段階では難しい問題が多かった。

「ものすごく難しくて点数が取れない」ということではなく、「どの問題も少しずつ難しい」という感じで、ある一定以上のレベルを超えていない子は20点〜40点くらいになってしまう。
しかし、問題自体は良い問題なので、今から丁寧に解き直しをしてレベルアップを図ってほしい。

全体を見ると、夏休み前なので仕方がない。

今回、国語が突出して簡単だったので、国語が得意な子は偏差値を伸ばし、合格率が伸びる。
逆に、国語と英語が苦手で、数学と理科が得意な子は偏差値が上がらなかっただろう。

特に、学校のテストで300点〜350点くらいの子は、国語以外のどの科目でも手応えが感じられず、かなり点数が低くなっているかもしれない。
でも、落ち込まないでほしい。

まだ受験は始まったばかり、今回の第1回石川県総合模試を通じて、自分の課題を見直して、夏の間に勉強に打ち込んで、基礎力を作って実力アップをしよう。

難問を何問か解いてみた

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