できる中学生は「確実に80点」をとるため〇〇にこだわっています

この記事はボクが書きました。

『I can・・・はちやま塾』塾長塾歴18年|元・大手塾の教室長を経て、2010年に独立|オンラインをメインで授業する|授業のわかりやすさ、おもしろさが好評|石川県だけでなく、県外や海外からの生徒が集まる|石川県の受験情報や勉強の攻略法を発信|たった1ヶ月で39点→91点|半年で100点up|「夢を叶えるために学ぶ」を生徒に伝えるため、自分自身もバックパック一つで世界中を旅をする|2022年世界一周達成|2023年海外100日生活|2024年はVtuberになった|


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今回の記事の内容を動画でもお伝えしています。
 ・記事を読む時間がない
 ・ながらで聞きたい
 ・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆

だいたい1.5倍速~2倍速で聞くとちょうど良いテンポです。


なぜ多くの子が学校で授業を受けても成績が上がらないのでしょうか?

それは・・・・

勉強のやり方ができていない
・必要最低の勉強量が足りていない
・勉強習慣が整っていない

からです。

断言できますが、決してアタマが悪いからじゃありません。

勉強のやり方を身につけ、
必要最低限の勉強量を行なって、
その結果、勉強習慣を整える

そうすれば、かならず成績は上がります。

そこで今回は成績を上げるメカニズムとボクの塾『I can・・・はちやま塾』の実際にやっている勉強のやり方を交えてお伝えしていきます。

こんな人にオススメ

  • 勉強のやり方がわからない。
  • 勉強しているのに、点数が上がらない。
  • I can・・・はちやま塾の勉強ってどんなのか気になる。

確認テストの目的とその仕組み

『I can・・・はちやま塾』では、生徒の成績を確実に上げるために、毎回の授業で

確認テスト

を行なっています。

これはシンプルに「前回の授業の内容をできるようにしてきたか?」を確認するテストです。


そして、もうひとつ大事な役割があります。

それは「正しい勉強のやり方を身につけているか?」を確認すること。

確認テストがクリアできるようになっていると、

先ほどの
勉強のやり方を身につけ、
必要最低限の勉強量を行なって、
その結果、勉強習慣を整える

という勉強の基本のやり方が身につきます。

この勉強の基本のやり方が身についていないと、成績は上がりにくい上に、受験勉強もうまくいきません。

ではなぜ、「勉強の基本のやり方」が大事なのかお伝えします。

それぞれのテストの性質

まず、最も大事な「入試」から見ていきましょう。

いわば、これがラスボス。
すべては確実にこいつを倒すために勉強しています。

「志望校を受けるだけ」なら誰でもできます。
でも、やっぱり合格したいですよね。

だから、「入試」を受けるために、戦略的に勉強していかなきゃいけません。


そのためには「石川県総合模試」を受けましょう。

模試は入試を模して作られているので、練習にはうってつけです。

さらに受験者数も多いので、自分の具体的な立ち位置がわかります。


それと同じ役割があるのが、学校の「実力テスト」です。

実力テストは1年生〜今まで習ったところまで出題されます。



ここで重要なことがあります。

この「入試」「模試」「実力テスト」は対策ができないのです。

ボクもよく

「明日の実力テストのためにどんな勉強すればいいですか?」

って質問をされますが、1年生〜3年生の全範囲から出されるテストには、直前の対応だけでなんとかできるわけがないんです。


だからこそ、基本が大事になってくる。

その基本を身についているかどうかが見るのが、「中間・期末テスト」です。

中間・期末テストは、最近、学校で習った範囲から出題されますし、学校のワークから中心に出題される傾向があります。

そして、基本が8割くらい。
応用問題は2割くらい。

たまにワークに載っていない難しい問題も出てきますが、そんなに多くはありません。

だから、「中間・期末テスト」でしっかり点数を取れるようにしておくことが、長い目で見て入試の土台作りになっていくのです。


そして、ここまで長くなってしまいましたが、その中間・期末テストで点数を取れるようにするための確認が「I can・・・はちやま塾の確認テスト」です。 

「ボクが前回の授業で教えた内容を理解して、解けるようにしてきたか」を確認します。

決して難しい問題は出しません。
基本的な問題ばかりです。


勉強とはシンプルに

できなかった問題を
次やったら
できるようにする

ただそれだけ。


基本の問題をひとつひとつクリアしていけば、確実にできるようになります。
その基本の土台ができていると、あとはいろんな問題に慣れるだけで応用問題も解けるようになってきます。

だから、生徒たちに「勉強の土台」をつけて欲しいから、ボクはこの「確認テスト」にこだわっています。

なめるな危険!確認テストのルール

こだわりの確認テストには厳密なルールがあります。

一番肝心なのは、「合格は満点のみ」ということ。

勉強は満点にこだわることで伸びていきます。


なぜ満点にこだわっているかというと、

勉強はできなかった問題を
次やったときに
できるようにすること



だから、
授業で習った内容を確実に「できる」を目指します。


そのためのコツは、勉強にはある程度の「緊張感」を持つことです。

「とりあえずやってきた」程度では、学校の授業にはついていくことはできても、なかなか高得点を取れるようになりません。


「勉強しているのに、点数が上がらない」
「勉強してもイマイチ伸びない」


という人の多くは、ここが甘いです。



「1問くらい間違えてもいいか」と妥協しないでください。

本来はできるはずのことなのに、「間違えても仕方がない」とあっさり諦めるのはよくありません。

野球やサッカーなどのスポーツでも、本来はできていたプレーを失敗して「ま、いっか」となりませんよね。

そこで「悔しい」と感じるくらいじゃないと、今の壁は突破できないと思います。


つまり、

習った内容を確実にできるように。
ほどよい緊張感を持って。
1問ミスでも妥協しない。

この勉強姿勢を身につけてもらいたいから、ボクは「満点合格」にこだわっています。



ここまで聞くと、「満点合格って厳しいんじゃない?」って思われるでしょう。

現にボクの塾でもそう感じている子が多くいます。


もちろん、今の実力もバラバラだし、全員がすぐに満点合格になるわけじゃありません。


でも、この確認テストは「しっかり努力してきた子は100%努力が実る仕組み」で作られています。

それを次の章でお話しします。

努力が実る確認テストの仕組み

確認テストには、裏ルールがあります。

裏ルールと言っても、実は公にしているので裏でもなんでもありません(笑)



確認テストは指定ページから100%出題しています。

たとえば、数学ならこのように

授業の内容と対応したページ(大抵2〜3ページ程度)を課題として伝えています。

そして、1週間後の授業では、このような確認テストを行なっています。

実はこの確認テストは、このように・・・

テキストの問題を数字を変えずに、ピックアップして出題しています。

英語の授業も同様です。

だから、ちゃんとテキストの問題を勉強してきてくれた子達は満点合格できる仕組みになっています。



実際に、この確認テストで満点を取れるようになってくると

これらのことができるようになってきます。


でも、「同じ問題が出るから」と言ってナメてかかると、合格できません。

ちゃんと勉強してこないと合格できません。


では、「ちゃんと」勉強するというのはどういうことか、もっと具体的な勉強のやり方の話をしていきましょう。

「ちゃんと」勉強するって何?正しい勉強のやり方はこれ。

よく「ちゃんと勉強しなさい」って言われるかもしれませんが、ボクはあんまりこの言葉好きじゃないんです。

この「ちゃんと」って言葉、具体性が何もない。

その人にはイメージできているのかもしれないけど、「ちゃんとしなさい」と言われても、言われている人は具体的にどうしていいかわからないんですよね。


だから、「勉強のやり方」も具体的に書き出しました。

それがこの

「勉強のゴールデンサイクル」

です。

勉強しているのに点数が上がらない子のほとんどが「勉強のやり方」が整っていません。

そして、勉強量も足りません。



ガッチガチに強制するつもりはありませんが、まずはこのやり方を忠実に守ってみてください。

きっと、自分の勉強でできていなかったところが見えてきます。

では、順番に見ていきましょう。

まずは「解く」。

途中で答えやヒントは見ないこと。

途中で調べながら勉強している子がかなり多いですが、それだと問題は終わるのですが、どこがわからないのかわからなくなってしまい、「できなかった問題を次やったときにできるようにする」ができてません。

だから点数が上がらないのです。

1ページ以上一気にやらない。

作業のように一気にやってしまうと、自分がどこでわからなかったのか印象が薄れてしまいます。

だから、これもできなかった問題がわからなくなってしまう原因です。

毎回時間を測る。

これはダラダラと時間をかけて勉強しないようにするため。

わからない問題、できない問題をちゃんと間違えて、次やったときにできるようにしましょう。

時間を測るようにすると、集中力も上がるので理解力が上がり、短時間で勉強が終わるようになります。
めっちゃ効率的です!

はちやま塾では実際にこのようにやってもらっています。

まずは「Try」の問題をやってもらいます。

もちろん、先ほどお伝えした3つの約束を守ってください。

まだ「Exercise」はまだやらなくてもいいです。

一気にやってしまうのではなく、少しずつ丸つけをして確認しながら進めていきましょう。
一見、手間がかかるように感じますが、勉強効率はこちらの方が高いです。

次は「丸つけ」です。

赤ペンで答えを写さない。

赤ペンで答えを写してしまうと、実際はできてないのに、なんだかできたような気持ちになってしまい、自分がどこで間違えて、どうやったら正しい答えになるのかがわからなくなります。

直すのはあとまわしにしましょう。

丸つけする時は丸つけだけに専念する。

丸つけをしながら、「解き直し」をしないように、一旦丸つけを終わらせておきましょう。

ここでは合ってるものに◯。

間違っているものに×をつけるだけで大丈夫です。

丸つけはこまめに。

さっきも言いましたが、「1ページ以上解かない」

そして、丸つけもこまめにです。

一度に丸をつけをしちゃうと作業的に丸をつけちゃって、問題の印象がうすれちゃいます。

超ていねいに確認する

実はここが重要です。

成績が良くない子たちは、丸つけを適当にしています。

丸つけを適当にして、間違えているのに丸をつけている。

だから、いつまで経ってもできるようにならないんです。

ボクが自分で勉強する時は、丸つけをすごくていねいにします。

地味ですが、ここが一番大事なことです。


そして、丸つけをするときは「左手で答えを指差しながら」「右手で丸つけ」をします

そうすることで目線が安定するので、
集中して、ミスなく、短時間で
丸つけを終えることができます。

よかったら参考にしてみてください。

記録をつける

間違えた問題をテキストに記録する

意外と忘れがちなのは記録をすることです。

基本的に勉強は1回でできるようにはなりません。

人によっては1回でできることもありますが、でも、学年トップクラスの子でも確実にできるようにするためには3回くらいやっています。


だから、次やる時のために間違えた問題に記録をつけておきましょう。

勉強は
できなかった問題を
次やったときに
できるようになっているか
です。

だから、できなかった問題が大事なんです。


できなかった問題に印をつけて、その問題の解き直しをして、次こそできるようにしていきましょう。

実際の記録の付け方はこんな感じです


スピーディに3回繰り返す


さっきも言いましたが、3回やるつもりで解きましょう。

そのときに、時間をかけすぎない。

じっくり時間をかけて1回やるより、サクッと3回した方がいいんです。


そして、同じ日に連続3回するよりも、ある程度時間を空けてやると復習になるので、学習効果が高まります。


ボクの推奨は
授業の次の日・・・記憶が新しいうちにやる
3日後・・・時間を空けてやってみる。
6日後・・・授業の前の最終確認


ってやり方です。

簡単な計画を立てておくといいですね。

解き直しをする

解き直しの目的は2つ

【目的1】
解き方を学ぶ


まちがえた問題はどうやったら解けるのか。

解き方を知らないなら、解き方を学ばなければいけません。

自分がどう解けばいいかわからなかった問題は、

「人に聞く」



「調べる」


のどちらかをしましょう。

自分で考えるよりも先生に聞いたり、調べた方が圧倒的に早いですよ。


勉強は時間をかけすぎないでください。

ボクの塾では、ボクに直接問題と答えを送ってくれれば、いつでも質問に答えます。

家で勉強しているときでも、夜中でも、休日だって質問できます。
いちいち塾に来ないと質問できないなんて、時間の無駄だと思いませんか?

今は便利な機械があるんだから、使い倒して勉強効率を上げましょう。

サクッと質問できる子は成績は上がりやすいです。



次にもう一つ大事な「解き直しの目的」をお伝えします。

【目的2】
ミスパターンを知る



実際に中学1年生の問題で

「解き方がわからない」という問題はほとんどありません。


ミスの多くは「自分のミス」なんです。

計算ミス

マイナスのつけ忘れ

スペルミス

ピリオドをつけ忘れ


そんな自分のミスを確認して、ひとつひとつ直していきましょう。

これは「無意識のクセ」みたいなものなので、すぐに直せるものではないのです。


ですが、自分がどんなミスをしているのか知らなかったら直すこともできません。

だから、まずは自分のミスを認識することが大事なんです。



このゴールデンパターンはすべての科目で使える基本の勉強のやり方なので、これが自然にできるようになってください。

解く
丸つけ
記録
解き直し


勉強が苦手な人ほど、最初は難しいです。

それもそのはず、今までの勉強のやり方が間違っているから。
逆に言えば、勉強のやり方を整えれば、成績が上がる可能性は大いにあります。

だから、I can・・・はちやま塾では、確認テストを通じて、この勉強のゴールデンサイクルを身につけてもらっています。

これらが自然にできるようになってくると、「勉強のやり方が身についてきた」と言えますし、点数も取れるようになってきています。

中学生に必要な勉強量は?

ボクが中学生に伝えている勉強量はこのぐらいです。

もちろん、人によって多少の差はあります。

でも、最低でもこのぐらい勉強しないと、いい点数は取れないんです。


学年トップ10の子たちに「1日の勉強量」を聞いたら

1.5時間〜2時間ほど

でした。


学年トップの子でさえ、毎日2時間ほどはしています。
だから、少なくともこのぐらいはやってもらいたいですね。


もちろん、中学生は部活や他の習い事で忙しいでしょう。

かといって、1日で1時間〜2時間の勉強時間が確保できないというなら、少し生活バランスが悪いと思います。

スポーツの強化選手だとか、プロを目指している人ならともかく、勉強時間は最低1時間は確保できていないと、学校の授業についていくことはできても、いい点数は難しいでしょう。

成績上位者のマインドセット

成績がいい人たちは、決して「勉強が好きな人」ではありません。

むしろ、「勉強が好きじゃない人」が結構多いです。

「あ〜、めんどくせ〜」「ダリー」って言ってます。

でも、成績上位の子は、

「できないことが納得できない」
「間違えるのは恥ずかしい」
「人は人、自分は自分」
「このくらいはやって当然」


という気持ちも持っているので、愚痴を言いつつもやるべきことはきちんとやります。

今、目の前の「めんどくさい」に流されちゃうと、あとから「もっと大きなめんどくさい」がやってくることを知っているんですよ。

最後に

「正しい勉強とは何か?」

やり方について、細かい違いはあると思います。

ですが、

できなかった問題を
次やったときに
できるようにする


という勉強の原則は、みんなに共通していることです。

それを「ゴールデンサイクル」としてまとめました。

まずはこれを身につけてください。

厳しいかもしれないけど、満点にこだわる

I can・・・はちやま塾の「確認テスト」は厳しいと思われることも多いです。

ですが、今まで500人以上の卒塾生がこれらの勉強を乗り越えてきました。

その結果、勉強のやり方を身につけて、成績を上げていきました。


過去には、数学が7点しか取れなかった子も入塾してきました。

もちろん、この子も最初から確認テストを満点合格できたわけじゃありません。

基礎力が無さすぎました。

でも、勉強のやり方を学び、勉強を続けたら、半年後には数学の点数が60点〜70点ほどになりました。


時間はかかりましたが、諦めずにコツコツ勉強を続けてくれました。

学び続ければ、未来はかならず変えられます。


だからこそ、「確認テストは厳しい」と思われても「満点合格」にこだわって、がんばる人たちをサポートしていきたいと思います。

今回ご紹介した勉強のやり方「ゴールデンサイクル」を身につけて、自分の勉強の仕方をアップデートしてください。

「もっと具体的に教えて欲しい」という人は、オンライン塾「I can・・・はちやま塾」をチェックしてみてください。

授業のほかに「オンライン自習室」や「質問LINE」でどんなに離れていても徹底サポートします。

というわけで、今回は以上です。

See you!

I can・・・はちやま塾の4つの武器

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