2024(R6)年度 公立高校入試結果 今年の平均点は偏りがすごい!

今年の合格者平均点は・・・

2024年(R6年)2023年(R5年)
国語67.259.3
理科52.050.8
英語48.050.2
社会41.141.9
数学51.144.4
合計259247

2024年(R6年)の公立高校入試合格者平均点は、国語の偏りがすごい。

昨年度(2023年)よりも平均点は上がったけども、国語と数学の点数アップによるもの。


このブログで事前に入試結果を集計したところ、やはり国語がダントツに高かった。

国語がちょっと全体のバランスを壊している気がするので、来年以降は採点が厳しくなると思う。

国語の科目の場合、難易度調節が難しい。

難しくすることはできるけど、加減がかなり難しい。

そうなると、採点基準が厳しくなるんじゃないかな。


ちなみに石川県総合模試の採点は少し厳しめだから、いいトレーニングになると思う。


数学は簡単だと思ったけど、50点を超えるとは思わなかった。

でも、過去のデータを振り返ってみると、6年に1度くらいは50点が超える年があるのか。

これは気が付かなかった。


そして、圧倒的に社会が低い。

っていうか、記述問題多すぎ。

引用:石川県教育委員会

https://www.hokkoku.co.jp/list/special/exam2024_syakai?scode=hkk

各大問に2〜3問は必ず記述問題が入っていて、それらのほとんどが定番記述問題じゃない。

これはかなり厄介。



ここ4〜5年はそういった傾向が続いているので、この流れは来年以降も続くと思う。

だから、「社会は暗記」と思っていたら痛い目に遭う。

図表の問題では「なぜそうなるのか」を答えられるように、知識と思考力を鍛えておこう。


まあ、各大問2〜3問記述問題があるっていう形式は変わらないけど、難易度や採点基準はちょっとは緩和されると思う。

じゃないと、社会が難しすぎてバランスが悪いって!




英語と理科はまあそんなもんかな。

ここ2〜3年はこのぐらいで安定しているから、難易度はあまり変わっていなさそう。

ただ、理科は高得点がとりくそうな問題が多かったせいか、90点以上は少なそう。


英語は、基礎をちゃんと積み重ねてきている人なら高得点が取れる。

「なんとなく」じゃなくて、英語の基本的な文法から勉強しておこう。




全体的に、合格者平均点と集計データを振り返ってみると、

合格者の点数はバランスがいい。


苦手科目がなく、合計点数が高い。

だから、合格する。


当たり前に聞こえるけど、高校受験は

「苦手を作らずにどの科目でも対応できる」

っていうのが、合格率を上げるポイントのひとつ。


今から勉強する受験生は苦手科目を作らないように気をつけてね。

入試直後の感想

現在、報告を受けている感じでは全体的に点数は高め。


国語は高そうだけど、社会はかなり低い。

記述問題の多さが、社会の難化の原因かな?

他の科目に比べると、圧倒的に低い。

社会は平均点40点台は確定的。


数学は例年以上に高い気がする。

それでも平均点は50点は越えないだろう

数学をトレーニングしている子はしっかり点数は取れる。

あるレベルで「壁」があり、その壁を越えられるかどうかは、9月〜12月のトレーニング量がものをいう。


英語はいつも取れている子は取れている。

やっぱり単語と文法をきちんと押さえている人は、確実に点数を稼ぐことができているけど、文法や単語で「・・・う〜ん」と考えて、タイムラグがある人は点数が取れない。

英語は反射的に答えられないといけない。


理科は、予想通り、平均点は低くなさそうだけど、高得点も取りにくい。

高い人でも80点〜90点くらいで落ち着いてきている感じ。

90点以上は取りにくいだろうね。


国語は平均点が高めだと思う。

こんな言い方はアレだけど、国語は採点で左右される。

もちろん、不正行為があるというわけじゃない。

採点者の裁量で点数がかわる。


上位校は点数が高いのはわかるけど、下位校でも点数がそこまで低くないのはとにかく書いてあれば、途中点をもらえるからだろう。

そこまではわからないけど、模試の点数と塾生の報告の点数を比較すると、そんな感じがする。



平均点は例年より高そうな気がする。

260点ほどかな?
※完全な予想で、サンプル数が足りてないのでまったくわからない。

正式な公立高校入試の平均点の結果は4月末ごろ発表。

中間期末テスト対策はこちらから

細かい分析はこちら