もくじ
I can・・・はちやま塾のご案内
今回の記事の内容を動画でもお伝えしています。
・記事を読む時間がない
・ながらで聞きたい
・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆
だいたい1.5倍速~2倍速で聞くとちょうど良いテンポです。
いつから暗記科目だと錯覚していた?
理科が苦手な人は多くいます。
「生物の分野なら点数がとれるけど、物理分野がキライ」
という人がほとんどです。
ぶっちゃけ、理科は「暗記科目だから楽勝!」って思っていると、痛い目に遭います。
それを③のところで解説するので、ぜひ見てください。
①教科書サッと見
問題に取り組む前に、教科書をサッと見返しておきましょう。
時間をかける必要はありません。
この時点で暗記もしなくていいです。
ペラペラめくっと、太文字だけチェックしておけば大丈夫。
教科書を見返す目的は
習ったところを思い出すこと。
サッと見返して、「あー、こんなこと習ったな〜」って感じです。
②一問一答
さて、次は基本用語の暗記をしていきましょう。
理科は「暗記科目じゃない」と言いましたが、覚えなきゃいけないことは覚えておかなければいけません。
基本問題は複雑じゃないので、一問一答形式がおすすめです。
書店にいろいろ売っているので、それを買ってくればいいでしょう。
そのときに、ポイントが2つあります。
1つ目は
目で暗記する。
こちらでも解説していますが
暗記は回転数です。
とにかく速く、数をこなす。
だから、暗記をするためにいちいち書いていると、時間がかかってしまい回転数が稼げません。
目で見て、サッと答えられるようにしてください。
※実は今、チュロス一問一答理科バージョンを作成しています。
できたら、お知らせしますので、ぜひ使ってくださいね。
2つ目のポイントは
問題→答えだけではなくて、答え→問題も覚えておく。
例えば、
「花弁が1つにくっついている植物の仲間をなんというか?」
答え:合弁花類
という問題があったとします。
これの逆も答えられるようにします。
「合弁花類とは?」
答え:花弁が1つにくっついている植物
このように一字一句完璧に覚える必要はありませんが、「用語と定義」を同時に覚えるようにすると、出題の仕方が変わっても答えられる幅が広がります。
③学校のワークを3周
勉強の基本『ゴールデンサイクル』でワークを3回してください。
※ゴールデンサイクルについてはこちらの記事。
3週間前〜10日前は1周目。
できる問題とできない問題の仕分けです。
間違えた問題にはテキストにチェックマークをつけておきましょう。
10日前〜3日前を目安に2周目入ってください。
ここが重要。
めっちゃ伸びる時期です。
間違えた問題をもう一度、まっさらな状態でやってみて、もう一度できるかを確認します。
勉強って新しいことを覚えたときに成績が伸びるんじゃなくて、新しいことを覚えて、できるようになったときにできるようになるんです。
だから、本当にできているかどうかの確認ってめちゃくちゃ大事。
成績が伸び悩んでいる人は、ここら辺ができていないことが多いです。
3日前〜テストまでに3周目を取り組んでください。
今までやってきた問題がノーミスで解けるようになっているか最終確認をしてください。
そして、ここで大事なことをお伝えします。
理科は「なぜ?」を考えてください。
ものごとには理由があります。
この理由を解明するのが科学であり、それを学んでいるのが理科です。
だから、ただの暗記ではなく、「なぜそうなるのか?」という理屈を理解するようにしてください。
暗記はその準備段階にすぎません。
特に気をつけたいのが、物理分野です。
法則の原理原則を理解して勉強しましょう。
例えば、中1で習う凸レンズ。
光源を凸レンズに近づけると、像はレンズから離れて大きい像ができますが、どういった理屈なのかを理解しておかないといけません。
「凸レンズ近づける→像は離れて大きく映る」と単純に暗記していては、応用がまったく効かずに点数はとれません。
この場合は、自分で作図できるようにして、なぜ像はレンズから遠ざかり大きくなるのかをその理屈を理解しておきましょう。
ここで伝えたいことは再現性です。
理解して解けるようになったものは、少し変えられた応用問題でも対応することができます。
何度も正解することができるんです。
理科は物理法則です。
その物理法則が捻じ曲がることはありません。
だから、その法則を一度しっかり理解してしまえば、もう間違えることはありません。
理科が苦手な人は、その法則の理解ができていないことが多いです。
教科書や先生の話を聞いて、法則を理解したら、類題を解きまくって自分の理解が正しいか検証してみましょう。
自分の理解が正しかったら、100%正解できるようになっています。
これができれば理科は高得点間違いなしです。
④苦手まとめ
ここからは、プラスアルファの勉強についてアドバイスします。
理科を勉強していると、なかなか理解できない苦手問題がありますよね。
中2で習う磁界とか苦手とする子が多い気がします。
そういった問題をまとめておきましょう。
さきほど例に出した凸レンズも最初のうちは作図することも難しいです。
だから、
①凸レンズの焦点距離の2倍の位置
②凸レンズの焦点距離の2倍より遠い
③凸レンズの焦点距離の2倍より近い
④凸レンズの焦点距離の内側
⑤凸レンズの焦点の真上
を1枚の紙にまとめて書いておき、壁に貼っておいてください。
ちなみにボクはこの壁に貼っておくことをオススメしています。
なぜなら視認性が良くなるから。
壁に貼っておくと、何度も見る機会があるため、その度に頭の中で自分でイメージすることができるようになっていくからです。
勉強時間じゃなくても覚えられるような工夫をしましょう。
こういった小さな工夫が勉強の負担を軽くしてくれます。
⑤語呂合わせ
理科は暗記科目じゃない。
・・・といっても、覚えなきゃいけないものは覚えなきゃいけない。
そんなときは、語呂合わせを使いましょう。
自分なりのものでいいので、語呂合わせで少しでも記憶を引き出せるようにしましょう。
この理科の語呂合わせ集は、公式LINE『勉強の攻略法』に登録するとGETできるので、こちらの方もチェックしてみてください。
理科攻略チャートまとめ
たしかに理科は暗記をしなければいけません。
でも、暗記だけではなく、原理原則を理解しないと高得点は難しい科目です。
「苦手まとめ」や「語呂合わせ」のように勉強のやり方を工夫して、高得点を目指していきましょう。
ボクのオンライン塾では、毎日30分だけ理科の授業をする『毎日理科』をしています。
「なぜそうなるのか?」を説明しながら毎日授業を行うので、理科の暗記と理解力を確実に力を伸ばすことができます。
もしよかったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
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