もくじ
I can・・・はちやま塾のご案内
今回の記事の内容を動画でもお伝えしています。
・記事を読む時間がない
・ながらで聞きたい
・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆
だいたい1.5倍速~2倍速で聞くとちょうど良いテンポです。
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〇〇すれば100点確定!
数学のテスト対策は、1番最初に一番大事なことを伝えます。
だから、動画の②まででいいので、そこまで必ず聞いてください。
数学にはある勘違いが信じられています。
数学は「頭がいい」から解ける
実はそんなことはまったくありません。
数学は「慣れ」です。
問題にはパターンがあり、そのパターンの解き方がわかっていれば解けます。
基本的に「初見(初めて見る問題)」で解けないと思ってください。
シンプルに
解いたことがある問題は解ける
解いたことがない問題は解けない
ということです。
もちろん、初見でも解ける問題はあります。
過去に似た問題パターンを解いて、応用できたから解けたのです。
ゲームでも同じですよね。
いろんなゲームをしていると、初めてのゲームでも攻略の仕方がなんとなくわかります。
※はっち塾長はゲーム歴40年。
つまり、数学はできるだけ多くの問題パターンを覚えていけば、解ける幅も増えて点数が高くなっていきます。
では、今から数学を攻略していきましょう。
①学校のワークを3周
勉強の基本『ゴールデンサイクル』でワークを3回してください。
※ゴールデンサイクルについてはこちらの記事。
数学は学校の授業を聞いていれば、基本的なやり方はわかるはずです。
多少わからない問題があっても、ワークを解きながら理解を深めていけばいいでしょう。
3週間前〜10日前は1周目。
できる問題とできない問題の仕分けです。
間違えた問題にはテキストにチェックマークをつけておきましょう。
10日前〜3日前を目安に2周目入ってください。
ここが重要。
めっちゃ伸びる時期です。
間違えた問題をもう一度、まっさらな状態でやってみて、もう一度できるかを確認します。
勉強って新しいことを覚えたときに成績が伸びるんじゃなくて、新しいことを覚えて、できるようになったときにできるようになるんです。
だから、本当にできているかどうかの確認ってめちゃくちゃ大事。
成績が伸び悩んでいる人は、ここら辺ができていないことが多いです。
3日前〜テストまでに3周目を取り組んでください。
今までやってきた問題がノーミスで解けるようになっているか最終確認をしてください。
②授業プリントは絶対にやっとけ
ワークを一通り終えたら、絶対にしておいてほしいことは・・・
「学校で配られた授業プリント」です。
多くの先生は、教科書の問題以外に独自の問題プリントで出題してきます。
その中には、学校のワークでは出てこないような少し難しい問題もあります。
それがテストに出てくる可能性が高いです。
中間期末テストの目的は
「授業で教えたことをできるようになっているか?」
です。
決して、生徒を苦しめるため、点数を下げるために出題していません。
つまり、できるようになっているかを確認したいので、学校の授業で習った問題の出題率が高いんです。
ボクが先生なら、
・学校のワーク
・授業で配ったプリント問題
から中心に出題して、
授業をしっかり聞いて真面目にがんばった子ほど高得点が取りやすいテストにします。
その方が、どれくらいがんばったかがわかりやすいので、通知簿の評価がつけやすいですからね。
もちろん、「塾の問題集」や「市販の問題集」も問題のバリエーションを増やすために、追加の勉強としてはいいでしょう。
ですが、学校のテスト対策としては、学校のワークと授業のプリントを最優先で取り組んでください。
ここまでが大事なことです。
次からはプラスアルファの勉強について話します。
③計算はスピード
計算問題はスピードを意識してください。
他のところでも、ボクは何度も言っていますが、ゆっくり計算していると正答率が上がらないんです。
「ゆっくりていねいに」
というのは、まだ計算に慣れていない初心者人へのアドバイス。
まだ慣れていないから、「初めはゆっくりていねいでいいよ」と言っているだけ。
慣れてきたら、スピードを意識していきましょう。
「スピードを意識したらミスが増えそう」
と思っている人もいるでしょう。
でも、安心してください。
確かに最初はスピードを意識すると、ミスが増えます。
ですが、だんだん頭と手がそのスピードに慣れてきて、ミスは減ってきます。
そればかりか、計算のムダが減り、思考が加速し、そのスピードを保ったまま正答率が上がっていきます。
実際に、学年トップの人たちは計算にムダがないので、速く答えられるのにミスもありません。
要するに、慣れているのです。
でも、勘違いしないでください。
暗算の達人のように、頭の中で瞬間でやれということではありません。
途中式は書いてほしいし、暗算が苦手な人は筆算をしてください。
ボクは暗算がめちゃくちゃ苦手ですが、苦手だから最初から暗算をしようと思わずに、すぐに筆算をします。
「え〜っと〜」とムダな時間がないので、結果的に速く正確に計算ができます。
スピードを意識するためには、毎回時間を測ってください。
時間を測ると、必然的に速くなります。
また、時間のプレッシャー耐性もつきます。
本番で強くなります。
さらに、そうやって毎日練習していると、問題を見た瞬間にどれくらいで解けるかわかるようになってきます。
例えば、テスト中でも
「連立方程式の計算なら1問1分弱だから、のこり6問なら6分で解ける。
いつも通り解けば十分に間に合う。楽勝!」
とざっと計算することができます。
こういった思考ができると、本番で慌てなくていいので、冷静さを保てます。
④計算ミスをなくす
数学で、計算ミスは絶対にやりたくないです。
だから、計算ミスをなくすために、見直しは「常時発動」してください。
よく
「全部終わったら見直しをしなさい」
と言われますが、それだけじゃ足りません。
・計算している最中
・1問解き終わったとき
・全部解き終わったとき
特に「計算をしている最中」の見直しは重要です。
1行計算を進めるごとに瞬間で見直しをします。
もちろん、じっくり見直していると時間が足りなくなります。
時間にしておそらく1秒未満だと思います。
普段の勉強でも「スピードを意識する」と、この「見直し常時発動」を意識して取り組み、無意識でもできる習慣にしましょう。
ミスをしない人は「ミスをしない」のではなく、「途中でミスに気がつく人」です。
たとえ一瞬でも自分の計算を見直しながら、問題を解き進めているのでミスの確率がグッと減ります。
⑤文章問題は図を書く
文章問題が苦手な人って多いですよね。
「計算問題はできるけど、文章問題は苦手」という人は、「問題文を理解できていない」ことが多いです。
何を求めればいいか、どんな条件なのか。
それがよくわからないまま、いきなり式を書こうとするからわからなくなる。
いきなり式を書かないで、まずは「図で問題文をイメージ化」しましょう。
問題文をイメージ化して、理解してから初めて式が立てることができます。
このように似た問題をいくつも解いていると、図を書かなくても理解できるようになってきますし、式が何を表しているのかがわかるようになってきます。
そうすれば、多少問題が変わっても対応できる幅が増えてきます。
それが「問題のパターンを覚える」ということです。
「ただ答えを暗記する」のではないので、注意してください。
数学 攻略チャートまとめ
数学のコツは「問題のバリエーションを増やすこと」。
そのためには、優先順位として
・学校のワーク
・授業のプリント
それができてから、塾や市販の問題集をすればいいでしょう。
さらに、「スピード」「ケアレスミス」「イメージ化」のトレーニングを積めば、中間期末テストで数学は100点を取れます。
普段の勉強から意識して取り組んで、バリバリ鍛えていきましょう。
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