【石川私立高校】後悔しない選び方10選

Hello everyone, wake up, please!
この記事はボクが書きました。

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後悔しない石川県私立高校の選び方を

今回は『石川私立高校後悔しない私立高校の選び方10選』をお伝えします。

「もうすでに志望校が完璧に決まっているよ」

という人は、その目標に向かってがんばっていけばいいでしょう。



でも
「今はまだまったく決まっていない」

「 一応決めたけど、本当にこれでいいかな? 」


って迷っている人はこの動画を最後まで見て、そろそろ決めていこう。

適当に選ぶとマジで後悔するから気をつけて!

石川県の私立高校は滑り止め?

本題に入る前に石川県入試の仕組みをさらっとおさらいしておこう。

1月31日 私立高校入試
2月中旬 国立高校入試
3月11日
 公立高校入試1日目
  12日 公立高校入試2日目 

おもに3つを受けることができる。

私立高校の入試が一番初めに来るので、滑り止めにしている人も多い。

この私立高校は
11月統一テストの結果でほぼ決定しなければいけない。



ただ、最近は私立高校も人気が高くなってきて、専願受験をする人が50%以上にもなっている高校もある。

でも、まだ多くの人にとっては「私立高校は公立高校の滑り止め」という感じだと思う。

滑り止めだからって
「オレは第一志望に絶対に受かるから!」

「不合格の時のことなんて言わないでください」

という人は要注意!

一見前向きのように見えるけど、実は何も考えていない。

そりゃもちろん、みんな第1志望校に受かりたい。
でも、必ずしもそうじゃない。

うまく行った時のことだけしか考えてなくて、計画をおろそかにしているほど後悔が大きくなる。


ボクもぜひみんなに第1志望に合格して欲しいと思っている。

だからこそ、万が一のことも考えて対策しておくと、余計な不安やモヤモヤがなくなって勉強に打ち込みやすくなる。

滑り止めだとしても、しっかり考えておこう!

10個のチェックポイントで多角的に判断を

じゃあ、どういうふうに選べばいいか。

その10個のチェックポイントを順に見ていこう。

Let’s go!

①学力

1番心配になるのが、やっぱり「学力」

「自分の今の成績で受かるのか?」

って心配になる。

そんなときは過去問をチェックして、自分がどれくらいの点数が取れるのかを確認しておこう。

近々リリースするこちらもチェックしておいてほしい。


学校によっては合格点数を完全に公開している学校もある。

たとえば、星稜高校や金沢高校は

星稜高校 令和6年度入試合格ライン
Aコース340点(昨年320点)
Bコース220点(昨年210点)
※星稜高校の入試にて

金沢高校 令和6年度入試合格ライン
Sコース360点
特進コース330点
進学コース210点

※金沢高校の入試にて

遊学館高校 令和6年度入試合格ライン
特別進学コース7割程度
(年度によって若干の変動あり)
一般進学コース180点
※遊学館高校の入試にて

過去問以外にも11月統一テストでの点数も大事。

そこで先ほどの高校を例に出せば星稜高校は「平均点+30点前後」、金沢高校は「平均点20〜30点前後」というのが、一般受験で合格するための目安になる。


このほかにも石川県総合模試の合格判定でB判定はほしいところ。

もちろん、模試はあくまで模試だからC判定でも合格することもある。

でも、私立高校が滑り止めであれば、もし万が一のことを考えると、冒険はオススメできない。

万が一、不合格になると起きると、当初の予定だった公立高校は受けられてずに、2〜3ランクは落とさないといけないと思ったほうがいい。

②コース別

各私立高校には特色あるコースがある。

高校ごとに名前が変わるけど、大きく分けて3つ。

・特別進学コース
特別進学コースは国立大学を目指す勉強特化。

・普通コース

普通コースは部活と勉強の両立。
進学、専門学校、就職などをフレキシブルに選ぶ。

・スポーツコース
スポーツコースは各学校の強化指定部所属し、大会などで上位入賞を目指して、その後は推薦で大学進学を目指すことが多い。

これらについても、各学校の特徴があるので考えておく必要があるだろう。

特に際立っているのは
鵬学園高校の調理科
航空高校石川のCA科

とかは石川県で唯一のコースだから、すでに道が決まっている人にとっては、めちゃくちゃいい選択肢だと思う。

ボクも見学させてもらったけど、高校生から高いスキルを得られるので即戦力になれる。

デザインに興味がある人だったら、
金沢学院大附属高校の芸術デザインコース
ってのもあるね。

ここも金沢学院大学の芸術学部と連携しているので、より高い技術を学べそう。
各生徒のアトリエブースがめちゃくちゃ芸術家っぽかった。

国際高専も特徴があって面白い。
授業は外国人講師からのオールイングリッシュで国際的な感覚も学べるし、留学もある。

③推薦か一般か、専願か併願か

次に受験スタイルを考えておこう。

まずは「推薦入試」「一般入試」か。

推薦といえば、スポーツ推薦のイメージが強いかもしれないけど、最近はどの学校も学力推薦もある。

そして、推薦っていえば、一昔前は「推薦=専願」だったけど、今は

併願推薦

っていう制度もある。

つまり、推薦入試を受けても公立高校を受けることができるってこと。

併願推薦のメリットは
・早めに合格を決めておける。

・学科テストを受けずに合格を確定できる。

※後日、5科目の学科テストを受ける必要はある。

デメリットは特にないから、もしボクが受験するなら併願推薦をオススメする。

なんでみんな併願推薦を使わないのか不思議なんだよね。

併願推薦を採用している高校一覧

金沢高校 Sコース、特進コースの国公立併願推薦あり
遊学館高校 学業の併願推薦あり
(スポーツ推薦は専願のみ)
金沢学院大附属高校 学業推薦の併願あり
(スポーツ推薦は専願のみ)
北陸学院高校 学業、スポーツ推薦ともに併願推薦あり
鵬学園高校 アドバンス、スタンダードの併願推薦あり
(部活動、調理科の推薦は専願のみ)
小松大谷高校 特進、進学コースは国公立併願あり
(教養、体育科は併願なし)

また、専願受験にすると一部優遇措置がある。

入試の点数に「加算点」が加えて合否を決定される。

合格ギリギリのラインの人や行きたい私立高校がある人は専願受験にしておこう。
もちろん、専願受験の場合は、合格したら公立高校を受けられなくなるから気をつけてね。

各高校の優遇措置はこちらにまとめておいた。

④進学・就職実績

その次に気になるのが大学への合格実績や就職実績。

「みんなが行くから〇〇高校にしておこう」

「なんとなく合格実績がいいから」


というボヤッとしたイメージで選ぶと、入学したあとに

「そんなはずじゃなかった」

ってなるかもしれない。


ちょっと先の話になるけど、大学受験は高校受験と違い、なんとなくで決めている人の大半はうまくいかない。

大学受験がうまくいっている人は、高校1年生のうちから目標の大学に向けて戦略的に勉強している。

そういった意味では、入学の前に高校の合格実績もある程度調べておくのも戦略だね。


あと、その高校がどれくらい指定校推薦枠を持っているのかもチェック項目の一つ。

例えば、北陸学院高校の指定校推薦枠はめちゃくちゃ多い。
1学年の定員が200名に対して、約154大学850名の指定校推薦枠を持っている。

だから、この制度を利用して大学に進学したいなら、入学して1年生のうちから評定や内申を上げることを意識しておく。

最近の大学入試は推薦入試の割合が50%くらいあるから、大学入試の戦略として行きたい大学への指定校推薦枠を持っているならそれも考慮すべき。

各高校の主な合格実績ははこちらにまとめておいたので参考にしてみてね。

就職も視野に入れて

高校といえば、「大学進学率こそ正義」って感じがするけど、就職実績がめちゃくちゃ強い学校もある。

例えば、航空高校石川は航空系の学校だけあって、技術力がハンパない。
その高い技術力を活かして、高校卒業後すぐに有名企業に就職できるのはありがたい。
「いい大学に行って、いい会社に入って〜」じゃなくて、いきなりいい会社に入れる。

これも選択肢の一つ。
ぶっちゃけ、大学に行っても何を学んでいるのかわからない大学生も多いからね。

ボクは今は塾の先生だけど、元エンジニアだから高校生のうちから高い技術とノウハウを身につけて、有名企業に就職するってのはすごくいいと思う。

だから、進学実績だけじゃなくて就職実績も見ておくといい。

⑤部活動

部活動を考えている人は、こちらも考慮すべきかな。

でも、あまりこれをメインに考えなくてもいいかも。

もちろん、スポーツコースやスポーツ推薦で進学を考えている人は十分に考えるべき。
その学校の実績やプレイスタイルが自分に合うか合わないかも考えなきゃいけない。

でも、将来的に部活動で大学進学を考えていないなら、そこまで部活でガチらなくてもよくない?っていうのがボクの考え。

あくまで青春の1ページとして楽しむのはありだけど、部活ばっかりやって勉強が疎かになっている人はよくないね。
高校の部活はかなりハードだから、両立するのも難しいみたい。

部活動を入ろうと思っているなら、その辺も調査して、両立できるようにしておこう。

高校によっては中学校になかった新しい部活動も増えるわけだから、新しいことをやってみるもオススメ。
人生経験が広がるからね。

⑥設備

私立高校は公立高校に比べて設備がいい。

校舎はキレイだし、グランドだって広い。

室内練習場がある高校もある。

各高校のこだわりがバンバン出てる。

前に金沢高校の新しい人工芝で走らせてもらったけど、走るだけで気持ちよかった。


あとは多くの高校に導入しているiPad。

学校の宿題や連絡がこれでやっているみたいだね。

スタディサプリを使って補習授業をしている高校も多い。

こういった新しい設備で勉強できるのも私立高校の魅力の一つ。




ただ、Apple大好きはっち塾長としては、絶対にiPadを壊してほしくない。
画面とか割れてたらマジでガッカリ。
使っている学校の人、ほんと気をつけてね。

⑦特別な教育プログラム

各高校にこだわりがあるのが通常授業以外のとりくみ。

これが本当に面白い。

各学校の取り組みとしては
「総合学習」「高大接続」「ICT」に力を入れている高校が多いね。

その中でも

星稜高校の「GSP(GROW SEIRYO PROGRAM)」
金沢高校の「金沢(かな)エール」
遊学館高校の「遊学講座」
金沢学院大学附属高校の「香林坊ラモーダゼミ」
金沢龍谷高校の「ハワイ修学旅行」


などはいろいろ各高校の特色がモロに出ていて非常に興味深い。

こういった新しい教育に興味がある人は、ぜひ各高校をチェックしてみて。

⑧雰囲気

そして、生徒目線で1番気になるのは学校の雰囲気。

やっぱりせっかくの青春時代を過ごすんだから、自分に合った雰囲気がいいね。


でも、こればっかりは正直むずかしい。

オープンスクールに行って、学校を自分の目で見てくるのもいいけど、あくまでそれも表側。

実際の学校生活はなかなかわからない。
でも、行かないよりはいいから、行けるならぜひ行っておいた方がいい。


1番手軽なのはネットで調べてみること。

ヤバいデマや事実とまったく関係のないことを書かれてたりする。
これにはとある学校関係者さんも困っていた。

それらを鵜呑みにするんじゃなくて、よく考えてみるのが大事。


実際に通っている先輩に聞いてみるってのもあり
だけど、それもその先輩にとっては合うかもしれないけど、自分に合うかはわからない。

でも、信頼できる先輩が楽しそうなら、それが1番信頼度が高い気がする。

ボクだって卒業生に「高校生活、楽しいです☆」って言われたら安心するもんね。

人は信じたいものを信じちゃう傾向があるから、いいウワサも悪いウワサも聞いてみて自分で判断するしかないね。

⑨通学の利便性

通学に関しては、毎日通うことを考えて、よく考えて決めなきゃいけない。

通学時間もそうだけど、電車やバスの乗り換えや、雨の日や雪の日のことを考慮すると、あまりに遠い距離は大変になる。

あと、学費以外の交通費も結構かかるからそこら辺も調べておくといいね。

⑩学費とその他の経費

そして、これは親が気になるところ「学費」


1番よくないのが

「私立はお金がかかるからとにかくダメ」

ってろくに調べもせずに否定するパターン。


もちろん、できるだけお金がかからない公立高校に行ってほしいという気持ちは、ボクも親なのでめちゃくちゃわかる。

お金は大事だからね。

だけど、具体的にいくらかかるか調べないのに頭ごなしに否定するのは良くない。

これには子どもだって納得できない。


だけど、多くの子どもは親が思っている以上に親のことを気にしている。

だから、納得はできていないけど、「親に負担をかけたくない」と思って勉強がんばっている子も実は多い。


ボクの理想は
具体的にいくらかかるか調べて
親子で把握して
その上で公立がいいか、私立がいいか判断すること。

中学3年生だったら、経済観念を伝えてもいいころだと思う。


親として

「子どもにお金の苦労をかけたくない」

「子どもががんばっているなら親としてサポートしたい」


って考えもあるけど、現実はなんでも望めば手に入るってことはない。

大事な人生の選択だからこそ、お金のことも親子で考えるいいきっかけになるんじゃないかな?


それを踏まえて、ボクは「私立高校はお金がかかるからダメ」とは思わない。

確かに私立高校はお金はかかるけど、その分、設備や特別なカリキュラムがあるから「いい教育」を受けるための投資だと考えれば必要なことだと思う。



学費を軽減する就学支援金制度もある。

各高校の奨学金制度もある。

実際にどれくらいかかるのか調べてほしい。

こちらに各高校の入試にかかる費用から月額かかる費用、各高校の奨学金まで全部調べたから、ぜひチェックしておいてほしい。


あと、学費のことはめちゃくちゃ気にしているのに、部活動にかかる費用を考えていない人が多いね。

もちろん、部活動をやったらダメとはいわないけど、強い部活になると遠征とか合宿が多くなって費用がかかるので気をつけて。

そのほかは制服や修学旅行の積立なんかも気になるところ。


お金のことはすごく大事なことだから、できるだけ具体的に把握して、それを踏まえて考えてほしい。

やっちゃダメ4選

友達が行くから

別に悪いとは思わないけど、高校に行けば新しい人と出会うし、仲のいい友達とずっといるわけじゃない。

高校に上がると、同じ中学校の子がいても意外としゃべらなかったりするし、高校が別でも遊んだりもする。

だから、友達を理由の高校を選ぶのはあまりオススメしないかな。

彼氏、彼女と同じ高校に行きたいっていうのもオススメはしないけど、本人たちがそれでいいなら止めはしないよ☆

学校や塾の先生に勧められたから

学校の先生や塾の先生に勧められたってのもよくないね。

確かに、生徒や保護者さんたちよりは合格ラインや学力的なことにはくわしい。
でも、実際に通っていたわけじゃないし、どこがキミに合うかなんて正直わからない。

まして、責任なんかもとれない。


生殺与奪の権を他人に握らせるな!

出典:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』

セカンドオピニオンを持っておこう

あと、12月の進路面談のとき、学校の先生から「志望校を変えた方がいい」と言われるかもしれない。

そのときもよく聞いておくこと。

ごくたまにムチャクチャなことを言ってくる先生もいる。

実際に過去のボクの生徒で

「星稜高校のAコース落ちたらどうするの?Bコースにしなさい」
→星稜Aコースで不合格でも、自動的にBコースに併願になる。


「星稜高校は統一テストの平均点+100点必要だ」
→誰も入れなくて学校が潰れるわ!


もちろん、すべての学校の先生がこんなムチャクチャなことを言ってくるわけじゃない。

でも、もしおかしいと思ったら、セカンドオピニオン的に他の先生に聞いたり、信頼できる塾の先生に聞いてみるのもあり。

正しい情報を持っていないと、正しい判断はできないのが道理だからね。

学力的に入れそうだから

学力的に入れそうだから。

「まず高校生になりたい」

「高校生になれなかったらどうしよう」


って不安から、とにかく入れるところを目指す人もいる。


ボクも毎年受験生に教えてきて、目の前でその努力を見ているから、その不安な気持ちは痛いほどわかる。

だけど、「とにかく安全に、安全に・・・」ってするあまり、全然行きたいと思わない高校を滑り止めにするのはよろしくない。


もし、その学校に入ることになっても後悔しないように、よく調べて受けてほしい。

よく調べない

最後はこれ。

この動画の途中でも何度か出てきたけど、多くの人はあまり調べていない。

「合格できなさそう・・・」

「学費が高そう・・・」

「今年は倍率が多そう・・・」


ほとんどの人がモヤモヤした雰囲気で決めていたりする。

根拠のない決断をしていると、不安はどんどん膨らんでいく。


そうならないように、なんとなく決めるんじゃなくて、自分から情報を取りに行くことが大切だね。

最後に

最後に一番大事なことは

自分で決めること


「決断」は一つのことを選んで、残りの選択肢を断つということ。

だから、ものすごく不安だし、めちゃくちゃエネルギーがいる。

でも、自分で決めてほしい。


中学生であるキミにとって初めての経験かもしれない。

だけど、学校の先生でもなく、塾の先生でもなく、親でもない。

自分で決める。



そうやって決断をした人は覚悟が決まる。

そして、一つレベルアップする。

迷わないことは、前に進む力になる。

難しいし、苦しいかもしれないけど、情報を集めて、考えて、自分の進路を決めてほしい。



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というわけで、今回は以上です。

石川県入試ならオレに聞け。
See you!

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