【初級編】小・中学生が絶対に身につけたい英単語暗記攻略法

今回の記事の内容を動画でもお伝えしています。
 ・記事を読む時間がない
 ・ながらで聞きたい
 ・お子さんと一緒に聞きたい
という方は動画でボクが解説します☆

だいたい1.5倍速~2倍速で聞くとちょうど良いテンポです。

3つの暗記の鉄則

暗記は回転数が最重要



回転数を高める工夫は

・スピードを意識
・手よりも目
・「書く」よりも「言う」

まずはスピードを意識してください。

暗記はどれだけの時間ではなく、どれだけ回数をこなしたか。


10分×1回よりも

1分×10回の方が圧倒的に効果が高いんです。

だから、スピードを意識して回転数をあげてください。



そのためには

手を使って書くより、目で覚えることをおすすめします。


さらに、目だけではなく、口も使ってさらに効率アップしましょう。


具体的には、

「change」「dish」「never」・・・とように発音しながら、目で覚えていきます。

暗記はアウトプットで効率化せよ

・声に出す
・テストする
・使ってみる

アウトプットの方法として、さきほどいった

声に出す

が有効です。


そして、毎回、自分でテストしてください。

自分でテストしているので、間違えてもいいんです。


20回でも30回でも間違えてください。

最初はほとんどの単語がわからないと思います。

でも、気にしない。


とにかく「暗記は回転数」です。

だから、間違えを恐れず、何度も何度も挑戦しましょう。


ゲームで言うところの「リセマラ」ですね。

※リセマラ・・・
「リセットマラソン」の略。自分の目当てのキャラやアイテムが出るまでガチャを引き続けること。目的じゃないものだったら、ゲームをリセットして、もう一度ガチャをする。




ある程度、覚えてきたら実際に使ってみましょう。

さきほどの「change」だったら

「I can change how to study English myself.」

のようなフレーズを作ってみて、そのフレーズごと覚えてしまうのもいいでしょう。


実は、単語だけで覚えるよりも、フレーズで覚えた方が記憶に残りやすいのです。

このことは「英単語暗記攻略法」の「上級編」でお話ししますね。

暗記は忘れかけがベストタイミング

記憶は

覚える→忘れる→思い出す

というプロセスを辿っています。


「忘れる」っていうのは、避けられません。

だから、「忘れてもイチイチ気にしない」

実はこれが超重要。



暗記が苦手な人は、暗記をしても

「忘れた」

といって落ち込むんです。


だから、「自分は暗記が苦手だ」といって、自信を失くす。


「忘れる」と言うのは、人間の当たり前の機能。


「ごはんを食べたら、う◯こが出た」

と同じくらい当たり前。




暗記をしたら忘れちゃうんです。

だから、また覚える。

それを繰り返していると、だんだん身について忘れにくくなります。

それが暗記です。



いくらう◯こが出るからと言って、「ごはんを食べない」ってことできませんよね?

ごはんをたくさん食べると、たくさんう◯こが出てしまいますが、より栄養が体に行き渡り、大きなカラダに成長できるのと同じですね。


この

「覚える→忘れる→思い出す」のプロセスの中でも特に記憶力が高まるのが

「思い出すとき」


だから、忘れかけのタイミングで、思い出そうとすると記憶しやすいんです。

・数回に分ける
・寝る前→朝に確認
・全範囲を一度にやる


そのため、数回に分けてください。

連続でやるよりも、すこし時間を空けて、忘れかけたときにやる


例えば、30回を一度にやるよりも、1日6回を5日間に分けた方が定着しやすいです。

ただし、間を空けすぎてもいけません。


寝る前にやるのも効果的です。

暗記で一番覚えやすい時間帯が「寝る直前」です。


だから、寝る直前で「覚える」

朝起きたら「思い出す」


より効果的に暗記ができます。



最後は「全範囲を一度にやる」です。

例えば50個の単語を覚えるとします。


1日10個ずつ覚えて、5日間おぼえるより、

1日目から50個覚えようとして、それを5日間繰り返した方がいいです。


なぜなら、1日10個ずつ覚えても、5日目には最初の部分を忘れてしまうから。

それなら「回転数」を意識して、最初から最後まで全部覚えた方がいいんです。



これは暗記の鉄則なので、絶対に覚えておいてください。

暗記のレベル

暗記のレベルは

Lv.1 知らない
Lv.2 聞いたことがある
Lv.3 思い出せる
Lv.4 瞬間でわかる
Lv.5 もはや考えていない

です。

Lv.1 知らない
は問題外ですね。

知らないものは絶対に解けません。

早く勉強して覚えましょう。

Lv.2 聞いたことがある

これもまだまだです。

一度は聞いたり、目にしたことがあってもうろ覚えだと、テストで点数は取れません。

Lv.3 思い出せる

この辺りから使えるようになってきます。

ですが、まだ熟練度不足です。

すぐに忘れたり、思い出すまでに時間がかかりすぎてしまいます。

平均点くらいを目指すなら、このくらいのレベルでいいかもしれませんが、進学校を目指すなら次の目指しましょうレベルを目指してください。

Lv.4 瞬間でわかる

このレベルになると、高得点が取れるようになってきます。

英語を見たら、パッと日本がわかる、日本語を英語に直せる状態です。


例えば、「library=図書館」「音楽=music」などはすぐにわかりますね。

これらのように、すべての単語がパッとわかるようになっていれば、高得点がとれるようになってきます。

英語は「瞬間でわかるかどうか」がカギです。


Lv.5 もはや考えていない

このレベルになると、どんな問題が来てもスラスラ解けるようになります。

英語を英語のまま捉えている「英語脳」に近いですね。


「そんなすごいレベルになれないよ」

と思う人も

「Thank you」を「ありがとうございます」と訳さなくてもわかるはずですし、日常でも友達に「サンキュー」とか言ってませんか?

そのような感じです。


すべての単語をLv.5まで到達しなくても、Lv.4を目指してがんばっていきましょう。

そのためにも、回転数です。



あと、これは英語だけではなく、勉強全般に言えることですが、ぶっちゃけ勉強は「慣れ」です。

頭がいいから解けるのではなく、何度もやっているから慣れているだけ。


ボクは塾の先生をしていますが、ボクが解けるのは今まで何度も問題を解いてきたから、ただ慣れているだけです。

だから、何度も口に出して、考えなくても解けるように慣れていきましょう。

実際の暗記のやり方

⓪声に出しながら4〜5回書く
①目と声を使ってテストする
②1日に数回分けてやる
③実際に書いて最終テスト


さきほど説明した「暗記の鉄則」を使って、実際の勉強の流れを作りました。

順に解説していきます。

⓪声に出しながら4〜5回書く

これは別にやらなくてもいいです。

ただ、小学生や暗記を始めたばかりの中学生は、暗記自体に慣れていないのでいきなり目と声で覚えるのは難しいかもしれません。

ちょっとやってみて「難しい」「全然覚えられない」と思ったら、4〜5回くらい書いてみてもいいと思います。


ただ、ひたすら「書いて覚える」だと時間がかかり、回転数が上がらないので、ある程度覚えたら次のステップに行ってください。


もちろん、このときも声に出してください。

Orangeなら「オーレンジ」と言う感じで、アクセントも意識してください。


よくやりがちなのは「オランゲ」ってローマ字読みで覚える方法です。

気持ちはわかりますが、オススメできません。



結局、単語は書けるようになるけど、リスニングはできなくなるし、英会話もめちゃくちゃ下手くそになります。

あとからまた勉強し直しになります。

そんなのはめっちゃムダなのでやめた方がいいですよ。

①目と声を使ってテストする

ここから暗記本番です。

とにかく、目と声で何度もテストしてみてください。

ここでオススメしたいのが、このやり方。

「チュロス英単語」


A4の紙を4列に分けます。

この紙は英語と日本語が交互に書かれています。


これを半分に折り曲げて・・・


さらに半分に折り曲げると

おもて=英語

うら=日本語


の帯のようになるので、単語テストがしやすくなります。


「うらの日本語」を見ながら、わからなくなったらすぐにひっくり返して「おもての英語」を見る。

そして、すぐにチェックマークをして記録をしてください。

記録は勉強の鉄則です。


最初のうちはほとんどの単語に×が付きます。
(下手したら全部の単語につきます)

でも、繰り返しやっていると、だんだんミスが減ってきます。


その「ミスが減ってくる」という現象が楽しくなってきます。

勉強のやる気を高めてくれます。




あと、暗記といえばこれですが、ボクはオススメしていません。

なぜなら、視認性がよくないから。


いちいちめくらないと、次の単語に進めない。


その上、作るのにも手間がかかります。



実際に、ボクも中学時代に作ったことがありますが、最初だけです。

途中から作るのがめんどくさくなってやめてしまいました。
※ボクと同じ人はたくさんいるはず・・・。

めんどくさいことは長続きしないので、オススメしません。



その代わり、ボクの作った「チュロス英単語」を使ってください。

中学で出てくる全単語を収録してあり、よく出る単語や書けるようになってほしい単語も厳選してあります。

今回、これを無料プレゼントしますので、有効活用してください。



では、話を戻して、勉強の流れにいきましょう。

②1日に数回分けてやる

とにかく暗記は回転数重視です。

1回の勉強に時間をかけすぎないようにしましょう。


目標は50回転です。

多いですか?


人によって違うと思いますが、ボクなら50回転はしないと覚えられません。

そのかわり、速くやる。


最初は少し時間がかかるかもしれませんが、

「50回転もするんだから、多少雑でもまあいいか。」

と気持ちを切り替えて、さくさくテストしてください。



そして、勉強のタイミングは

・朝起きた時
・休み時間
・放課後
・勉強する前
・勉強した後
・寝る前

このくらい1日5〜6回に分散させてもいいですね。

特にオススメは

・朝起きた時
・勉強する前
・寝る前

です。


「寝る前」に暗記は、記憶力アップ効果があり

「朝起きた時」はその確認で定着率アップです。


そして、「勉強する前」もオススメです。



勉強する時に

「なんの勉強しよう?」

と考えるのが一番エネルギーを使います。



「何をするか?」が決まっていないと、なかなか行動に移せません。


そこで、毎回かならず

「英単語の暗記」

から始めることで、勉強をスムーズに始めることができます。



「寝る前」「朝起きた時」「勉強する前」は特にオススメです。


サクッと1周1分くらいで2〜3回転して、回転数を稼ぎましょう。

③実際に書いて最終テスト

「目」と「声」で50回転ほど行えば、だいぶ覚えてきていると思います。

あとは最終確認です。



テストでは、どうしても書かないといけない単語もあります。

それらは「実際に書いてみて、書けるか」確認してみましょう。


チュロス英単語では、書けるようになってほしい単語は☆がついています。
それ以外は英語→日本語ができればOKです。

さらにおすすめのやり方は・・・


暗記は「いつでも」「どこでも」できるのが特徴です。

だから、チュロス英単語を最大限に活用してください。


折り曲げればポケットに入ります。

単語帳を持ち歩かなくても、とりあえずこの1枚の紙を持っていけば、いつでもどこでも勉強できます。

学校の休み時間やちょっとした待ち時間に1秒で勉強を始めることができます。

そして、1分あれば勉強することだってできます。


スキマ時間をうまく活用して、机に座らないと勉強できないという不自由な勉強から解放しましょう!



そのほかにも

トイレに貼っておいたり、お風呂に持っていくのもいいですね。


お風呂に持っていくと、ふにゃふにゃになるかもしれませんが、それならクリアファイルに挟んでいけば大丈夫です。

実際にボクもやっていました。


チュロス英単語はダウンロードして、すぐに印刷できるのでボロボロになったら捨てて、新しいものをまた印刷すればいいだけです。


このほか

誰かに出題してもらったり、友達と問題の出し合いをしてもいいですね。

「ランダムで出されても、瞬間で答えられるか」

いいトレーニングになります。


いろいろ工夫して、自分に合ったやり方を試してみてください。

もしよかったら、自分なりの工夫をLINEで教えてくださいね。

かならず暗記は攻略できる

暗記が苦手という人でも、コツを掴めば必ずできるようになります。

余計な時間をかけずに、とにかく回転数を増やして、暗記を攻略してしまいましょう。

悲しいことに、多くの人は「正しいやり方」を教えてもやってくれないんだ。
やらないと意味ないよね

まずはやってみること。
今から3分以内に行動してね

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