【石川県総合模試】成績表は必ずここを確認してください。プロはここを見て合否を判断しています。

Hello everyone, wake up, please!
この記事はボクが書きました。

『I can・・・はちやま塾』塾長塾歴18年|日本一進化したオンライン授業をする|石川県高校入試でがんばる中学生を応援するVtuber|石川県の受験情報や勉強のやり方をを発信|たった1ヶ月で39点→91点|半年で100点up|信念は「夢を叶えるために学ぶ」|自身もバックパック一つで世界中を旅をする|世界一周達成|年間100日海外を旅する

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という方は動画でボクが解説します☆

だいたい1.5倍速~2倍速で聞くとちょうど良いテンポです。

見た後に「いいね」や「チャンネル登録」してもらえたらうれしいです。


今回は石川県公立高校受験で、もっとも頼れる指標となる『石川県総合模試の成績表』について、徹底的にお話しします。

この内容を知っていると、志望校の合格率は変わってきますし、勉強の仕方も1段階レベルアップします。

題して

プロはここを見てます
石川県総合模試
成績表はここを確認!


誰にでもわかりやすく、シンプルに説明しますので、この説明を聞いたあとは自分でもより具体的な合否判断ができるようになります。

また、自分が模試を受けて、「これからどんな勉強をすればいいか」もわかるようになります。


じゃあ、さっそく模試の成績表を見ていきましょう。

プロは点数で判断してない

一番最初に基本的なことを伝えます。

石川県総合模試は入試を模して作られているため、かなり難しいです。


おそらく、初めて石川県総合模試を受けると、低い点数になるでしょう。

でも、点数が低くても気にしないでください。


大事なのは「偏差値」です。

模試の成績表の各科目の横に赤文字で「偏差値」と書かれていますよね。

ここで判断しています。


でも、「偏差値って何?」って思う人も多いでしょう。


偏差値とは

平均点を取ると、ちょうど偏差値50になるようになっています。

例えば・・・

平均点が52.1点の国語で52点を取ると偏差値50になります。


1教科だと、およそ2点で偏差値1upします。

5教科だとおよそ8点で全体偏差値が1upします。

つまり、5教科の平均点より8点多く取れば「偏差値51」になり、8点低ければ「偏差値49」になります。


このシンプルな計算方法を知っているだけで、勉強の質は大きく変わります。

例えば・・・

今の自分の点数が316点ですが、これを解き直しした結果、350点は取れていたとします。

そうすると

350点ー274点=76点
その76点を8で割ると・・・9.5

つまり、「偏差値59.5」は取れていた。



・・・という計算ができます。

偏差値59.5というと、桜丘高校は楽勝で合格できる偏差値ですし、二水高校だって受かります。


このように偏差値のシンプルな計算式を知っていると、解き直しがグッと捗るんです。

では、偏差値が上がる解き直しの方法は、後半でお伝えします。

成績はまっすぐ上がらない

もうひとつ、絶対に知っておいてほしいことがあります。

それは
成績はまっすぐ上がらない
ということ。

おそらく多くの人は勉強したら、このようにまっすぐ上がるイメージを持ちます。

でも、このようにまっすぐ上がることは極めて稀です。

基本的に上がり続けるということはありません。

実際はこのように、上がったり下がったりしながらジグザグになります。

そして、しっかり勉強しているとジグザグしながら、全体的にゆるやかに伸びていきます。


受験は長期戦です。

少し勉強したからといって、すぐに点数が上がることはありません。

戦略もなく、とりあえず勉強して
「がんばったから上がるだろう」

と変に期待すると、下がったときに心が折れてしまいます。

繰り返しいいますが、基本的に上がったり下がったりしながら、全体的に伸びていけばいいんです。

正しい勉強していると、後半に伸びていきます。


特に大事なテストは
第5回(11月)、第6回(12月)、第7回(1月)です。

この後半の平均を算出して、合格判定60%を超えているなら合格の可能性は十分です。

気になる合格基準の判定は・・・

やっぱり一番気になるのは「合格判定」ですよね。


石川県総合模試の成績表に出てくる中段に書かれている「合格基準」は60%合格基準です。

これがB判定となります。


まとめると・・・

S判定・・・合格率90%
A判定・・・合格率80%
B判定・・・合格率60%
C判定・・・合格率40%
D判定・・・合格率20%
E判定・・・合格率19%以下

このようになっています。


この中で特に重要なのはこの3つ。

C判定・・・最低でもこれ以上じゃないと受験は厳しい。
B判定・・・B判定を超えていても、まだ安心はしないでください。
A判定・・・ここまで到達しているならかなり安心できます。


模試は合格を保証するものではないので、「100%合格」というのは存在しないようです。

B判定じゃ不安。
S判定じゃないとダメ。

と思っている人が多いですが、そこまで心配しなくも大丈夫です。



では、実際の過去の生徒をつかって、不安に流されない合格判定の見方を後半でご紹介します。

得点分布の山を超えよう

もう一つ、自分の立ち位置を知る指標になるのが、得点分布です。

通常はこのように山の形になります。

これは見本ですが、山が一番高くなっているところより下にいます。

この位置だと合格は少し厳しいでしょう。

実際の入試は「入試の点数」+「内申書」で判断されるので一概に言えませんが、やはり点数が高い人の方が有利になります。

そうすると、一番高い山を超えておきたい。

だから、このグラフから見ると、少なくともあと30点以上は取りたいということがわかりますね。

では、次にこの模試の成績表から、これからどんな勉強をすればいいかお話しします。

ここからが本番!模試の解き直し方法

多くの受験生が勘違いしているのが

勉強すれば点数が上がる

と思っていることです。

100%間違えているとは言えませんが、これだとなかなか点数は取れません。


だから、ボクがお伝えしたいのは

点数を上げるために勉強する

ということ。

そのためにやるべきことは・・・

青ペンチェック
緑ペンチェック

です。

模試を受けると、このように自分の答案が電子採点をされて、成績表に付いてきます。


この解答から、自分がこれからどんな勉強をすれば効率的に勉強できるかを分析していきましょう。


「分析」っていうと難しいって思う人もいるかもしれませんが、今からお伝えするやり方をすれば、そんなに難しいことではありません。


それが「青ペンチェック」です。

自分の答案と問題をもう一度見て、ケアレスミスに青ペンで丸をつけてください。

「数学の計算ミス」
「国語の漢字」
「理科社会の記述問題」
「英語の複数形や三単現のs」
など

理解しているのに、間違えてしまった問題です。


そして、その点数を数えてください。
何点分のミスがあったでしょう。

1科目で10点くらいは落としていると思います。多い子になると、20点以上落としている人もいます。


実はこの点数化が大切なんです。

漠然と「ケアレスミスが多かった」という認識だと、対策を立てることはできません。

ですが、「数学で12点分落としていた」と正確に自分のミスを認識すれば、

「これらをミスしないようにすれば、数学の偏差値が6上がり、全体の偏差値が1.5も上がる」

それが5教科まとめると、全部で50点分くらい取れる問題があるはず。

そうすると、偏差値は一気に6〜7くらい上がります。

こんなにおいしい話はありません。

問題集をせっせと勉強する前に、この「自分のミスの対策」を立てる方が点数は上がります。



その対策を立てるために、まず正確に
「どこで」
どのように」
どのくらい」
間違えているのか
を認識する必要があるんです。

人間は「認識しないことは改善できない」ですからね。

そのために、青ペンチェックを真っ先にやってください。

これだけでも、他の人にすぐに差をつけることができます。


だって、ほとんどの人はやりません。
この動画を見てもやらないでしょう。

だから、即行動した人がその他大勢から一気に抜け出します。


このブログを見て、「青ペンチェックやったよ」ってコメントくれたら、とても嬉しいので、どんどんコメントください。


次に、さらに成長させるための「緑ペンチェック」をしましょう。

緑ペンチェックは

途中まで解いたけど、間違えた問題をチェックする

ことです。


たとえ、解けなかったとしても、途中まで解いたということは、なんとなくは理解できているということ。

つまり
もう少しだけ努力を加えれば「できない→できる」に変えることができる問題だった
ということです。

まったくわからないことを1から学び始めるより圧倒的にコスパの良い問題です。

緑ペンでチェックをしたあと、これも点数化してください。

あと、模試の成績表にはこのような一覧が付いてきます。

解き直しの時は、これもぜひ活用してください。

各科目の正答率が高い順番に並んでいます。

この正答率を見て、自分ができてなかった問題と見比べて見ると、これからどの問題を優先的に勉強すればいいか見えてきます。

そして、ここの「表の見方」にも注目してください。

「×→◎」・・・
本来の実力なら解ける問題
(青ペンチェック)


「×→★」・・・

もう一度チャレンジしたい問題
(緑ペンチェック)

のように書いてあるので、自分のチェック以外にも◎や★があったら、こちらも勉強しておきましょう。

どうですか?

勉強したら点数が上がる
    ≠
点数をとるために勉強する

という意味が少しは伝わったかと思います。


合格するために、模試の問題をすべてできるようにする必要はありません。

もちろん、全部カンペキにすればすごいです。
でも、ボクらの時間は限られています。


だから、何から勉強すればいいのか優先順位をつけて「最速&最効率」の勉強を意識しましょう。


そのための

青ペンチェック
緑ペンチェック

です。

石川県総合模試を使った勉強のやり方のもっと詳しい話はこちらの動画で話しているので、ぜひ参考にしてみてください。

判定で不安なときは・・・

最後に、不安に流されない合格判定の見方をご紹介します。


ボクはあまり予想が好きでありません。

なんとなく受かる。
なんとなく落ちる。
基本的に人間は悲観的に考える生き物です。

だから、合格できる人でも「落ちたら怖い」と志望校を下げるケースが多くあります。

せっかく今までがんばってきたのに、不安に負けて、本当は合格できるのに受験すらしないのは悲しいじゃないですか。

「なんとなく不安」じゃなくて、できるだけ数字に基づいた根拠を示したいと思っています。

そのやり方がこちらです。

これは過去の生徒の実際の成績です。

合格判定はC判定。
合格率は40%。


ですが、結果的にこの人は合格しました。


その時は生徒とともにこのような計算をしました。

泉丘高校の倍率は歴代1.2~1.3倍ほど。

理数科を含めて400名の定員で、予想倍率として1.35倍と少し多めに見積もって計算しています。

そうすると、入試当日に泉丘高校を受ける人は540名くらいになるはずです。

このときの模試は475名が受けているので、受けていない人を考慮すると
540名÷475名=1.14倍

実際の入試は、この模試の1.14倍になると考えられます。

と、すると、自分の順位より上も下も均等に増えると仮定すると、現在の順位286位は1.14倍になり、入試での順位は326位になる。

定員400名の中に収まっているので、合格の可能性は十分にある。

という計算になります。


ちなみに、65人全員がこの生徒よりも成績が上だとしても400名内に収まっているので、合格の可能性は十分にあります。

もちろん、入試当日にどんなことがあるかわかりませんから、油断はしてはいけません。

でも、石川県最大の受験者を誇る石川県総合模試だからこそ、ここまで予測を立てることができます。



どうでしょうか?

現在の状態で十分合格できるのに、不安に流されて志望校を変えるというのはもったいないですよね。

だから、「なんとなく」の感覚で見るのではなく、「数字で分析すること」をお勧めします。

勉強には攻略法がある。

「なんとなく模試受けてみたら、合格判定が厳しかった」

と落ち込むのではなく

「模試を受けて、自分の立ち位置と直すべき自分の課題がわかった」

と、志望校合格のための糧にしてください。



高校受験といえども、テストである以上、答えは決まっています。

答えが決まっているなら攻略法も必ずあります。

正しいやり方で勉強をしたら必ず成績が上がる。


自分の夢のために勉強しましょう。
「やってみたよ」
「がんばっているよ」
などのコメントをいただけるとめちゃくちゃ励みになるので、ぜひコメントください。


あと「〇〇について情報がほしい」というリクエストがあったら、ぜひ教えてください。

これからもどんどん発信していくので、チャンネル登録&高評価おねがいします。

というわけで、いっしょにがんばっていきましょう。

See you!

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