心の中のマリーアントワネット(無責任)
ダメだ!
高すぎるっ!
予定していたカンボジア卒塾旅行。
コロナが収束して、国交が回復したとはいえ、飛行機代がバカ高い!
どうするか?
・・・近場の韓国なんかいいんじゃない?
でも、
韓国は行ったことがないなぁ。
「行ったことがないなら、行っちゃえばいいじゃない?」
ボクの心の中のマリーアントワネットが語りかけてくる。
「よし!行ってこよう!」
おおお!即断即決!フランス革命じゃー!
ということで、行ってきた。
なにげに一人旅に初チャレンジ
じ、実はボクちゃん・・・
海外に一人で行くのは初めてだったりする。
いつもはソウルブラザーことみかみ先生が一緒にいる。
だけど、今回は一人。
頭の中でB.B.クイーンズの『ドレミファだいじょーぶ』が流れている。
「おやおや、はっちくん、またビール飲んでいるね。
乗り過ごさなきゃいいけど。ホントに大丈夫?」
絶対にナレーターに言われる。
だけど、心配無用!
体はおっさん、頭脳はこどものはっちさん。
仮にも世界一周トラベラー。
飛行機くらいサクッと乗って韓国まで行けるわけさ。
これが経験値というものだ!
しか〜し、
今回はただ旅をすればいいというものじゃない。
今回は旅をしながら、リアルタイムで授業をする必要があるんだ。
世界一周のときのような録画のバックアップはない。
ちゃんと現地の時間を合わせて、その時間に韓国から授業をする。
ちなみに
韓国と日本の時差はない。
韓国の20:00は、日本の20:00。
まあ、計算が楽でいいよね✨
以前、タイから授業したことを考えると、楽勝ですな。
世界を旅するオンライン塾長とあろうお方がこれくらいできないでどうします😉✨
すでに、授業するために何が必要で何がいらないのかがちゃんとわかっている。
「旅用授業セット」も万端!
さあ、レッツゴー!
公共の乗り物を制圧しよう!
まずは仁川空港に到着し、ソウル市内に移動したい。
そのためには「特急列車」が便利。
30分くらいでサクッとソウル市内まで行っちゃう。
自動券売機でクレジットカードでチケットを購入する。
韓国は世界で一番キャッシュレス決済が導入されている国。
なんと普及率94.7%。
カードが使えないのは、屋台くらいかな?
それ以外は全部クレジットカードで支払うことができる。
ちなみに日本は24.2%ほど。
だから、キャッシュレス派のはっち塾長はすごく行動しやすい🤩
そして、
韓国は地下鉄がすごく便利!
路線は色分けされているから、どこに行くかすぐにわかるし、地下鉄料金も安い。

しかも、うれしいことに駅名は各駅の看板にカタカナで書いてあるから読める。
そして、
ボクが韓国に着いて、真っ先にゲットしたのはこの『T-Moneyカード』

これにチャージしておけば、複雑な電車の乗り換えもサクサク通れるようになる。
って、すごく当然のように説明しているけど、最初うまく通れずに駅員さんにヘルプしてもらったからね。
駅員さんに
「ザッゲート〜〜〜プッ コルボック」
って言われて、ボクは
「あちら側のゲートからバーを押したら出ることができるよ」って解釈したんだけど、
実際は
「あちら側のゲートに着いたら、呼び出しボタンを押してね(手動で開けるから)」って意味だった。
ああ〜〜〜「コルボック」って「コールボタン」ってことね。
なんで急にコルボックルが出てくるんだろうって思ってたわ🤣
全然問題ない。
何事も実際にやってみて、失敗して学べばいい。
死ぬこと以外はかすり傷。
旅の恥は書き捨て。
聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥。
ボクはここに住んでいるわけでもなければ、世界的に有名なBTSでもない。

だ〜れも知らない1人の日本人だ。
ちょっとくらい失敗しても、この駅員さんの食卓で
「今日、変な金髪のジャパニーズが『コールボタン』と間違えて『コロボックル』を召喚しちゃって笑ったよ」
って言うくらいだろ?
そんなことでは、ボクにかすり傷もつけられない。
クスリと笑えるささやかなネタを提供してあげているんだから、むしろお金をいただきたい。
そんな失敗をしつつ、韓国最強の地下鉄を乗り方をマスターした🌟
公共の乗り物を制覇したら、それで十分なんだけど・・・。
もっと、快適に回りたいなら『Uber』がおすすめ!
韓国は『Uberタクシー』が使えるから、サクッと呼んでサクッと移動できる。
しかも、
すでに行き先は入力済みだから、いちいち言わなくてもいいしね。
お金もクレジットカードから自動で支払われるから、車でお金のやり取りがなくて済む。
つまり、
ぼったくられないということだ。
ボクがUberで呼んだタクシーの運転手さんは日本語ペラペラな人だった。
その人におすすめの場所や食べ物を教えてもらった。
あと、Uberってドライバーの評価もあるけど、乗客の評価もあるらしいね。
この運転手さんに聞くまで気にしたことがなかったんだけど、
ボクの評価は「満点の5.00」!
これがなかなかいないらしくて、高評価の人を乗せるときはドライバーとしても安心できるんだそうだ。
っていう、トークが一番ボクをご機嫌にさせた。
ふふふ、わかってるじゃないかキミ。
おほほ、チップをあげようかね。
ってやっておくと、高評価がついているんだよ🤣
調子が狂いっぱなしの韓国
さっそく旅っぽい話をしようか。
まず韓国といえば、韓国っぽいものを食べたいよね。
そう『サムギョプサル』!
サムギョプサルなんだけど、ひとりでお店に入るのは恥ずかしいなぁ。モジモジ。
信じてもらえないけど、ボクは人見知りなんだ。
韓国人だらけの店に「ひとりで突入!」っていうのやっぱり躊躇するんだよ。
それでもいくぜ!

よし!この店に決めた!
ままよ!
(この「ままよ!」って掛け声、日常生活で絶対に口に出さないな・・・)
観光地じゃない。
どローカルなお店に飛び込む。
案の定、英語も通じない。日本語も・・・ダメだ。
ボクの知っている単語は「サムギョプサル」と「ビール」の2単語。
これでなんとか乗り切る!

ほらね😉
なんとかなったでしょ?

言葉は伝わらなくても、心は通じる。
それが真のコミュニケーションだよ。
グビグビ🍺
しかし、
調子がよかったのはここまで・・・。
授業を終えて、夜の東大門市場に行こうとすると、

あれ?
やってない?
中に入ろうとすると、警備かなんかのおっさんに止められて、ここは入っちゃダメだと怒られる始末。
くっそ〜、なんだよ韓国。
やってないじゃん!
明日に出直そうと思って、この日は韓国岩盤浴(チムジルバン)に行ったけど、お客さんがいなさすぎてガラガラ。
サウナも本当は5〜6個あるはずなのに、1個しか開いてない。



こんなことってある?
コレが普通なのかな?
コロナの前後で世界が変わりすぎて、何が正しいのかわからない。
ただ、ボクの目の前には誰もいない。
誰もいなさすぎて、遠慮なく写真が撮れるからまあいいけど。
しかたがないので、
この日は大した成果も残せず、スゴスゴとホテルに帰る。
次の日に期待しよう。
アジアングルメを求めて 韓国ソウル編
次の日も朝から市場を探して、歩き回る。
下調べはしていたはずだけど、なかなかうまくいかないのが旅。
だからこそ、楽しい。
ガイドブックを見て、それを見に行く旅も楽しいけど、こうやってうまくいかないのも楽しい。

ようやく見つけた。
屋台っぽいもの。
朝一番の腹ペコの状態で歩き回るのはきつかった。

いっただっきま〜〜〜す☆
これが「トッポキ」か〜。
甘辛く、もちもちしておいしい。
おまけでもらったスープもおいしいね。

腹拵えもすんだし、そこから奥の方にズンズン入っていく。

こんな路地に入っていくの好きなんだよね〜☆
韓国の街を歩いていて気がついたけど、おんなじ店が並んで商売している。
例えば、焼き魚を売ってる店だったら、数軒並んで焼き魚。
サムゲタンを売ってる店だったら、ずらっと並んでサムゲタン。
同じような店だったら、どこに入ればいいかわからない。
もう少し離れて、商売すればいいのにね。
そして、やっとお目当ての場所を見つけた!

広蔵市場(カンジャンシジャン)
ここはたくさんの美味しい屋台が集まっている。
ここはすごく楽しみにしてきた!



こんな感じ。
これは期待できそう!
でも、ちょっと来るのが早かったせいか、あまり賑わってない。
時間潰しに散歩をしてくるか。


おっ!
なんかパレードみたいなことやってる🤩


予想外のイベントを見つつ、お目当ての観光地。
景福宮(キョンボックン)


ここは韓服を着てくると、無料で入れる。
ちかくにレンタル屋さんがたくさんあるから、ここは韓服着てアゲてくしかないね✨
って、実はこの日は普通に入場料無料だったから、韓服をきてないボクも無料だったんだけどね。
とりあえず、30分くらい歩いて体はヘトヘト。
お腹はペコペコになったから、さっきの市場に向かう。
帰りは地下鉄でサクッと帰る。
ホント韓国の地下鉄は便利だね💖
見知らぬ土地でひとりで地下鉄を自在に乗れるようになって、ちょっとドヤ顔。
さすが、ボクちゃん🕺✨
戻ってきました。カンジャンシジャン。
いろいろあって迷うけど、ここはベタに「ビビンバ」を注文。

石焼きビビンバじゃなくて、ノーマルビビンバ。
実はボクはあんまり石焼きビビンバ好きじゃないんだよね。
だって、「おこげ」ができるじゃん。
みんな、あえて「おこげ」を作って食べてるけど、なんか食感が悪いから好きじゃないんだ。
だから、
ボクは断然ノーマル派。
そして、
本場韓国のビビンバは野菜が多い!
このハサミで野菜をザクザク切って、食べやすい大きさにして、混ぜて一気に食べる!
うま〜〜い!
野菜が多いからか、意外にさっぱりしててペロリといけちゃう。
よ〜し、さっきまで歩きっぱなしだったからね。
エネルギーを回復するために、これを飲む!

韓国のお酒といえば「マッコリ」!
を頼んだら、1リットルのボトルが出てきた🤣
昼間なのに、この量を出してくるってどうなん?

そして、「ユッケ」。
ご存じ日本では規制があるから、ユッケは食べることができない。
でも、韓国では普通にユッケが食べることができる。
そして、
注文するとこれもドカンとくる!
おいおい、日本だと2〜3人前くらいだぞ。
かなりのボリュームがある。
マッコリ1リットルとユッケ300g。
ビビンバを食べた後に食べられるのか?
でも、夜の授業までまだまだ時間はある。
ゆっくり飲んで食べようじゃないか。
味は美味しい。
マッコリもほどよく甘く、しつこくない。
これならイケそうだな!
パクパク・・・
もぐもぐ・・・
ぐびぐび・・・
くっそー、減らない。
「ユッケを焼いて、ハンバーグにしたら食べやすいんじゃないか?」とかユッケの存在を根底から覆すことを考えつつ、ひたすら箸を進める。
こういったときに、旅の友がいてくれたらシェアして食べられるのに・・・。
って、ちょうどいいところに明らかに観光客風な欧米人が。
なんか二人でチビチビ食べてる。
これを使わない手はない!
「Hey, shall we drink?
I can’t drink alone.
I’m full already.
Please help me😅」
と笑顔で交渉して、コップを渡して一緒に飲んでもらう。
cheers!
と乾杯して、サクッと飲んでもらう。
よし、片付いた!
あとは颯爽と立ち去ろう!
この日はこれで満腹終了!
でも、まだまだ食べたいものがあったから、次の日もまたここにきた!
お目当ての店はここだ!

このお婆の店。
このお婆を一目見て、気がついた人はなかなかのマニアック。
Netflixのドキュメンタリー『ストリート・グルメを求めて:アジア編』に出てきたユンソンさん。

このユンソンさんの店で冷麺と餃子を注文。


「冷麺」は甘くてコクがあるお婆のスープ。
そして、「餃子」はもちもちして2種類のアンが詰まっている。
もちろん、お婆の手作り。
結構なボリュームだったけど、美味しいからペロッとイケた😋
その後も、市場をぶらぶらして、

「韓国おでん」を食べたり、

韓国海苔巻き、「麻薬キンパ」を食べる。
物騒な名前の由来は「病みつきになるから」らしいけど、それな「病みつきキンパ」でよくないか?(笑)
たしかにインパクトあるけどね。
いろいろ食べたけど、まだまだ食べたいものはたくさんある。

夜の授業後はあまりお腹が減ってなかったけど、韓国最後の夜だったから、「海鮮スンドゥブ」を食する。
さんざん探してたのに、実はホテルの目の前の店にあったという、チルチルとミチルもびっくりの幸せのスンドゥブ🤣
最初からここにくればよかった・・・。
それも経験知ってやつだからね。
旅の醍醐味ってやつさ。
ムダ足こそが旅
この韓国一人旅ではかなりムダ足を踏んだ。
思ったより遠かった。
行ってみたら、大したことなかった。
道に間違えた。
ある程度、予習をしてきたけど、すべては思い通りになるはずはない。
でも、誰にも頼れない。
泣き言もいえない。
文句も言えない。
だって、一人なんだから。
一人だからこそ、自分でなんとかしなきゃいけない。
失敗も苦労もたくさんあるけど、なにより自由がある。
学びと経験がある。
恥ずかしがらずに、人を頼る度胸がつく。
騙されないように警戒心も必要だし、調べることも大切。
そうやって、ムダ足を踏みながらどんどん成長していく。
近道なんかない。
でも、
ボクは「行動しても失敗はしない」と思っている。
みんなが失敗だと言っているそれは、ボクにとって「成長イベント」。
経験知獲得チャンス。
生徒たちに話すネタを作っただけ。
イベントも変化も何もない人生ほどつまらないものはないしね😆
今回の一人旅で韓国という国をこの目でみれてよかった。
なにより、ひとりでも海外に行けることが知れてよかった。
行動で学ぶ。
これが最高に楽しいはっち流の学び方。
よかったら、ボクと一緒に旅にいかないか?😉💕

See you next time!
▼▼▼▼「もっと勉強法を知りたい」という方はこちら▼▼▼
この記事はボクが書きました。
『I can・・・はちやま塾』塾長|塾歴16年|元・大手塾の教室長を経て、2010年に独立|オンライン塾として、県外からも生徒が集まる|世界中を旅しながら授業する金髪ノマド塾講師|夢を叶えて自由に生きる「勉強の攻略法」を発信|1ヶ月で数学39点→91点|半年で280点→380点|秘訣はやり方&習慣&マインド|2023年は100日海外を旅する
>>笑いと涙のプロフィールはこちら