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はじめに断っておきますが・・・
予想はあくまで予想です。
ボクが勝手に分析して、勝手に書いているだけです。
参考資料として、今までのデータをまとめて
「今年はこうなるかもな〜」
というものです。
未来は誰にもわかりません。
でも「雲が多いから、雨が降るかも・・・」
と思って「傘を用意すること」はできます。
ボクらができることは、予測して準備しておくことだけです。
このまとめは「受験生の準備」の役にたつことを願って作りました。
絶対にあやふやなものを信じないでください。
そして、それを真実のように他の誰かに伝えないでください。
信用できるのは、過去の実際のデータだけです。
他人の情報を鵜呑みにせず、「そんな傾向がある」程度にとどめておいてくださいね。
公立入試合格平均点まとめ
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歴代の公立高校入試合格者平均をまとめました。
こうやってみると、230点〜267点の幅で推移しています。
平均を取ると、250.1点
2024年度もそのくらいになると予想されます。
ただ、平均点なんか予想しても意味はありません。
点数がとりにくいなら、同じ高校を受けている子はみんな点数がとりにくいわけですから。
こうやって過去の流れを見ることで、ある程度の予想は立てることができますが、やるべきことは目の前の勉強ですからね。
ただ、各科目の平均点のバランスは注目しておいた方がいいでしょう。
国語 54.8点
数学 47.4点
英語 49.5点
理科 50.2点
社会 48.2点
各科目の平均点は少し差がありますね。
とくに数学はここ十数年で2回しか50点を超えていません。
つまり、50点を超えられれば、平均をクリアできる。
逆に、国語は比較的平均点が高い傾向があります。
受験直前1ヶ月で勉強するなら
数学はできない問題は捨てて、できる問題を落とさずに慎重に解く練習をして、平均点をめざしましょう。
泉丘高校を目指す人でも80点以上取るのはむずかしいです。
それなら、点数がとりにくい数学を勉強するよりも、他の科目の勉強をオススメします。
でも、国語は短期間で上がりにくいので、のこり1ヶ月ほどであれば国語中心の勉強もオススメしません。
もともと平均点が高い国語よりも、英語、理科、社会の点数を上げる方が短期間で確実に伸ばせます。
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また、その受験の年によっては、平均点が高くても高得点がとりにくい年もありますね。
2019(R1・H31)年度入試では、平均点が266点もあったのにも関わらず、400点以上が0.7%(54〜55人)しかいませんでした。
その年によって、分布のばらつきが変わってきますので、一概に「〇〇点」とれば合格できるというわけではありません。
でも、2019(R1・H31)年度入試のように「平均点が高いのに高得点がとりにくい」というとしは、中間層に集中しやすいので、1問のミスが命取りになります。
だから、これから1ヶ月は、問題をやみくもにたくさん解くよりも、
- できない問題は捨てる。
- できる問題を確実にていねいに取る。
- 問題をよく読み、減点されない記述の書き方を工夫する。
- できそうな問題から優先的に勉強する。
を意識して勉強すると、最後のひと伸びで10点〜20点。
偏差値にして1〜3ほど伸ばすことができます。
各高校入試倍率まとめ
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各高校の実質倍率をまとめました。
赤文字は定員割れをしている年です。
- 小松高校
- 小松明峰高校
- 大聖寺高校
- 小松市立高校
- 金沢泉丘高校
- 金沢二水高校
- 金沢桜丘高校
- 金沢錦丘高校
- 金沢西高校
- 野々市明倫高校
- 金沢伏見高校
- 金沢北陵高校
- 県立工業高校
- 金沢市立工業高校
- 金沢商業高校
- 七尾高校
- 羽咋高校
- 鹿西高校
これらの高校はここ5年は倍率が1.0倍を超えています。
基本的に定員割れをしている高校では不合格者が出ないですが、例外として不合格者がでることもありますので、決して油断しないでください。
もちろん、倍率が高い高校は競争が激しいです。
ですが、同じ高校を受験している人たちの学力層はかなり似ています。
だから、
「自分が解けない問題は、周りも解けない」
「自分が解ける問題は、周りも解ける」
のです。
つまり、一番危ないのは
「自分が解けるはずだった問題を落としてしまった(周りの人はできている)」
という状態です。
だから、受験の直前の時期の勉強は
新しい問題をせっせと解くのではなく、今まで解いてきた問題を確実に解けるかどうか確認してください。
合格ラインまとめ
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この合格ラインは、点数開示と模試の結果から推定できる目安の点数です。
合格最低点ではないのでご注意を。
またその年によって、合格者平均点なども異なるため上下します。
過去問をやった後の参考にしてください。
2024年度 公立高校まるごと入試予測
全体と各科目の平均点
全体 250.1点
国語 54.8点
数学 47.4点
英語 49.5点
理科 50.2点
社会 48.2点
平均点は予想できません。
ですが、目安として、過去10年くらいの平均を算出しました。
もちろん、平均点が高い年、低い年がありますが、おおまかにこのような傾向があります。
ぶっちゃけ、平均点が高かろうが、低かろうが関係ありません。
平均点が高かったら、平均点が低かったら何ができるのか?
1問でもミスを少なく、1点でも多く取る人が勝ちます。
石川県総合模試から予測する高校倍率と合格ライン
- 小松高校 予想1.11~1.14 300点
- 小松明峰高校 予想1.00~1.03 160点
- 大聖寺高校 予想0.99~0.12 160点
- 小松市立高校 予想1.07~1.10 160点
- 金沢泉丘高校 予想1.26~1.29 365点
- 金沢二水高校 予想1.24~1.27 325点
- 金沢桜丘高校 予想1.51~1.54 310点
- 金沢錦丘高校 予想1.45~1.48 290点
- 金沢西高校 予想1.40~1.43 250点
- 野々市明倫高校 予想1.20~1.23 220点
- 金沢伏見高校 予想1.18~1.21 150点
- 金沢北陵高校 予想1.04~1.09 160点
- 県立工業高校 予想0.95~0.98 120点〜160点
※学科によって異なります。 - 金沢市立工業高校 予想0.99~1.02 120点〜160点
※学科によって異なります。 - 金沢商業高校 予想1.11~1.14 170点
- 七尾高校 予想1.07~1.10 270点
- 羽咋高校 予想1.06~1.09 220点
- 鹿西高校 予想0.98~1.01 160点
倍率や合格ラインは、私が2023年の石川県総合模試を独自に分析して、予想したものです。
確かに倍率は気になります。
気になりますが、変えようがないものです。
変えられないものを気にして、勉強の手を止めるなら
「なんとなく今年はこうなりそうだぞ」
「だから、1問でも多く、1点でも高く取れるようにしておこう」
と気持ちを引き締めて臨んでください。
あくまで、ボクらにできるのは「準備」だけです。
どんな事実でも受け止めて、ベストを尽くすしかありません。
最後に
ボクは予想や対策は好きではありません。
しっかり理解し、覚えることを正確に覚えて、問題を解けるようにしておけば、どんな問題でも解けるようになります。
公立高校の入試はあくまでカリキュラムに沿った内容で出題されます。
中には難しく、「こんなの見たことがない!」という問題もあると思います。
ですが、そんな問題はたくさん出てくるわけではありませんし、出てきても他の人も解けないわけです。
そんな問題で気持ちを乱すくらいなら、今まで勉強してきたことをきちんとできるようにしておきましょう。
のこり1ヶ月ほど、体調管理も考えながらがんばっていきましょうね。
今、ボクが全力で取り組んでいることは・・・
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この記事はボクが書きました。
『I can・・・はちやま塾』塾長|塾歴18年|元・大手塾の教室長を経て、2010年に独立|オンラインをメインで授業する|授業のわかりやすさ、おもしろさが好評|石川県だけでなく、県外や海外からの生徒が集まる|石川県の受験情報や勉強の攻略法を発信|たった1ヶ月で39点→91点|半年で100点up|「夢を叶えるために学ぶ」を生徒に伝えるため、自分自身もバックパック一つで世界中を旅をする|2022年世界一周達成|2023年海外100日生活|2024年はVtuberになった|
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