塾を立ち上げて12年。
いまだにパソコンは電源を切った方がいいのか、スリープの方がいいのか確信が持てずに帰っている「はっち」こと「迷いながら100%スリープ派」です。
今日は授業の時にふと口にした名言についてのお話。
頭がいいから解けるんじゃない。

「あいつ、いつも点数がいいし、頭いいんだろうな〜」
よく聞く言葉ですが、これは勘違いです。
成績がいい人は頭がいいから、問題が解けるんじゃないんですよ。
単純に「過去に似たような問題を解いたことがあるから」です。
ただそれだけです。
例えば、数学でも訳のわからない数式があってそれをスラスラ解いている子もいます。
だけど、それは解き方を知っているから。

これは大数学者が発見した『三平方の定理』ですけど、これも知ってるから解けるだけです。
何も知らない子が「わかった!こうやって解くんだ!」って言い出したら、
オーマイガーー
お前、ピタゴラスかよっ!
って感じですよね(笑)
だから、
勉強の点数って「頭の良さ」で決まるわけじゃないんですよ。
『頭』で解くんじゃない、『経験』で解け!
まあね。
ボクは12年も塾をやっているわけですよ。
毎年、毎年、中学生の問題を解きまくっているわけです。
そしたら、
おんなじ問題ばかり出てくるってことがわかっているんですよ。
もちろん100%同じ問題じゃないかもしれない。
でも、問題の解き方は同じだったりします。
例えば、
平方根の大小問題だったら「二乗して解く」って鉄則です。
そうすると、多少問題に応用がされていても解けるわけです。
つまり、
何が言いたいのかっていうと、
頭がいいから解けているのではなく、「解き方を知っているかどうか」ってことです。
例えば、小さな子どもが
「『ピザ』って10回言ってみてー」
って言ってきたら、オチがわかるでしょ?
(どうせ、肘を指差して「ここは?」って質問して、「ヒザ」って答えさせたいんだな〜)ってわかりますよね?
サスペンスドラマ見てて、ある俳優さんが出てきたら「あ、この人、犯人なんだろうな〜」って思うでしょ?
あれと一緒です。
ちなみに、アニメを見てて、声優が子安さんだったら「いつ裏切るんだろう」ってハラハラしています(笑)
結局、今までの経験である程度、予測がつくんです。
そのための問題演習なんです
問題を解くのに、頭の良さは関係ありません。
必要なのは「解き方」と「解いた経験」です。
そのバリエーションが多ければ多いほど、解ける問題が多くなります。
だからこそ、
問題演習をして、ありとあらゆる問題に対応できていると点数が取れるようになってくるわけです。
そして、
その積み重ねが初見の問題でも解けるようになってくる。
最後に最大の落とし穴を教えますね。
ただの暗記はダメ
ということです。
たまに問題を理解せずに、「ただ答えにそう書いてあったから」とそれをそのまま覚えてしまう子がいます。
そういった子はいつまで経っても、できるようになりません。
だから、
「なぜその答えになるのか?」
を考えてくださいね。
きっとできる!

See you next time!
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この記事はボクが書きました。
『I can・・・はちやま塾』塾長|塾歴16年|元・大手塾の教室長を経て、2010年に独立|オンライン塾として、県外からも生徒が集まる|旅をしながら授業するノマド塾長|グローバルな視点で常識にとらわれない柔軟な指導で生徒や保護者のサポートをする|現在、勉強で困っている人のために『勉強の攻略法』を無料発信|真面目に教育を考えた結果、不真面目になった金髪の旅人
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