金髪ノマド塾長日記 世界はボクの遊園地【10月】

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10月24日(火) I’m a Japanese YouTuber

パキパキピキンコパキピンコパキピ〜ンコ♪

おっと、いけない。


日本に帰ってきてからというもの、猛烈に忙しすぎて現実逃避してしまった。

ちなみに

パキパキピキンコパキピンコパキピ〜ンコ♪

は『子連れ狼』の3番の歌詞だ。


とにかく忙しい。

会議や模試関連の仕事。

塾の事務処理。

どうあがいてもブログが面白くなるようなことをしていない。


動画編集もしつつ、次のネタを考えつつ、アップロードする。

もちろん、授業もしている。

今回の旅で12本くらい動画が撮れたのでそれを1週間に1本ずつアップしていく予定。

今回の動画はパーイキャニオン。

この日は大変だった。

「10月10日(火) 運がない日のノマド塾長」

にも書いてあるけど、山を登って撮影しているから息が切れてるし、雨も降ってきている。

画面がチラついているのは、画質が悪いんじゃなくて雨が写っているから。


こんなところで授業をしているアホ塾長は世界でボクしかいないだろう。

ただ、アホはアホでも誰も真似できないアホだ。

どうだ!すごいでしょ!
エッヘン!



周りには普通に外国人いるし、いつも

「何やってんだあいつ?」

って見られている。


だって、動画撮ってるだけならまだしも、タブレットを持って、ピンマイクもつけてるからね。

我ながら

「なんだこいつ?」って思うよ(笑)

でも、ぶっちゃけ、もう慣れた。

なんか聞かれたら「I’m a Japanese YouTuber」って言おうと決めているから、ノープロブレムだ。

旅の恥は掻き捨て。

恥ずかしがってる場合じゃない。

どんどん行動していこう!


今はおとなしく仕事しよっと。

10月23日(月) 勝手に焼肉選手権 in アジア

うんめ〜!

帰国して真っ先に向かったのは「焼肉」

2週間も家を空けていたんだから、家族へのねぎらいも込めて焼肉に行ってきた。


断言しよう!


日本の焼肉は世界で一番おいしい。


焼肉といえば、韓国。

そんなイメージがあるかもしれない。


たしかに、韓国の焼肉もおいしい。

サムギョプサル最高!

実際に食べに行って感じたのは、

おいしいのはおいしいんだけど

韓国の焼肉屋さんは

基本一択

なんだよ。


メニューが2〜3種類しかない。

サムギョプサルならサムギョプサル。

専門店的な感じが多い。

日本みたいにたくさんの種類があるわけじゃないんだよね。

韓国にもそんなお店があるんだと思うけど、基本的にどの店も2〜3種類のお肉とキムチなどの副菜がついてくるスタイルだった。


その上、日本のようにお皿で一人前で来るわけじゃない。

ドカンと2人前くらいでくる。

2〜3種類はあるけど、結局あれもこれも食べられるわけじゃない。



ボクは肉とビールがあれば、それだけで満足MAXになるからそれでいいんだけど、日本のスタイルに慣れていると少し物足りないかも。

実際に子どもと行ったときは、すこし物足りなさそうだった。



ちなみに世界中に「焼肉」はある。

「コリアンBBQ」って感じでたくさんのお店がある。

タイのコリアンBBQのお店はこんな感じ。

ボクが行ったお店は食べ放題スタイルだったけど、全体的に肉がうすくスライスされてて、ジューシーさが足りなかった。



他にも「ムーガタ」というしゃぶしゃぶと焼肉が合体したタイスタイルもある。

ムーガタは食べるのに夢中で、写真を撮り忘れた(笑)

ただ、食べ放題で800円ほどだった気がする。

カンボジアにもBBQはある。


これも焼肉写真じゃなくて、ほぼカンボジア人とビール(笑)

お肉を前にすると、ブロガーであることを忘れるらしい。



今回の旅では、ベトナムで「ベトナムBBQ」を食べてきた。

マーガリンをひいて肉を焼くんだけど、やっぱりボクはジャパニーズスタイルが一番おいしいと思える。

単純に舌が慣れているだけかもしれないけど、別に海原雄山じゃないんだから好きなものを食べて楽しみたいね☆


というわけで、ボクの中では日本の焼肉が世界で一番おいしい。

やきにくさいこーー!

10月22日(日) 100日海外で暮らしてみて気がついたこと

意外と自分は・・・。

年間海外生活100日。

目標達成した今、気がついたことをまとめてみた。

①最低限の荷物

ボクはもともと荷物が多いタイプ。

だけど、バックパック一つで移動するためLCCの規定7kgに絞った。

必要なものは現地調達すればいい。

と思いながら、ほとんどものは買わなかった。


もっと減らそうと思えば減らせるけど、授業のクオリティを落としたくないので最低限は持っていく。

今の装備で世界一周もできるし、とりあえず生活はできる。

「自分の必要最低限度」を知るっていうのは、そのまんま「己を知る」ってことに通じる。

自分がどんなライフスタイルを送っているのか知らないと、自分に何が必要かわからないからね。

②実は意外と忙しい

最後の旅は本当に忙しかった。

ボクは観光に興味がないので、基本的に朝起きて、夜の授業まではフリータイムなはず。

でも、資料をつくったり、撮影に行ったり、編集したり・・・。

何かと忙しかったんだよね。

でも、撮影場所を試行錯誤しながら旅をするのは、観光に興味がないボクも違った感じで楽しかった。


あとは純粋にごはんを食べに外出したり、洗濯したり、普段嫁さんがやってくれてることを自分でしなきゃだから、ちょっと忙しいってのはある。

③英語力はいらない

多くの人が心配しているのがコレだと思う。

ぶっちゃけ、英語はさほど使わない。

ホテルも買い物もレストランもお決まりフレーズでなんとかなる。


そもそも日本でも生活のために言葉って必要なくない?

それは外国も同じ。

でも、とりあえずスマイルだけはしておこう。

④昼にビールが飲める

ボクの熱心なファン「はっちーず」ならお分かりだと思うけど、ボクは昼間からビールを飲むことが多い。

まあ、ちょっとした文化だ。

朝仕事して、昼軽く飲んで、お昼寝して、お昼から仕事をする。

仕事ばかりしているけど、なかなか優雅な生活でしょ?


なぜか日本では昼飲まないのに、海外では飲んでしまう。

⑤何を食べようか迷う

ほんとこれ。

ボクは好き嫌いがないし、なんでも食べることができる。


タイ料理もカンボジア料理も、ラオスもベトナムもなんでも好き。

でも、メニューが現地語(+英語)なので、食べ物のイメージができずに結局何がたべたいのかわからなくなる。

そして、ビールも飲んでるからお腹が減らず、迷った挙句にいつもと同じものを食べる。


こういったことを経験すると、やっぱり日本食は肌に合ってるし、バリエーションも多い。

海外で食べたいものをサクッと決める方法はないものだろうか・・・。

⑥物価はあまり安くない

今はかなりヤバめの円安。

それに加えて、今まで安かったアジア諸国の物価が上がっている。

まさに円安&物価上昇のダブルパンチで、お得感はなくなってきている。


でも、まだホテルや屋台飯、タクシーなどは安く感じるので高そうなところに行かなければ問題ない。

ベトナムはまだ安いと思うよ。

⑦一人旅はさみしくない

意外なことに一人旅に慣れた。

全然さみしくない。

人と行く旅行はそれはそれで楽しいけど、ボクはひとりでも時間を無限に潰せる男。


本を読んだり、ネトフリ見たり、筋トレしたり、英語の練習したり、YouTubeみたり、仕事をしたり・・・。

そして、夜は毎日授業しているから、生徒たちの顔を見てるし、家族やブラザーとほぼ毎日話しているし、さみしくない。


LINEでいつでも連絡を取れるんだから、まったく孤独を感じない。

⑧目的があった方が楽しい

海外にいると、時差のせいか今までやっていた習慣が崩れまくる。

X(Twitter)の更新や、筋トレ、英会話など・・・。

いつの間にかダラダラしちゃうんだ。


ホテルで仕事をしてると、プライベートと仕事の区別がつきにくいからかもしれない。

気がつくと、ベッドにダイブしている(笑)


だから、なんか目的あった方がいい。

ボクはさっきも書いたけど、観光にほとんど興味がない。


だけど、「パーイに行ってみる」

「パーイキャニオンに登る」

「ワナさんに会いに行く」

「姪っ子の誕プレを探す」

「動画20本撮る」

とか、なにかしらの目標があった方がいいみたい。

日々の生活がだらけないように、スパイスは必要だ。


まあ、結局動画は12本しかとれなかったんだけど、あの激動の中12本も撮れたことを、自分で自分を褒めてあげたい。

⑨英語できればもっと楽しい

英語なんかできなくても生活はできる。

でも、英語ができた方が楽しい。


一緒になった外国人と仲良くなれる。

特にパーイやカオサンのようなバックパッカーが集まるところだと、ノリのいい人が多いので話せたら楽しいと思う。

ボクのコミュ力に英語がついて来れたら、マジで100倍楽しくなる。

世界征服しちゃうくらいみんなにしゃべりまくるだろう。

➓日本はキレイで便利な国だけど、勢いがない。

他の国は貧富の差が激しい。

カンボジアではワナさんちの子どもたちが地べたで絵を書いていた。

英語を習う環境も整っていない。


タイでもベトナムでも貧困層がある。

そりゃ、日本だって貧乏なひとはいるけど、キレイな服着て、スマホを持って、コンビニ行けるじゃん。

裸足でペンもノートもろくに買ってもらえず、学ぶ機会も極端に少ない。

学べないから情報も得ることができない。

だから、今の生活を変えるチャンスも極端に少ない。



日本は学ぼうと思えば、いくらでも学べる。

お金をかけなくても、ある程度は学べるし、自分の人生を変えることができる。

この時点でこんなに恵まれているのに、文句をいって何もやらない。


変えられるのに変えようとしない日本の人たち。

そもそも変えられるチャンスがもらえないアジアの人たち。



この差は決定的だ。


日本はどんな田舎にも道が整備されていて、お店があり、水や電気がある。

便利でキレイで豊かな国だ。

これはまちがいない。

でも、そうやってすでに満たされてしまった人々に勢いがなくなった。

スマホの画面とにらめっこして、何も変えないまま日々を過ごす。



日本はもはや衰退国。

発展途上国じゃない。

発展し、他のアジア諸国より先におじいちゃんになった衰退国。

ボクはそう考えてる。


もちろん、全員がそうじゃないと思うけど、全体的に勢いがない。

年寄りが多くなり、年寄り中心のまちづくり、年寄り中心の政治で若者の勢いがますますなくなってる気がする。

若者は若者で、自分以外に興味がなさそう。


ボクもそうだから、それはとやかくいわないが、このままだと日本はもっと衰退してくと思う。


これはあくまでボクの予想。

でも、自分の人生は自分で責任をもたなければいけない。

だから、ボクがそう考えたんだから、それに対する対策をとらないといけない。


そのために今から何ができるか考えよう。


とりあえず、英語の勉強は続けておこうと思う。

どんな場所でも生きていけるようにするために。

one more thing

そして、最後にもうひとつ。

ボクは家族が好きだ。

「好きだったら、100日も海外行くんじゃねーよ」

って言われそうなんだけど、離れてみて気がついた。


再認識した。

帰るべきホームがあるというのは本当にいい。


だから、ボクは安心して旅に出れるんだ。

ありがとう♡

10月21日(土) 年間海外生活100日達成、そして・・・

やりました〜〜〜!

本日、「年間海外生活100日」を達成しました〜。


いや〜つらかった。

雨の日も、炎天下の日もくる日もくる日もビールを飲み続けてアジアを周り。

ときにはオーストラリアでflat whiteを飲み、

ときには韓国でマッコリを飲む。


いや〜、大変だったな〜(笑)


って何一つ大変じゃないよね。


だって、自分がやりたくてやったことなんだもん。

つらくなんかない。


夢を叶えるのに努力はいらない。

楽しむことが大事。

楽しむことができてないなら、その夢はどこか歪であるというのがボクの持論。



ビールのくだりは冗談だけど、去年は世界一周をして、今年の目標は海外生活100日を掲げた。



100日って言っても、連続でず〜〜〜っといるわけじゃなくて、ちょくちょく日本に帰ってきて、また海外に行くスタイル。


年間100日と言ったけど、正確に数えてみると・・・

2023年3月10日にシンガポールを経由してカンボジアに行ったのがスタート。

そして本日10月21日にベトナムで暮らしてゴール。


つまり、

227日中100日。

ほど2日に1日は海外にいたことになる。


あはは、我ながら笑えるなw

3分の1どころか、半分ほど日本にいなかったんだから。


100日海外いたことで、気がついたことやわかったことが出てきた。

それを次回まとめてみたいと思う。

今日は軽めでシーユー☆


10月20日(金) 見知らぬ土地、見知らぬ人

Wow、マイフレンド!


思いがけない言葉に感動した。


この日ボクはダナンから移動して、ベトナムの首都ハノイに来た

ダナンはすごくよかったんだけど、雨&結膜炎で思った以上に楽しめなかった。

少し心残りでもある。

もっとゆっくりしたかったけど、仕方がないよね。

すべてうまくいかないのも旅の醍醐味なんだから。



そして、ベトナムの首都ハノイ。

ここは特に用事はないけど、帰国のときは必ず立ち寄るようにしている。

なぜなら、ビアホイがあるから。

ビアホイとは何かと言われれば、ボクの旅写真最多で出てくるアレに決まっている。

BEERだ

このビアホイは1杯なんと50円ほど。

10杯のんでも500円。


うれしすぎるっ!


だからボクはホアンキエム湖近くにある旧市街のビアホイへ毎回立ち寄る。


ちょっと話は逸れるが、旅に出ると

「ぜひ〇〇を食べてください!」

と教えてもらうことが多いんだけど、


ごめんなさい!

ほとんど行ってません。


ボクはいろんなお店にいくより、同じ店にばっかりいくヘビーローテーションタイプ。


だから、限られたお店しか知らないことが多い。


なんで他の店に行かないのかってのは、同じ店に連続で行って常連化するため。


短い期間でも何度も顔を出していると、高確率で覚えてもらえる。

まさに「行きつけのお店」を作っているのだ。


このハノイにも「行きつけの店」がある。


旧市街のど真ん中にあるビアホイの店。

「店」って言っても、夜にだけ路上で開けている店。


ハノイの夜はそこでしか食べたことがないかもしれない。

ってなほどに、そこしか行ってない。


そうすると、ボクのことを覚えてくれてる店員も出てくる。

彼らなんかそうだ。

ボクの姿を見かけると、必ず招いてくれる。

そして、ボクの場所(ボクが勝手に決めた)に案内してくれる(笑)



今回、このお兄ちゃんたちはいなかった。

聞くと、お休み中らしい。



でも

わお、マイフレンド!

とボクに声をかけてくれたのが

オーナーのオバ・・・お姉さん。


キミもボクのことを待っててくれたのかい、ベイビー♡


その後もオーナーのおばあちゃんらしい人(おそらく大オーナー)もボクの方を見て手を振ってる。

大オーナーも覚えていてくれたらしい。


いろんなところで、いろんなものを食べるのもいいけど、見知らぬ土地で見知らぬ誰かがボクのことを知ってくれているのもまたいい。


新メンバーの女の子もいた。

この子、笑うとかわいいのに、他の男子店員にめっちゃ怒ってる。

ベトナム語だからわからんけど、なんか注意しているっぽい。

バイトリーダーか?


この日は新メニューのベトナム式BBQを頼んだので、この子がついて焼いてくれることに。


その間にグーグル先生で質問してみたら、この子は

オーナー姉さんの旦那さんの妹。

つまり、オーナー家の関係者だったわけだ。


だから、バイトのヘラヘラした兄ちゃんたちを一喝してたわけね。

納得、納得!

帰りにチップを渡して、「またくるよ」と伝えておいた。


覚えていてくれるだろうか・・・。


また今度飲みに行こうっと☆


あ、ちなみに他の兄ちゃんたちにも渡しておいたよ。

ボクは女の子だからって、特別扱いしないんだ。



女の子に50kドン(250円)

男たちには10kドン(50円)

だけどね(笑)



ついでに大オーナーにも10kドン(50円)あげておいたw

10月19日(木) 人生の至上命題

やばい!

今回の旅はめちゃくちゃ忙しい。


仕事がめちゃくちゃある。

もちろん、『世界どこでもワーキン♡金髪ノマド塾長』と呼ばれているので、どこでも仕事をできるのだが、それにしても忙しすぎる。

一つは動画だ。

世界各地から勉強の攻略法をお届けするために、

資料作成→撮影→編集

をしているので、なかなか時間が取られる。


その合間で、ブログも書いているんだけど、どうしても止まってしまう。

しかも、体調不良のため最低限の作業しかできないと、ブログの記事が溜まってしまうし、撮影もできなくなる。


とりあえず、旅に来ている間は「動画の撮影を最優先」だ。


こうやって久々に時間に追い込まれてみると『時間』という資源は何よりも大事だということを実感する。

ボクはもう43歳だから、そろそろ無理は効かなくなる歳。

徹夜はできないし、体調を崩すと治るまで時間がかかる。


その中で「時間」というリソースをどのように有効に使っていかなければいけないのか。

これが人生の至上命題。


こうやって仕事をしていると、自分はやっぱり仕事が好きなんだと思う。


「仕事が好き」って、ある意味人生のアタリクジ。

人生ガチャでなかなかのスーパーレアだと思う。


だって、好きなことをして、お金が稼げてるってことだからね☆


楽しいと思える仕事して、もっと生徒たちの成績を上げてあげたいし、勉強で困っている人に自信を与えたい。

そんでもって、自分自身もさらに好きなことをやり続けたい。


こんな楽しそうな仕事ほかにないでしょ(笑)




10月18日(水) 覚醒せよ!My イングリッシュパワー

ぐわーーー!

目が!

私の目がっー!!


右目も真っ赤になってる〜〜〜!

朝起きたら昨日の左目に続き、右目も真っ赤になっていた。

昨日までのボク。

今日のボク。

『東京グール』かって感じになってた。



確かに左目がなったら、右目もなるでしょ。

だって、ソーシャルディスタンスできてないもの、右目ちゃんと左目ちゃん。



いや、冗談を言ってる場合じゃない。

さすがに、この状態は放置しておくとマズイな。



そうだ、病院に行こう。
(そうだ、京都に行こう的なノリで)


ちなみに、ボクは病院が大キライ。

外国の病院だからというわけじゃなくて、普通に日本の病院も好きじゃない。

なんだろう?

別に怖いわけじゃないのに、なんとしてでも行きたくない。


でも、さすがにカユイし、風が沁みるし、涙は出るし、目ヤニもひどい。

意を決して病院に行こう。



そこでボクの相棒、Google先生で日本語の通じる病院を探す。

確かに、英語で診察をうければ、ちょっとした経験値になるかもしれないよ?

でも、体のことって大事なことじゃん?


そんな大事なことで、冒険はしたくないよね。

というわけで、ボクは石橋を叩くが如く、安全策で日本語が通じる病院へ。


Vin mec international hospital
ビンメック国際病院


ここになら日本人対応スタッフがいるらしい。


病院は嫌だけど行くしかないっ!


そして、Grabタクシーで15分ほど走って、ビンメック病院へ。

思ったより大きい病院。


とりあえず、受付で日本人スタッフがいるか教えてもらおう。

「Do you have someone that can speak Japanese?」

ふ、これが今日のイングリッシュだ。

これで大丈夫。


「Sorry. No~」


What?

なんですと?


に、日本語がしゃべれるやつがいないだと・・・



はい、オワター\(^o^)/


いや、諦めたらそこで試合終了だよ。


この旅、何度目かの安西先生。


しかたがない、ボクの万能フレーズで乗り切ろう。


「I have a problem with my eyes」


「I have a problem with 〇〇」超便利な超万能フレーズ。

〇〇のところになんとかして欲しいものを入れるだけ。


もし、足が痛いなら、「I have a problem with my leg」といえばいい。

細かいニュアンスは話さなくてもよし!

それはプロにおまかせして、とりあえず目がやばいことさえ伝えられば眼科に案内してくれるだろう。

相手は受付のプロだ。
まかせよう。

ボクの目を見たら、やばいのわかるでしょ?


とりあえず、最低限の英語力爆裂コミュ力だけでやってる。



さあ、ここからが本番だ。

診察とか受けるんだろうな〜。

前もって使えそうな単語を調べておく。

充血=bloodshot

なるほど。とりあえずブラッディとかレッドアイって言っておけばいい感じか。


ボクの診断によると、「結膜炎」だからこれも調べておく。

なるほど「conjunctivitis」か。

ウイルス性だと「viral」とか「virus」

細菌性だと「bacteria」みたいな言葉がくっつくはずだ。


予習はカンペキ。

さてレッツゴー!


ドクターの診察の前に看護師さんみたいな人に問診と身長、体重と視力を測られた。

体重計に乗ったら増えていたので、

「Oh my gosh, I’m getting fat」

とか冗談で場を和ませる。


「これはボクの目より深刻な状況だ」

とかいいたかったけど、そこまでの英文は咄嗟に出てこなかった。

くやしい、もっと勉強して、世界に笑いとジョークを撒き散らさねば!




次はドクターの診察だ。

視力を測る機械みたいのにあごを乗せて、覗き込まれる。


「とりあえず、充血してて出血はひどいけど、角膜はキレイだから大丈夫だよ」

みたいなことを言われた。

そして、診察の結果、予想通り「結膜炎(conjunctivitis)」

しかも、「acute conjunctivitis」

くっそ〜、知らない単語が来た。


病名は大事なので、その場でググらせてもらう。


なるほどね。

「acute」って「急性」ってこと。

つまり、「急性結膜炎」ってことだね。


はいはい、なるほど。

予想通りの診断結果に安心する。


次はおくすりの説明。

ドクターはちょっとゆっくりな言葉で説明してくれる。

これも大事なことだからね。

ちゃんと確認しないと。

ボクの渾身のイングリッシュパワーでちゃんと聞き出した。

これだけ飲めば、きっと良くなるだろう。


とりあえず、今日はキライな病院に行き、慣れない英語でがんばった自分を褒めてあげたい。

明日にはよくなってますように♡

10月17日(火) 突撃サレさんの家の昼ごはん!

この日、次の国ベトナム、ダナンで目を覚ました。

ぐわーーー!

目が!

私の目がっー!!


左目が真っ赤になって、腫れ上がってる!

これは1日、おとなしくしてた方が良さそうだ・・・。

よし!今日は雨も降ってるし、何もしないでおこう!



それよりも、昨日見たサレさんの家は想像以上だったな〜。

ぽわわわわ〜〜〜ん
(今回は昨日の回想をお送りします)




ひっろ!

見渡す限り、広大な赤土、赤土、赤土、赤土。


シェムリアップは基本的に赤土が広がっている。

だから、白いシャツを着てると、帰る頃には赤くなる。

ある意味、赤く染められた土地。




その見渡す限りの赤い大地をボクはサレさんのトゥクトゥクで走っている。


ボクらは今サレさんの家に向かっている途中だ。

ブラザーであるみかみ先生から

「サレさんの家、見てきた方がいいですよ。本当すごいから」

この場合の「すごい」は決して「豪華」という意味じゃないことはすぐにわかる。


空港に行くついでに、わがままをいってサレさんの家に寄ってもらうことにした。


サレさんの家はシェムリアップ中心地から約1時間ほど離れたところにある。

でも、ちょっと前までそうじゃなかった。



これにはある経緯がある。



ボクの知ってる情報と推測によると、

カンボジア政府がシェムリアップの大規模な開発を行うらしい。

そして、区画整理のためシェムリアップの住民をほぼ強制的に移動しなければいけなくなった。

聞くところによると8000世帯

たぶん3万人から5万人ほどの引越しを余儀なくなされた。
(ちなみにボクの住んでいる津幡町は3万7000人ほど)

新しい土地は用意してもらえたらしい。

でも、そこに家を建てるお金がない。

とりあえず、サレさんはそこに引っ越したけど、家がまだ完成してない。

お金を貯めながら少しずつ作っているようだ。

↑ここがバスルーム(になる予定)

↑ここが寝室(No プライバシー)

↑サレさんの部屋

ってここ実質、外じゃん!

写真ではわからないけど、壁がないんだよ。

このカーテンの横はこんなふう↓になってる。


まぁ、キレイな青空だこと♡


この状況、実はサレさんの家だけじゃない。

周りの人たちの家もそう。

すでに完成しているっぽい家もあるけど、大半の家は作りかけって感じ。

マーケットだってできていない。


警察署もできてない。


見渡す限りこんな感じだ。



そんな中、building nowなサレさんの家にお邪魔してお昼ごはんを食べさせてもらった。

有無を言わさずに、ビールが出てくるあたりさすがサレさんだ。



ボクはポリシーとして、出された料理は絶対に一通り食べるようにしている。

が、
今回不安なものが二つあった。

ひとつはこれ。

サレさんが「バンブー」と言っていたから、たぶん「自家製メンマ」だろう。

赤い方は奥さんがストップをかけたので、白い方をいただいたのだが、めちゃくちゃ辛かった!

いや、実は辛くて助かったんだ。

「Oh it’s spicy. sorry I can’t eat.」

と言ってそれ以上食べなかったんだけど、辛さよりあとからやってきた醗酵臭が強くて、めちゃくちゃ不安な気持ちになった。

アンモニア系の醗酵臭。

本気で腐っているかどうかの判別が不可能な香り。



そして、もうひとつは、サレさんの昨日の晩御飯の残り。

昨日の夜、サレさんはボクらと一緒にワナさんの家でごはんを食べた。

だから、サレさんは家でごはんを食べてない。

話の流れからすると、昨日の夜からここにあったものだろう。






お気づきだろうか?

サレさんの家には壁がまだないことを。

そして、カンボジアの気温は30℃〜35℃。

当然、エアコンもない。

壁がないんだから。

そんな中で放置してあった(一応フタはされていた)オムレツのようなもの。


だ、大丈夫なのだろうか・・・


サレさんが笑顔で「食べてみろ」と催促してくる。

逆ヨネスケ強制イベントの緊急発生!


味自体はおいしかったし、やばい味はしなかったんだけど、とにかく不安。

もちろん、サレさんは食べていたけど、現地の人と体質がちがう可能性もある。

一口食べて、遠慮しておいた




そんなこんなで、おいしさとアンモニアさと心許なさを胸と胃に抱えながら、飛行機の時間が迫ってきた。

そこからサレさんに空港まで送ってもらう。


10月16日に開港した新空港『シェムリアップ・アンコール空港』


そこで二人に何度も別れを告げ、ボクは次の国ベトナムに旅立った。

ワナさん、サレさん

本当にありがとう。

また3月に来るから、そのときもよろしくね☆



あ!ボクのシャツが赤土の呪いで赤くなってる(笑)

10月16日(月) 諦めたらそこで試合終了だよ

ちょっ、ちょっ、ちょっ、ちょ待って!

はい、オワターー\(^o^)/


ボクのクレジットカードがATMに飲み込まれてしまいました。

〜〜はちやまの冒険〜〜









希望を捨てちゃいかん。
諦めたらそこで試合終了だよ。

誰でもいえそうな名言が頭の中に響いてくる。


安西先生、
ク、クレカが
ほしいです・・・・・・・

いや、マジでこんなところで諦めたら終わりじゃん。

クレジットカードを取り戻すべく、ATMに書いてあった銀行に電話してみる。

でも、電話じゃまったくわからない。

全部英語の上に、電波も悪く聞こえないことも多い。


しかも、今いる場所もどこなのかわからないので説明ができない。

炎天下のなか汗だくになって、30分くらいやり取りしたが、まったく手応えを感じず終了。


自分の英語力の低さを呪った。


でも、ここはカンボジア。

頼りになるブラザーワナさんがいる。


さっそくワナさんに電話したら、

「OK! 明日朝イチに取りに行こう」


わお、なんとも頼もしいお方♡



ということで、一旦クレジットカードのことは忘れて、ワナさんの家でごちそうをたべた。
(ごちそうは10月15日のブログを読んでプリーズ)

そして、朝起きて、ワナさんのバイクで2ケツして、銀行へ。


・・・いくのかと思いきや、なぜかATMへ。


おいおい、いまさらATMに来てどうする?

今さらここから得られる情報はないだろう。

いちおう、カードを確認してみたけど、あろうはずもない。


そうだった。

ワナさんってこういうところあるんだった。

たまにわけがわからない行動をする。

しかも、言葉もうまく通じないから、わけのわからない現象が起こる。

ちょっと不安がよぎる。



でも、ボクは文句はいえない。

頼りになるのは彼だけなのだ。


次は、本命の銀行へGO!

カンボジアの銀行にカンボジア人を連れていくんだから、これは最強!


そして、銀行で聞いてみたら、

「パスポートを見せてください」

・・・と。



あ、

ああああああああ、



パスポート忘れた〜。


普通、いるよね?

だってボク外国人なんだもん。


外国人の身分証明証ってパスポートだよねっ!!!



sorry ワナさん。

もう一度取りに戻って。

ワナさんは

「Never mind!」

っていって、文句一つ言わずに戻ってくれた。

彼の器は大きくて、なによりやさしい。





そして、また来た銀行。

次は

「10時にならないと、カードが回収されないから待て」と。

さっき、そんなこと言ってなかったじゃん?


まあ、いい。

ボクは文句が言えない。

圧倒的アウェなのだ。



そして、10時になる前に名前を呼ばれた。

呼ばれたブースには担当のお姉さんが。

その手元にはボクのクレカが。


おお、光り輝くボクのクレカ。




カンボジア ふりさけ見れば クレカある

飲まれたカード 戻ってくるかも



おもわず、クレカへの思いが強すぎて、一句読んでしまった。


その後は会話は覚えていない。

飲まれたカードが目の前にあるのがうれしくて、言われるがままにパスポートを差し出し、名前を確認して、署名していた。

手続きを終えて、ようやく戻ってきた。

Oh My little クレカ♡


ずっと会いたかったよ。


もちろん、尽力してくれたワナさんにも感謝だ。




ちなみに、クレカが飲まれたときの周りの反応。



ボクの嫁。

「いや〜、やっぱりか〜。ま、海外あるあるやもんね。

 あんた、それだけ海外行って今までなかったんやからラッキーじゃない?

 もしも、返ってこなかったらカードを止める手続きだけは忘れずにね」


ブラザーミック

「ボクの気持ちわかったでしょ?

 モロッコで飲まれたときは絶望でしたよ。

 しかも、結局戻ってこなかったんですから。

 そこがカンボジアでよかったっすね。

 ワナさんならなんとかしてくれますよ」



うん、みんな慣れてるね。

この慣れてる感がボクを安心させてくれた。


トラブルってオオゴトにすると、もっとオオゴトになるからね。

そこまで重く考えない方がいい。


もし、海外でクレカが飲まれても、海外あるあるだから気にすんな。

ただ、ボクはむちゃくちゃ気にするけど。



ボクの器はペットボトルのキャップほどしかないからね。

ワナさんの器を見習いたい。


10月15日(日) ホームステイ with ワナさんファミリー

チョルモーイ!

いや、もういいって(笑)

何回やるんだ。チョルモーイ!

「チョルモーイ」とはカンボジア語で「乾杯」を意味する。



圧倒的によく使うカンボジア語がこの「チョルモーイ」だ(笑)



昨日、カンボジアに着いてから、ホテルで一泊をした。

そして、カンボジアンフレンドであるサレさんに

「3PMになったら迎えにきてね」

と頼んでおいた。


仕事が滞ってたので、それまでにやっておかねばいけないことがたくさんあったんだ。

んで、朝起きてホテルでガッツリ仕事をして、シャワーを浴びて、チェックアウト。

そこから、作業ができるカフェに移動。
ちょっとしたコワーキングスペース。

コーヒーと軽食で3PMまで粘る。


約束の3PMにサレさんが迎えにきてくれて、カンボジアンブラザーのワナさんの家へ。

今日は彼の家に泊まる予定だ。

そういえば、今日の朝に彼からメッセージが来てた。

こんな写真付きで。

グ、グr・・・

お分かりいただけるだろうか?

大きな鳥と小さな鳥だ。

これをボクのために買ってきてくれたというのだ。

なんというホスピタリティ。

それから、幾度となく料理中の写真が送られてくる。

めっちゃありがたいけど、正直、これをみて「おいしそう」とは思えない。

だけど、これは彼のおもてなし。

o・mo・te・na・shi

だから、やっぱりうれしい。



ワナさんの家に着くと、さっそくビールが出てきた。

う、うそだろ?

まだ3PMだぜ!

チョルモーイ

普段、24時間体制でビールの写真をインスタに上げてるボクでも、一応は3PMからディナーが始まるとは思っていなかった。

もしかして、サレさんが飲みたかっただけかも・・・。
(ワナさんは体調が良くないのでお酒を飲まない)


そこから出てくるごちそうの数々。

白い唐揚げみたいのが、「Fried fish(白身魚のからあげ)」だ。

これはうまい☆

しかも、熱々でほろほろと身がほぐれてくる。

次は・・・「little bird(小さい鳥)」だ。

ワナさんは 「Sparrow(ツバメ)」と言っていたが、真偽は定かではない。

なにぶん、ワナさんのいうことだからだ。

これはほろ苦くて、バリバリ食べられるからビールによく合う。

そして、お次は・・・「Big bird(大きい鳥)」だ。

ワナさんは「peacock(クジャク)」と言っていたけど、真偽は定かではない。

なにぶん、ワナさんのいうことだからだ。

やわらかくて、全体的にゼラチン質でプルプルおいしい!

ワナさんもサレさんもたくさん食べるように促してくる。

まさに田舎のばあちゃん家に行った時のあの待遇だ。


お次はこれ。

料理名は「Try to eat(とりあえず食ってみろ)」だそうだ。

嫌な予感しかしない。


味はちょっと塩からい感じ、そしてちょっぴりスパイシー。

なんか似たような味で食べたことがある気がする。


あ、そうか。

ビーフジャーキーだ。

味付けはビーフジャーキーに近いから、これもちょこちょこ食べるとビールによく合う。


ワナさんは「mouse(ねずみ)」って言ってたけど、真偽は闇に葬ろう・・・。

なにぶん、ワナさんのいうことだ。



たらふく、飲んで食った後は・・・

こどもたちと限界まで遊んだ。

遊びに夢中で写真を撮るのを忘れたけど、汗だくで遊んで死にかけたあとは大人しく、お絵描きタイム。(43歳のおっさんが酒を飲んで子どもと遊ぶと致命傷になる。マジで)

そして、ワナさんの娘のソピア(発音が難しい)。
小さかった女の子が、すっかりお姉さんになっていて、ボクに水をくれたり、「そこに座って」とかいろいろ世話を焼いてくれた。


「何か欲しいものがある?」

って聞いたら、「ペンと紙がほしい」と言っていた。

みんなでお絵描きしたり、勉強するのに使いたいらしい。


あと、「通学用のバッグ」もほしいらしい。

今度、3月の卒塾旅行のときにはカバンを持ってきてあげよう。



彼女の学校の成績も聞いた。

いや、聞いてないけど、お母さんが自慢してきた。


10段階評価でほとんどが9〜10。

クラスで4番くらいらしい。


忘れている人もいるかもしれないんだけど、ボクはこう見えて塾の先生だから、勉強をがんばっている子を応援したい。

あと、小さい子たち用に「英語の本が欲しい」が欲しいって言ってたっけ。

なんかいい教材があったら持ってこよう。

一番手前のメラちゃんは、4度目の訪問でようやくボクに懐いてくれた。

今まで人見知りでちっとも遊んでくれなかったもんな〜。

それがすごくうれしかった。


次来る時は、何か子どもたちのためにたくさん持ってこよう。

それが、遠く離れた土地で暮らしているボクにこんなに良くしてもらったワナさんとワナさんの家族への恩返しだと思う。

10月14日(土) カンボジアに着いたよ

10ヶ月ぶりか〜

順番を抜かされて、さんざん待たされたボクが空港の外に出ると、笑顔のカンボジアンフレンド「サリさん」がいた。


今回、このカンボジアのシェムリアップに来たのは、カンボジアンブラザーのワナさんに会うため。

ワナさんっていうのは、毎年のカンボジア卒塾旅行でホームステイさせてもらっているトゥクトゥクドライバー。

迎えにきてくれたサリさんはワナさんの友達。

でも、本来はワナさんは今シアヌークビルという街に出稼ぎ中。


だから、ワナさんに会えなくても、彼の家族にだけには会っておみやげを渡してこようと思っていた。


まあ、彼がそんな状況を黙っているわけがない。

とにかく情が熱い男なのだ。

「ハチがくるなら、おまえに会うためにオレは帰る」

「日本は遠くていけないが、カンボジアの中なら行ける!」


中1で習った英文法を根底から破壊するような、すさまじく訳のわからない英文でそういっていた(実際に解読したのはブラザーミック。マジリスペクト)


サリさんに迎えにきてもらい、そのままワナさんの家にあいさつへ。

なぜかわからないけど、家族みんな揃っていた。

子どもたちもなんかみんなおっきくなっていた。


そういえば、みんなボクのことはどんな認識なんだろう?

たまにやってくる「日本のおじちゃん」って感じだろうか?

今度来る時は子どもたちのためにおみやげをたくさん持ってこよう。



そして、ワナさんとの感動の再開。

本当にこの人はいい人だ。
(いつも家では裸だけど)

不器用だし何を言っているのか何を意味しているのかわからないことも多いけど、とにかく誠実でやさしいのだ。

だから、信用できる。


信用っていうのは、能力の高さで得られるものじゃない。

その行動や態度で相手が判断するものだ。


今までの交流で、彼は信用に足る人物であり、何かあったら助けてあげたい人なんだ。



というわけで、感動の再開を終えたら、すぐにホテルに送ってもらい、授業の準備だ。

それが終わったら、パブストリートでビールを飲みに行こう。

今日はひさしぶりにピザが食べたい☆

10月13日(金) 金髪ノマド塾長 キラキラの裏側

正直、つれえ

おっと、本音が漏れてしまった。


たぶん、塾の先生で旅をしながら授業をしているのはボクだけだと思うんだけど、正直言っていいですか?



いいですよね?



ちょっと忙しすぎてつらいっす。



パソコンがあれば、どこでも好きなところでノマド生活♡うふっ!


・・・ってリア充大爆発な響きがあるね。

まあ、たしかにキラキラした一面はあるよ。

たしかにね。


ボクも大好き。

自分の好きな場所で自由に仕事ができる。



だけどね、その裏側もあるんだ。

朝、カフェでモーニングコーヒー♡


インスタ映えを狙ったからキレイに撮れてるでしょ?


この日のリラックスタイムはここまで。


このあと5時間くらい、鬼の形相で作業に没頭していた。

そして、もちろん、夜には授業がある。



もしかしたら、日本にいるときより仕事してないか?
ボクちゃん。


今回の旅はちょっと予定を詰め込みすぎたかもしれない。

・新しい土地「パーイ」に行ってみよう。
・チェンマイのナイトマーケットに行ってみよう。
・カオサンストリートに行ってみよう。
・シェムリアップのワナさんに会いに行こう。
・ダナンでゆっくりリゾート生活をしよう。
・ハノイのビアホイブラザーに会ってこよう。


こうなると移動とかめんどくさくなってくる。

もはや1週間くらい同じホテルでいい。
(ただし、Wi-Fi速度は十分とする)

しかも、この合間に

って、12000字の長編ブログも書いた。
(ちなみに今動画も編集中)

さらにこの旅の途中で20本の動画を撮ろうっていうのだから、かなり詰め込みすぎた。

つーか、動画をアップするだけなら簡単なんだけど、『勉強の攻略法』だから資料もつくらないといけない。

実はこの旅が終わると、しばらく旅に行けなくなるかもしれない。

だから、今のうちに撮り溜めておきたいわけ。


あと、この日記ブログも書かなきゃだから、結構忙しい。

このブログを書くのに毎回30分〜1時間くらいかかるんだよな。

軽いノリで書いてるけど、マジで心して読んで。

読む前には手と足を清め、アジアにいるボクの方に向かって、手を合わせてお祈りをして、「続きを早く書け」と念を送ってから読んでプリーズ!


という、ノマド塾長のキラキラ生活の裏側は、仕事に忙殺されたはっち塾長と、部屋に響き渡るタイピング音があるのであった(笑)



夜はどこにも出歩く元気がなかったから、ホテルの前にあるローカル食堂でヤキメシを食べる。

疲れたときはヤキメシが一番!

だって、全世界でハズレがないからね。

10月12日(木) 元・バックパッカーの聖地カオサン

やっぱにぎやかだな。

ボクは1年半ぶりにカオサンに戻ってきた。



たしか、前回はみかみ先生と息子といっしょにタイに来たとき。

コロナ明けすぐだった気がする。

カオサンには息子は来なかったけど、彼はこんなうるさい街は好きじゃないだろう。

来なくて正解!


今はさらに活気が戻って、にぎやかなお祭り騒ぎになってる。

すごい活気。

昔のカオサンと言えば「バックパッカーの聖地」って言われてたらしいけど、今はただのお祭り騒ぎのうるさい街。

にぎやかなのも好きだけど、どっちかといえば、「パーイ」のような落ち着いたメロウでチルな感じの方が好きだな〜。

というわけで、ストリートから少し離れたところに避難。


そして、おばちゃんのパッタイを食べて就寝。

それよりも、また体がだるい。

ビールの飲みすぎか、それとも疲れが溜まっているのか。

バンコクの空気がボクに合わないのか?



わからないけど、思い当たる節が多すぎて特定できない。

ただ、いつものパターンを回避するためにタイマッサージは受けていない。

いつもあれでやられるからな。


仕事にも追われているので、なかなかつらい。

明日は何もせず、仕事に専念しよう。

10月11日(水) 親の愛を乗り越えよう

28歳、誕生日おめでとう。

今日はボクの母親の誕生日である。

だから、LINEでお祝いのメッセージを送った。


もちろん、28歳なわけではなく、実年齢〇〇歳だ。


でも、年齢なんてものは人類が勝手に決めた暦でカウントされるんだから、そんなの無視して自分で決めればいいと思っている。

365日で1カウントって、別に従う必要もないことじゃん。


だから、母ちゃんが喜びそうな年齢で祝う(笑)

実際、これで喜ぶから女性はいつまで経っても若さが大事なんだよね。


それはそうと、

まさか、自分の息子が世界一周をして、今タイにいるとはボクを産んでくれた43年前には思いもしなかっただろう。

ボクもびっくりだ。


旅にいくときは、母ちゃんはいつも心配する。


昔は心配がうざったく感じたもんだ。


だけど、自分も子どもを持った今ならその気持ちは理解できる。

本当にありがたい。

これが母の愛なんだろう。



でも、その愛情を理解した上で書かせてもらおう。


親の愛を乗り越えないと成長しない。


親は子どもの安全を最優先にする。

だから、挑戦や冒険といったリスクがあることをしようとすると、止めに入ることが多い。


ボクもそれで何度か衝突した。

起業もそうだし、生徒を連れて海外に行く時もそう、世界一周のときもそう。


だけど、結局はそれを押し切り、実行してきた。


もちろん、親にはすっごく感謝してるし、それが愛情だってことも理解している。

だけど、

男には行かねばいけないときがあるんだ



もし、これを読んでいるあなたが何かを成し遂げたい「チャレンジャー」だとしたら、親を説得するようなプランと行動力を見せつけてほしい。

ふだん、自分のことは何にもせず、言うことも聞かず、ぼーっとスマホを眺めてるだけのヤツが信頼なんか勝ち得ない。

頭から湯気が出るくらいプランを考えて、それに向かって行動を起こす。

「この子なら大丈夫」

と思われるくらいのプランを行動で示す必要がある。

そして、ガンガン行動して、結果で証明して、安心させてあげてほしい。



もし、これを読んでいるあなたが誰かの保護者である立場だったら、「障害」と「寛容」の両面のバランスを考えてあげてほしい。

プランと行動力が未熟な人間が挑戦するのはリスクがある。

そのときはあなたが障害になるべき。

自分の親や周りの人間も説得できないプランに成功することはないだろう。


でも、なんでもかんでも否定したら、挑戦の芽をつんでしまう。

ある程度の勝算と真剣さを感じたら、背中を押してあげてほしい。

そして、いつでも帰って来れるホームになってあげてほしい。


「はっちさんの行動力はズバ抜けていますね」

こういわれるくらいに攻められるのは、いつでも帰ることができるホームがあるから。

両親がいて、嫁がいて、家族がいる。



どんなときでも無条件で受け入れてくれる人がいる絶対的な信頼感。

だから、安心して世界中を旅できる。



ボクも2児の親。

いつか巣立っていく彼らの障害と寛容のバランスを冷静に見守ってあげられるだろうか?



そんな感じで異国の地でちょっとセンチメンタルになった。

母ちゃん、あなたが目に入れても痛くないと言っていた息子はタイのチェンマイに戻ってきました。

こんなこと言っても心配すると思うけど、ボクは1分1秒悔いなく生きているので、万が一のことがあっても心配しないで。


とりあえず、今日はイカ焼きを元気に食べています。

10月10日(火) 運がない日のノマド塾長

オーマイガッシュ!

この日はとことんついてなかった。

踏んだり蹴ったりの1日とはこのことだ。



この日は朝からくもり空。

でも、なんとか保ちそうだったので、ボクはパーイキャニオンに行くことにした。

ここパーイの有名な場所だ。

ここからぜひ動画を配信したい。

YouTuber魂がうずく。


その前に、このホテルをチェックアウトしないといけない。

もともとパーイには2日しかいない予定だった。

それが居心地が良すぎて、1日だけ延長したのだ。


次のホテルは今いるホテルから歩いて5分ほど。

でも、レンタバイクがあるからぐる〜っと回り道してこないと、辿り着けない。

だって、途中の道がこれだから。

これが bamboo bridge(バンブーブリッジ)。

そのまんま「竹の橋」


こんなところをバイクで渡れるわけもなく、遠回りしなきゃいけないわけ。


そこで悲劇がやってくる。

さっきまで晴れていたのに、チェックアウトを済ませ、バイクに跨り、発進させた矢先に大雨。

いわゆる東南アジアおなじみのスコールというやつ。


わずか5分ほどのバイクに乗って、ボクはズブ濡れ。

びちょびちょになり、次のホテルについた。


ここでもさらなる悲劇が。


なんとチェックインできないという。

なんか説明しているけど、すごく聞き取りづらい。

ここ最近、英語のリスニングがマジでできない。

なんで、勉強しているのにボクのリスニング力が落ちてるんだ


それより、今はチェックインできない問題の方がやばい。

スマホを取り出して、予約を確認してみると・・・

なんと昨日の日付!


まちがえて、昨日の夜の予約をしてしまっていたようだ。

もちろん、ボクが勝手にこなかっただけだから、返金もなし。


というわけで、宿なしホームレス。


しかたがない。

お金はもったいないが、もう一度予約しなおそう。

「部屋は空いてるか?もちろん、お金は払うから」

と伝えると、なんとか一部屋だけ空いてた。


でも、そこはちょっと高めの部屋。

1100B(4400円ほど)はここら辺だと、少し高く感じる。

だって、昨日まで2600円の部屋にいたんだから。


本当に空いてなかったのか疑問だが、とりあえず、この部屋にするしかない。

ずぶ濡れの状態で、また1から安宿を探すほど余裕はない。

とりあえず、お金を追加で払い、チェックインの時間まで3時間ほどカフェで時間を潰そう。


その前に、ずぶ濡れのシャツを着替えさせてもらう。

ズボンはあまり濡れなかったからまあいい。

その下は海パンだし。


実はこの海パンって便利なもので、ちょっとした外出(コンビニとか)なら海パンのまま出かけられる。

下着にもなるし、そのまま歩けるし、一石二鳥。

こういったバックパッカーが多いところだと、こういうことも気にしなくていいので便利。



フロントに荷物を預け、最低限のお仕事道具をもっていつものWi-Fi爆速カフェへ。

ここにはすでに3回来ているので、店員さんも覚えてくれてるようだ。


旅の途中もできるだけ、炭水化物を摂りたくないボクはチキンばかり食べている。

動画編集、資料作成、授業準備など意外と忙しい今回の旅。


こういったスキマ時間でも活用しないと、こなしていけない。


がっつり仕事を終えたあと、外に出てみると少し晴れ間が!

チャンス!

これならパーイキャニオンに行けるんじゃない?


ってことで、すぐにパーイキャニオンを目指した。

ちなみにこの両サイドは5mの崖。

もし滑り落ちても死ぬことはなさそうだけど、上がってこれないな。

注意して進もう。

なかなかの景色。

よし、雨が降ってくる前にサクッと撮影しようか・・・・


って、ないぞ!

ない!

スマホスタンドがないっ!


また、やらかした。

ボクはスマホスタンドをどこかに置いてきてしまったようだ。


たぶん、さっきのカフェか、前のホテル、それかメインのカバンの中か・・・


まあ、それはそうと、収録してしまおう。

そこらへんの木にスマホをくくりつけて撮影。


帰りにはまたポツポツを雨が降り始めてたので、寄り道せず速攻で帰った。

1日に2回もずぶ濡れになるのはイヤざんす。


そして、ホテルにチェックインして、スマホスタンドを探す旅に。

カバンの中をもう一度確認したけど、ない。

カフェに行ってもない。

最後の頼みは、前のホテル。


受付で愛想がいいんだか悪いんだかわからないお姉さんに聞いてみる。

「OK!」

と言って、奥に走っていった。


そしたら、掃除のおばちゃんが持ってきてくれた!


あったー!

うれしー!



これ、けっこう役に立つんだもん。

ここで失くしたらこれからの旅の撮影に支障がでるところだった。




その後、部屋に帰って授業をするけど、

通信が繋がりにくい。

塾の塾長室の蛍光灯が切れた。

オンライン授業のサブで使っているパソコンの調子が悪く、電源が入らない。
(これがなくても、一応授業はできる)

そんな感じで、不運続きの今日。


こんな日は早く寝るに限る。


昨日から気になっていた隠れ家的なBARに行ってきた。

入り口はこんな感じ↓

中は怪しいこともなく、普通にライブをしてるまったり系のBar。

サイケでチルな時間を過ごして、運気をリセットしよう。

10月9日(月) 金髪ノマド塾長 パーイ生活

OK!  Go straight and turn left.
(OK! その道をまっすぐ行って、左に曲がって)


まったくキリがない。



ボクはこれでも授業中だぞ。

もう何人かの人に声をかけられてる。


やっぱりこんな場所で授業するのは、クレイジーは日本でボク一人だろう。

この日のお仕事は

インタビュー

毎日理科

中2数学


もちろん、週のはじまりなので、いろいろやらなきゃいけないことも多い。

しかも、旅の最中の『勉強の攻略法』も準備、収録、編集もしなきゃいけないので、結構忙しい。


なのに、ボクの部屋のWi-Fiが激遅!

25Mbpsあったのが、今日になると2Mbpsもいかない。


これじゃまともな授業なんてできない。

というわけで、このホテルで一番Wi-Fiが早い場所。

受付の前で授業することにした。

ここは爆速300Mbps!

圧倒的なスピードだ。


ちなみにこんな場所。

たぶん、共同スペースみたいな場所。

誰も使っている気配がないから、多少長居させてもらってもいいだろう。

意外とステキじゃない?

ノマド塾長として、世界中Wi-Fiが届けば、どんな場所でも授業できるようになった。


ただ、世界は広い。

このボクですら予想できないことも起きるわけで



まず、道を聞かれまくる。

実はこの横は路地。

旅行者が普通に歩いてくる。

向こうからはボクは丸見えなのだ。



そのせいか、めっちゃ道を聞かれる。

「 I want to go to Waliking Street」

「OK!  Go straight and turn left and you can see bamboo bridge. Through bamboo bridg」


ボクもここに2日いるから、このくらいの土地勘は出てきた。

New Horizonで出てくる「道案内」のようなシチュエーション(笑)

やっぱり勉強って大事やな。


ちなみに、ボクはどうやら中国人にみられるようだ。

「Are you Chinese?」

っていわれるのもあるけど、

中国人が普通に隣に座ってきて、中国語で話しかけられる。

今回もまず中国語で話しかけられてから、英語で聞かれる。

まあ、いいんだけどね。

チェンマイでは日本人にも日本人にみられなかったし・・・。



しかも、蚊がすごい。

そりゃほぼ外だからしかたがない。

虫除けは持ってきてないから、体の表面積を極力なくす作戦でのりきろう。


それでも、目の前に蚊が飛んでくると、不快だから潰してしまう。

それが何匹もくるから、まるでフラメンコダンサーの如く、手を叩き続ける。

パンパパン!オレッ!



つぎは刺客は老夫婦。

「ライターをもっていないか」と聞いてくる。

あいにく、ボクはタバコを吸わないので、「ごめん、持ってない」というと、笑顔で帰っていった。

吸うのはタバコなのか、マリファナなのかわからない。

ちなみにタイはマリファナは合法。

でも、あんな品のいい老夫婦がマリファナ吸うかな?

まあ、歳をとってから夫婦で一緒に旅をして、一緒にマリファナ吸うのも「長年連れ添った夫婦愛」って感じでいいよね。


あと20年ほどしたら嫁と一緒にここに来ようかな。

でも、一緒に吸ってくれないだろうなぁ〜。
ボクと違って彼女はマトモだから。



次なる刺客は若いカップル。

見た目は中東っぽい感じ。

もっさ〜って髭あるし。


なんかいってる。

全部聞き取れなかったけど、こんな感じ。

「ヘイ、君のワークプレイスはすごいね。

僕らは今部屋を探しているんだけど、君の部屋見せてくれない?」



は?なんで?
そんな義理はないんだけど、しかたがない。

授業中だし。

旅先では助け合うのが生存率を上げる最善の方法。


困った時はおたがいsummerだ。


授業を少し中断して、部屋を見せてあげる。

エアコンもない、ベッドとシャワーしかないシンプルな部屋。

蚊帳はあるけどね。

こんなシンプルな部屋だけど、600B(約2400円)だからお得だよ。


そんなこんなで2人のカップルを撃退した。



その間には、ちょくちょく声かけられる。

「何してるの?」

「この先って行ける?」


とか・・・。



極めつけはこれだ。


3〜4匹のわんこが吠えている。

いや、わんこというには凶悪すぎる。

『今日のわんこ』に応募してもまっさきに落とされるであろう滲みでる野犬感。

そいつらがなんの闘争か、吠えあってる。



あいにく、日本語と英語が少々できるだけで、犬の言語は習得していない

「うるるるぅぅ〜」

吠え声が低く唸り声になったので、話し合いはうまく行っていないだろうことが想像できる。

さっきの「わんわん」がかわいく感じる。


しかも!
こっちにくるじゃないかっ!



ボクの目の前にやってきた。

1対3の仁義なき戦いか?


やばすぎだろ。


こちとら授業中だぜ。

海外の犬は致死率100%の毒持ちだから絶対に油断できん。

授業中だけど、万が一、これ以上近づいてきたら、自分の命を最優先させてもらおう。




という、心配をよそに、凶悪わんこちゃんたちは5秒くらいで去っていった。


とりあえず、怖かった。


さすがのノマド塾長も犬の襲撃までは予想してなかった。

画面の向こう側の生徒たちは笑ってる。

みんながよろこんでくれるなら、まあいい。

これぞリアルタイムエンターテイメント。




この後も蚊とフラメンコを踊りながら、授業は無事終了。


自分の塾でやれば、こんな苦労はない。

Wi-Fiは安定してるし、機材も揃ってる。

道も聞かれることもないし、狂犬も乱入してこない。


でも、たまにはこんな刺激は楽しい。

他の人がやったことのないことをやってみたい。

普通はつまらない。

ボクはあの日から「ふつう」に生きることをやめたんだ。


おそらく、こんな授業ができるのは日本中でもボクだけ。

労力とお金をかけて、こんなことを実行している理由は・・・。


今日インタビューしてくれた『ボビやんさん(https://twitter.com/bobb_positive)』に存分に語ったし、別の機会にしよう。


君もボクと一緒に旅をしないか?

10月8日(日) バックパッカーの楽園へ

ま、マジかよ・・・

これをみてビビらずにいられようか。

ボクはチェンマイからさらに北にある「パーイ」という街に向かっている。

「チェンマイバスターミナル2」から200B(800円)のチケットを買って、バスに乗る。


これはあらかじめ買っておいてよかった。

しかも、座席指定もできるから、20B(80円)を追加で、一番奥の一人席を確保しておいた。

こんな感じだから、一人席じゃないとかなり苦しくなる。

美女がきてくれるならいいんだけど、でっっかい人が来ると、パーイに着く前に圧死してしまう。

荷物はこんな感じで上に載せられる。

嫌な予感がしてたんだ。

必要なものはあらかじめメインバッグから出しておかないと、途中で取り出すことができなくなる。

こういったところは、今まで培ってきた旅スキルのおかげ。

あと必須なのは「酔い止め」「ゲロ袋」「小銭」

「部屋」と「Yシャツ」と「私」みたいなきれいなもんじゃなくて、「酔い止め」「ゲロ袋」「小銭」

愛するあなたのため、毎日磨いていたいから〜。

実際の道のりはこんな感じ。

パーイまでの道のりは131km。

3時間弱のバス移動。



距離自体はたいしたことはないんだけど・・・。



問題は道のりのカーブ。

その数、実に

762カ所!


だから、酔い止めは一応飲んでおいたほうがいいだろう。

ゲロ袋も万が一のために準備しておく。



小銭は途中の休憩の時にトイレを使う時に3B(12円)必要になる。

これはアジアあるある。

トイレを使うのにお金を要求される。


こういったときに小銭がないと、めっちゃ嫌がられる。

そして、「おつりがない」とか言い出して、多めにボッたくる。

だったら、金取るのやめろ!

まぁ、でもお掃除するのは彼らだし仕方がないよね。

ボクは日本代表としてなんと5Bも払ってあげた。


休憩所の場所がこの地図の「OKマート」ってところ。

ここからはドラゴンボールの悟空が界王様のところにいくときの「蛇の道」みたいな道を通る。


やべえ、こいつはやべえ。



・・・と思っていたんだけど、実際は全然大したことはなかった。

たしかに横Gはきつかったし、ドライバーのおっちゃんがイニシャルD並にものすごい飛ばすけど、思っていたほど大したことはない。

酔い止めのバフのおかげか、まったく気持ち悪くもなかった。

きっとおっちゃんの運転テクがよかったんだね♡



こうやってビビりながら無事に着いた。

大自然に囲まれた「バックパッカーの楽園パーイ」

ここで2〜3日滞在する。

2日にするか、3日にするか、明日決めようっと。



今夜の宿もステキ。

着いて早々ハンモックで爆睡した。

10月7日(土) YouTuberの苦悩

くっそ!また失敗か!

もう何度目だろう。

同じセリフを発するのは。

Hello everyone wake up please!

取り直す度に、オープニングのこの言葉を言ってる。


周りの人から見たら、

「こいつ、どんだけみんなを起こしたいんだ」

って思われているかもしれない。

このことばは授業のときに最初にいう言葉でもあるので、もはや100万回は言ってる。



ボクの動画はもちろん日本語。

だけど、この部分だけは英語、もしかしたら、そこら辺にいるツーリストにも聞かれているかもしれない。

発音は練習しておこう
(こんなどうでもいい部分で健気な努力をしているよ)


それはともかく、慣れない環境で撮影するといろいろ予想もしないことが起きるもんだ。

第一に、 音声の質がよくないということ。


前に書いたかもだけど、ぼわんぼわんする。

そのためにピンマイクも買ったけど、今度は音量が大きすぎるのかプツプツ音がはいる。

まったくめんどくさい。


自分がしゃべるのにもテクニックがいるのかよ。

勢いよく話しているのに、音量を抑えるのはちょっと難しい。

ちょっと意識しないと、すぐ大きめになっちゃう。

これは塾の先生としての職業病みたいな感じ


もっといい機材があれば、クリアに収録できるのかもだけど、あまりお金をかけたくないし、荷物も増やしたくない。



そして、 次にロケーションの問題だ。

いろんな場所からお届けしたい。

たとえば、公園や観光地、海や山、カフェなんかもいいね。

もちろん、邪魔にならないところでやるよ。


ナイトマーケットに行って、撮影してみたけど、うるさすぎて撮影できない。


これはさすがにナイトマーケットの都合なので仕方がないけど、工夫をして撮りたい。

絶対に撮りたい。

撮りたいったら撮りたい!



次に編集だ。

これはさほど苦労しないけど、なんかパソコンの調子がちょっと悪い。

音と映像が少しズレるときがある。


処理速度もなんか遅い気がするし・・・。

海外に来ると、やっぱりなんか違う。


でも、これはまあなんとかなるかな。




この旅の間に20本を撮影しておきたい。

そうすれば、日本に帰ってから編集をすればいいんだから。


ネタ出し、資料作り、撮影、編集。

いろいろやることがあって、結構忙しい。


でも、こうやって何か「やる」って決めると、行動力が出てくる。


「何もしない」ってのは究極に楽(ラク)だけど、楽(たの)しいわけじゃないんだよね。


だから、「〇〇をする」って自分の目標を決めてやると、こだわりも出てきて楽しくなる。

ちょっとめんどくさいことをやっている方が、人生って楽しくなるよね☆



10月6日(金) おいでませ!アジアンカントリーズ

これだよ。これ!

ボクは今チェンマイのカラレナイトマーケットにいる。

おみやげ屋さんがずらりと並び、旅行者が品物を見て回っている。

そして、屋台。

このほどよいチープ感が超好き。

この夏祭りのようなにぎやかさと適度な気軽さ

そして、なにより開放感♡

この雰囲気が超好きなんだよね♪


「なんでアジアばっかりに行くの?」

って100万回聞かれるんだけど、イタリアもオーストラリアもエジプトもモロッコも好きだよ。


街はキレイだし、治安も比較的いいし、すごくいい国だよね。

でも、ボクはその街だと、ただの旅行者になっちゃう。


うまく言葉では表せないんだけど、馴染めないというか、気が抜けないというか、少し緊張しているというか・・・、なんかこう・・・むずかしいな。

ただ、アジアの国々、タイとかベトナムとか、カンボジアとかにくるとなんか落ち着くんだよね。


そう、夏休みに田舎のばあちゃんちに遊びに来た感じ。

そんな気楽さ。

そんな中、何もするわけでもなくビールを飲んで、ソムタム(タイのパパイヤサラダ)をつまんでいると、なんか現地に溶け込んだように錯覚する。


なにより人との距離が近いんだよね。

みんな笑顔だし。



例えば、街を歩けば、街の人が声をかけてくる。

それがマッサージの呼び込みでも

「マッサ、マッサ」

「No, Thank you. I have to go」
(いや、いいよ。行かなきゃ)

「Where?」
(どこに?)

「umm・・・cafe?」
(うーん、カフェとか?)

「それならあそこがいいわよ」

って感じで教えてもらったりする。



こういった会話がちょっと楽しい。

行くのも、何を食べるのも自由な一人旅。

どうせ行くなら、何かきっかけがあるところがいい。


そんな少々の交流もありつつ、カフェをして、マッサージを受けて、仕事して、ごはん食べながら、ちょろっとお酒飲んで、お昼寝して、授業する。

そして、気が向いたらすこし観光もする。

スローライフ。




そうそう、よく

「お昼からお酒飲んでるの?」

って言われるけど、アジアは暑いから飲みたくなるんだよ。

欧米なんかでも昼間からワインを飲んだりしてるしね。



アジアではグラスに氷をいれてビールを飲む。

ビールに氷をいれるって、日本じゃありえないんだけど、アジアではそれが普通。

だから

「 Can I get ice?」
(氷ももらっていい?)


って言ったら普通に出てくるし、言わなくても

「ice?」
(氷いる?)


って向こうから言ってくれる。


そして、氷でじわじわと薄まっていくビールがまたいい。

タイのビールは日本のビールより苦味が少なくて軽いから、ほんと麦茶のような感覚。
(だけど、さすがに1本くらいで抑えてるけど)

汗をかきながら外で飲むビールがまたいいんだ。


ボクの表現力の少なさで、この雰囲気は来てもらわなきゃ伝えられない。

とくにビールが好きな愛すべき同胞たちなら、気に入ってもらえると思う。

おいでませ、アジアへ。

10月5日(木) アジアがボクを呼んでいる

よし!準備万端!
レッツゴー♡


そうやってボクはまた旅に出る。

ぶっちゃけて言うと、最近ボクの旅は目的を見失っていた。


2023年の目標は

100日海外生活

連続じゃなくてもいいけど、365日中100日以上は海外を旅してくるというもの。

現在82日。

目標達成まであと少し。

だったんだけど、最近ボクは目的を見失っていた。


確かに経験値はゲットできるし、今年はインドネシアやオーストラリアなど、行ったことない国にも行ってきた。

ただ、旅を続けていると、変化がなくなってくるんだ。

正確に言うと、変化は確かにあるんだけど、その刺激に慣れすぎてしまって、変化だと感じがくなってなってしまうって感じ。


ただ、今回の旅は違う。

日本にいる間に、自分自身を見直して、自分の目標目的を見つめ直した。

↑9月23日にも書いたけど、ボクはもっとYouTubeを撮影しようと思う。


世界を周りながら、いろんなところから、勉強の仕方を発信するんだ。



前にも書いたけど、チャンネル登録者数を増やして、YouTubeで収益を上げたいわけじゃない。

1人でも多くの子の勉強の悩みを解消して、できれば勉強魂に火をつけたい。

そして、ボクの旅の雰囲気を少しでも知ってもらって、日本の外にも視野を広げてもらいたい。


そうやって考えると、バンコクのような都会から発信するよりも、ちょっと面白い場所で撮影したくなる。

あんなところやこんなところで動画を撮影する。


考えただけでワクワクしてくるってもんよ。

そしたら、何を発信しようかとか、どうやって発信しようか、どんな機材を持ち運ぼうか、持ち運ぶためにはどんなバッグを持っていればいいか・・・とか。

いろいろ考えることが出てくる。


ノマドワークの聖地「チャンマイ」

バックパッカーの楽園と呼ばれる「パーイ」

カンボジアンブラザーの「ワナさんの家」

ボクの大好きな都市ダナンの「ミーケービーチ」


とか、いろんなところで撮影するのは楽しみだ。


実際、行ってみないと撮影できるかもわからないけど、考えるだけでもう楽しさMAX♡


ボカァ、やっぱりこうやって試行錯誤をすることが好きなんだなぁ〜。



人生、楽を求めると刺激が少ない。

部屋でゴロゴロするのも気持ちいいけど、自分のやりたいことを自由にやってみるのは最高に楽しい。

好きなことはとにかくやってみる。

やってみて、合わなかったらやめればいい。

飽きてもやめればいい。


とにかく、「合う」も「合わない」の判断も、やってみてからすべては始まるんだ。



今日は大阪で一泊。

シングルルームのはずなのに、ツインベッドの広々間取り。
しかも、角部屋。

これでお隣さんに気を遣わずに授業できるぜ!

↓あまりに対象すぎて、鏡があるのかと思った(笑)

10月4日(水) 独立国家はちやま塾

え、マジで? 1000000HYMだって〜!

一瞬わけがわからなくなった。

未だかつてこんなことはなかった。

でも、実際に現れたのだから仕方がない。


実はボクの塾には独自通貨がある。

それが「HYM」

ちなみに単位になっている「HYM」は

H はち
Y や
M マネー

の頭文字だ。

1000HYMは「せん はちやマネー」と読む。

最小通貨は500HYM。

そこから1000HYM、5000HYM、10000HYM、そして、新しく10万HYMを発行した。

小学生が確認テストを終了したり、学校のテストで100点をとったり、ゲームで勝つともらえるポイントカード。

これを集めると・・・

2000HYMでガチャが1回引けたり、Amazonカードに換金することができる。

ちなみに、満点の学校のテストを持ってくると、2000HYMがゲットできる。


気になるその価値は

100HYM = 1円

およそインドネシアのルピーと同じくらい。

つまり、テスト1枚満点をとってくると、ボクから20円のごほうびがあるわけ。


子どもだましな少額だけど、ちょっとしたご褒美としてはいいでしょ♡


子どもたちががんばって勉強して、学校のテストで満点をとって、うれしそうにボクに見せてくれて、一生懸命にポイントを集めてくれる。


なんとも微笑ましいじゃないか・・・


ただ、それがついさっき戦慄に変わったんだけどなっ!


だって、100万HYMだよっ!

日本円に換算すると

1万円だよ!

いちまんえんっ!



一万円っていったら、ラオスでビアラオビールが100本くらい飲めるんだよ!

ものすっごい大金じゃんね?



でも、これも彼ががんばった証だから、褒め称えて1万円のAmazonカードを進呈しよう。

ちなみに、

「1万円で何買うの?」

って聞いたら、

「夜でも野球の練習できるように照明を買いたい」

って言ってた。


ええ子や(;ω;)

10月3日(火) くぅ〜いそがし〜

じ、時間がないざます




昨日は星稜高校の校長先生を訪問してきた。

その理由は、ボクが所属している「学習塾協議会いしかわ」という団体で発行している『合格本』を作成するため。

その中の特集記事で、星稜高校の記事を書くんだ。


校長先生にインタビューして、高校の特色と変化、今後のビジョンなどを伺ってきたってわけ。

そして、それをうまくまとめて・・・っと。



さらに、10月中旬には新しい動画をYouTubeで配信予定。

それの資料作りと動画撮影を撮らなければいけない。

それも明日までに!

しかーも、木曜日には旅に出なければいけない。

その前に日本でやっておかないといけないことはやりきる。


だから、かなりの密度で進めなければ終わらないってわけ。




でも、ここでしっかりやりきっちゃうのがはっち塾長なのよん♪


逆境に強く、追い込まれた時の集中力はすさまじい。



逆にいえば、追い込まれなかったときは、集中力は発揮しないけど。

つまり、能ある鷹は爪を隠す作戦♡



だから、この日記ブログも止まっていたわけ。

アンダスタン?

本当はブログも書きたくて、書きたくて、震えてたんだけど、そんな時間はなかった。

ごめんて<(_ _)>



結果、二つともやりきった。


ものごとの優先順をつけて行動すること。

とくに時間があるときは、ついつい甘く考えてしまう。


たまにこんな緊急事態に追い込まれないと、その優先順位の大切さと集中力が上がらない。

忙しいときこそ、優先順位だぜ。



って、もっともらしいことを言って、ブログを書かなかったことを正当化しようとしたはっち塾長けど、こいつGoogleマップで旅の宿を探しているじゃねーかっ!

10月2日(月) 99gのためのスキルアップ

・・・Oh my gosh!・・・

お気づきだっただろうか・・・

昨日、この記事に何も書かれてなかったことを・・・。



ボクはアップしたさ。

あ、確かにね。

でも、今見たら真っ白だったんだ・・・。


もしかしたら、

「おバカさんには見えない文字で書かれています」

って感じで、読めるふりをしてたら、

「あの金髪赤メガネ塾長ブログ、なんで書いてないの〜?」

って子どもが純真な気持ちでエグってくるかもしれない。


もし、そうなったら、頭をワシヅカミにして

「大人には泣きたくても泣けないことがあるんだよっ!」

って血の涙を流すかもしれない。



っていう事情で、消えていました。

アップしたと思ったのに・・・。

泣いてもいいですか?


たしかに、昨日ブラウザを閉じるときに

「閉じてもよろしいですか?」

的なメッセージが出てきた気がするけど、条件反射的に消してしまった気もする。


まあ、いい。



もう一度、同じことを書く気がしないから、簡単な違うことを書こう。
※はっちはすでに自分で何を書いたか覚えていません。


実は最近、『脱マウス』を練習している。


マウスってパソコンを操作するあのマウスね。

今までこれを使っていたんだけど、これをやめようと思っている。


Macには優秀なトラックパッドがついている。

だから、多くのMac使いはマウスを使っていないらしい。

でも、ボクは高倉健さん並に

「自分は不器用ですから・・・」

と息を白くして言うくらい不器用なので、ずっとマウスを使っていた。


これがあると編集とか細かい作業する時に楽なんだよね〜。


でも、そうするとマウスを旅に持っていかなければいけない。

たった99g。

たった99gだけど、荷物を減らせるものなら減らしたい。


というわけで、ボクの過酷な特訓は始まった。

ちゃちゃーちゃーー⤴️
ちゃちゃーちゃーーー⤵️

(ロッキーのテーマを脳内再生してください)

くそっ、どうしても無意識でマウスを触ってしまう。

電源をオフだ。


う〜〜、せめて動画編集のときは使いたい・・・

いや、ボクは日本を代表するノマド塾長、マウスなんか使っていたら笑われてしまう。

「Hey 見ろよ。あのジャパニーズ、マウスなんか使ってるぜ。

 お子様は家に帰って、ミルクでも飲みながらマウス使ってな。 HAHAHA!」


海外のノマドにそう思われるのはイヤだ!
(※フィクションです)




両手の甲が痛い。

腱鞘炎か・・・。

俺はこの両腕がどうなろうとも、トラックパッドを使いこなしてみせるっ!

おおおおおおおお!

どうでもいいけど、腱鞘炎の「炎」って「ほのお」なのでかっこいい。



月日は流れ(1週間くらい)

よ、ようやく身につけたぜ、トラックパッド。


これでマウスを持っていかなくても済む。


もしかして、これからは

「自分は意外と器用ですから・・・」

とか、言えるんじゃないの?これ♡


というわけで、次の旅は地味にマウスなしで行く。

スキルアップして、荷物を減らす(99gのために)


こう見えても、今日、明日中に資料を作成して動画を撮らないといけないから実は忙しい。

消えたブログに免じて許してソーリー。

YouTube用の実験動画↓

実験用だから話は大幅に削ってるけど、何がコンビニのビニール袋なのか(笑)気になる人は再生してね☆

10月1日(日) ミスの解像度を上げてみよう

Round 1スタート!

今日は毎回恒例の『5時間特訓』



テスト前に集中して勉強する日。

『5時間特訓』は中間・期末テストの1週間ほど前に行うのが通例。

基本的にはこの日までに学校の問題集(ワーク)を1周終わらせてくるのがベスト。

そこから最後の仕上げの問題集に取り組む。


昨日もリアル&オンライン、合わせて40人の生徒が参加してくれた。

勉強の基本は

勉強の基本

① 問題を解く。
② 丸つけ
③ 記録
④ 解き直し


なんだけど、④の解き直しのところでもっと重要なことがある。

「勉強しているのに点数がとれない」

という人はこの部分ができてないんだと思うよ。

解き直しの鉄則

① 間違える
② 分析する
③ 正しいやり方を理解する
④ 対策する

だよ。


ちょっとだけ説明すると、「① 間違える」っていうのが、超重要。


わからない問題は「わからない」とまず認識した方がいい。

ここで下手に誤魔化したら成長はない。


だから、問題を解いている最中に教科書を見たり、人に聞いたりしない。

間違えるときは、ちゃんと間違える。

意外と多くの子がこれができていないんだよね。


自分の間違いを認めるのが本能的に怖いんだろう。

でも、自分でやって、自分で丸つけした問題が間違えだったとしても、なんのリスクもない。

誰にも怒られない。


それなのに、自分の間違えを避けようとする。


ミスをしっかり受け入れないと、次のステップに進めないよ。

次のステップに進めないから、点数も上がらない。


もうちょい話を深掘りすると、ミスには2種類ある。



1つは、「リスクが生じるミス」。

そのミスによって、お金がなくなったり、人間関係が悪くなったり、社会的地位が下がったりするミス。

こういったミスはダメージがあるから、できるだけ避けたいね。


しかも、同じミスでも損害の大きさが違うことがあるので、それも気をつけるべき。

っていうか、ボクはそれを計算的に気をつけている。


例えば、「うっかり物を落とす」という誰でも起きうるミスがある。

そのとき、落としたものが「コーヒー」であれば、

「床が汚れる」

「コーヒーを失う」


というリスクがある。

もしかしたら、「服も汚れる」ということもあるかもしれない。

もしそうだとしても、そんなところだ。

大した損害じゃない。


コーヒーを入れ直し、床を拭くという行動でリカバリーできる。


でも、落としたものが「iPadとMac」だとするとヤバい。


もし、iPadとMacだったら、落とした衝撃で壊れるかもしれない。
ちょっとした衝撃で電源が入らなくなることはよくある。


もしそうなったら、iPadで10万円、Macで15万円ほどのダメージを受ける。

数百円のコーヒーとはわけが違う。


こんな感じで、「リスクが伴うミス」があり、さらに同じミスでも「リスクの大きさ」が違う。

ボクは「iPadとMac」を持って移動することが多いので、それらを持って移動する時は細心の注意を払っている。

・・・というか、普段から無意識的に自分の持っている品物の合計金額と被害総額を考えてしまう貧乏ったらしいクセがある。



もう一つのミスは「リスクのないミス」

間違えてもノーダメージ。

多少の恥ずかしさや悔しさ、愛しさと切なさと心強さしかない。


例えば、オーストラリアのBARで、店員のお姉さんに

「Hi How’s it going? Can I get a beer?」

って元気よくいったら、そのお姉さんは店員じゃなくて、お客さんだった。


そして、めっちゃ笑われたけど、ただそれだけだ。

ちょっと恥ずかしかったけど、そんなことはダメージでもなんでもない。

むしろ、笑いを提供してあげたんだから、感謝してほしい。

なんなら、そのお礼として、beerを奢ってほしい。


それはともかく、これもノーダメージなミス。

でも、そんなミスをビビってたら行動は起こせないし、成長もしない。


勉強のミスも同じ。

テスト本番でミスるのはダメージがある。

点数が取れないし、内申も悪くなる。

でも、自分で勉強しているときのミスなんて、自分とお天道様しか見てないぜ。


リスクのないミスはどんどん失敗して、自分がどこで、どんなミスをしたのか分析して、修正と対策をすれば、めちゃくちゃレベルアップできる。

100回ミスして、100通りのミスを克服した人って明らかに強そうじゃない?

失敗すればするほど成長するんだ。



だから、

「失敗を恐れるな!」

ってみんなよくいうんだよね。


でも、「失敗を恐れるな!」って精神論的に言われても怖いものは怖い。


だから、ボクはちょっと時間をおいて、

「もしミスをしたときにはどんなダメージがあるか?」

を考えてみることをオススメする。


実際にボクもそれを考えて、行動するかどうか判断しているからね。


恐怖という本能は、知性でコントロールする。

それができると、行動力は一気に上がるよ♡



あれ?

今日のテーマはマジメな感じになりそうだったから、短く切り上げたかったんだけど、思ったより長くなってしまった。

見た目はチャラいけど、根がマジメなんだよね〜。ボクちゃん。

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