ボクには必要ない 世界一周旅行記5 ドバイ編


この記事はボクが書きました。

『I can・・・はちやま塾』塾長塾歴17年|元・大手塾の教室長を経て、2010年に独立|オンライン塾として、県外からも生徒が集まる|世界中から『勉強の攻略法』を発信|夢を叶えるために学ぶ|オンライン学習塾経営|たった1ヶ月で39点→91点|半年で100点up|リュック1つで年間100日旅してる|大人が本気で人生を楽しむことこそ最高の教育


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これはボクが世界一周に行ってきた時の笑いと涙の物語。

またもトラブル

インド、ヴァラナシの空港で

「ドバイに行きたいなら、ビザ持ってるの?」

チェックインカウンターのオバハンが聞いてくる。

???

ビザ?
ピッツァじゃなくて?
いやピッツァも持ってないけどさ。

いや、ドバイにビザはいらないはずだろ?

あの時の悪夢が蘇る。

(もしかして、ボクもここでリタイアか?)


とりあえず、裏の事務所に行けと言われて、指定されたところに行き、そこのオジ様に全力でコビを売る。

「おじさまー❤️ボクたち、ドバイのビザが欲しいんですけど〜、どうやったら今日中に取れますかぁ〜」

ボクの捨てられた子犬のような瞳で訴えられて、おじさまはメロメロ😍

一生懸命にパソコンで検索してくれている。


ボクはそれをみながら、自分もスマホで検索。

やっぱ、ビザがいるって書いてないんだよな〜。


調べているところに、別のおじさま(その2)が通りかかって、

「ん?ドバイのビザの取り方を調べているの?

キミたち日本人でしょ?

日本人だったらビザいらないよ」


おじさま〜〜〜〜〜❤️😍❤️😍❤️😍❤️


なるほど!
そういうことだったのか!

このとき、初めて気がついたんだけど、

日本のパスポートは最強だったんだ。

192カ国にノービザでいけるガチで世界最強のパスポート。

インド人からしたら、『ドバイ=ビザ必要』

だけど、

日本人のボクからしたら『ビザ=ピッツァ?』

くらいの認識しかなかった。
当たり前すぎて、インド人の感覚が理解できてなかった。

それを説明してあげればよかったんだ。



そうやって、もう一度、チェックインカウンターのオバハンのところに向かって、飛行機の発券してもらう。


するとどうでしょう(ビフォーアフター風に)


あのふてぶてしかったオバハンが、

さらにふてぶてしくなってしまいました。



パスポートも投げ捨てるように返し、発券したチケットも「ほらよ」って感じで渡してきました。


なんでやねん!

なんでお前がキレとんねん!!!

被害者はこっちやぞ!

お前のせいで、ビビらされて、時間をロスしたんじゃ!




でも、ブログのネタにできたから許してやろう🤗

アディオス、オバハン。



ふー、焦った。
とりあえず、これでドバイに行ける。





ムンバイ空港をトランスファーして、ボクらはドバイへ

ムンバイのラウンジでビアを飲む。

これでオバハンの恨みを水に流そう。

途中、質問がきてたから、解説動画を作成して送る。

実際にやってみたらわかるんだけど、世界一周中に授業したり、質問に答えるのは至難の業。

日本みたいに街と街が隣接しているわけじゃなくて、途中に荒野みたいなところがあって、ネットがすごく不安定になる。

だから、移動中やネット環境がない場所だと答えることもできない。


それでも、世界一周はっち塾長は答える。

金持ちの都 ドバイ

オーマイガーーー!

ホテルに着き、部屋からの景色をみたボクは絶句した。


都会、都会、都会!

さっきまでのインドはなんだったのか?

小学校低学年が描いたような
『みらいのまち』がここにあった。


さっきまでのインド。


今のドバイ



昨日までのインドのホテル



今日のドバイのホテル

何もかもが違いすぎる!!!


脳がバグる!

チャイは?

人力車のおじちゃんは?

「セルフィー」って言ってくるウザい人たちは?

みんな、どこにいったの?



少々混乱したけど、別ルートですでにドバイに来ていたみかみ先生と無事再開できた☆

とりあえず飲みましょう!



ちなみにドバイはイスラム国だから、基本的にお酒は売っていない。

一応、旅行者のために売ってるんだけど、めちゃくちゃ高い。

テキトーに言えば、ビール一杯1000円くらい。


そんな高額ビール飲めるかいっ!

飲んだ先から金額にビビって、酔いも醒めるわっ!!



だから、空港の免税店で先にビールを買ってくるのが最適解


とりあえず、今日はゆっくり寝よう。


忘れているかもしれないけど、
この日の朝は5:00に起きて、ガンジス川で沐浴してきたんだから。



時系列的に、この日の朝とここまでの話は「同じ日」なのだ。

とりあえず、おやすみなのだ。

世界一高い建物から見下ろす景色

次の日はドバイ観光。

と言っても、このドバイで特にすることは決めていない。

唯一、決めているのは

世界一高い建物
ブルジュ・ハリファ


に登ること。


その高さ828m人工建造物で世界一

まさにバベルの塔。

ここに登ってくる!





そして、
ここからの景色が〜〜〜〜


どーーーん!!!


うーん、微妙(笑)

高いし、すごいけど、そこまで眺めがいいわけでもない。

夜景ならともかく、建物を上から見ても特にすごいとは感じられない。



そのブルジュ・ハリファに隣接する
世界最大のショッピングモール。
ドバイモール


まあ、広いし、キレイだし、ブランド店もたくさんあるんだけど・・・。

だから何?って感じ。


これなら地元のイオンでも良くない?

スタバもあるし、サイゼリヤもあるし(笑)


ボクらはトラベラーだぜ?

こんなキレイな高級ブランド店には用はない。



そして、ショッピングモールを出て、ホテルに戻るときも結局同じ感想。

確かに、インドに比べると、はるかに道もキレイで高級車が続々と走っている。
建物もみんなピカピカしている。



でも、それだけ。


そこにはインドにあった活気やワクワクドキドキするような面白さはない。


ここには用がない。ボクにとっては。

本当の豊かさってなんだろう?

極端にちがうインドとドバイを連続で通過して、「豊かさ」を考えてみた。

インドとドバイはどちらが豊かなんだろう?


インドには活気があって、みんな笑顔だった。

汚い街で汚い道で寝ている人もいた。


ドバイには道で寝ている人はいなかったけど、すべてが整いすぎて遊びがない。




もちろん、お金をたくさんもっていて、住むならどちらといえばドバイに住む。


でも、インドのカオス感も捨てがたい。

所詮は日本人がふらっと立ち寄っただけで、その国の人じゃないから都合のいいことしか見えてないのかもしれない。



でも、インドのカオスさもドバイのゴージャスさもどちらも選べることが、本当に豊かなことなんだと思う。


つまり、
本当に豊かなことは「自分で選べる」ということ。


お金がたくさんあっても、使い道がなければ豊かじゃない。

友達がたくさんいても、しがらみに囚われていたら豊かじゃない。

時間がたくさんあっても、自由がなければ豊かじゃない。

自由があっても、満足できてなければ豊かじゃない。



とおもうわけさ。

だから、生徒たちにも「本当の豊かさ」について考えてもらいたい。


そのために、
日本だけじゃなくて、外の世界をぜひ見てきて欲しい。


人に言われたことを鵜呑みにしても、つまらない。

自分の目で見て、聞いて、肌で感じて、全身で考える。


それが本当の学びになっていくんだと思うんだよね😉



というわけで、
ボクの学びはまだまだ続く。

次はエジプト。


だけど、強烈なリスケ(リスケジュール:飛行機の時間変更)を食らってしまったので、めっちゃ朝早くに出発!

ドバイーアンマンーエジプトって飛びます!

待ってろ!ピラミッド!

動画ダイジェスト

See you next time!

旅はまだまだ続く。



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